3月に入り気温も上がってきましたが、日替わりで天気が変わるので中々撮影もままになりません。遅れていた梅もやっと早咲きが咲き始めましたが、ビオトープ横の昔からある大きな梅の木は日だまりになっているせいか、満開に咲いていました。
日本庭園横の通路ではセリバオウレンが咲き始め、どんぐり広場ではキクザキイチゲが咲き始めました。
《 セリバオウレン 》
セリバオウレン(芹葉黄連)山地の林内に生える小形の多年草で、本州と四国に分布している。高さ10cmほどで小さい。葉はすべて根生し、2回3出複葉となり、セリの仲間の葉のようになる。特徴として両性花と雄花がある・雌雄異株のものと同株のものがある・雌雄異株で雄花と雌花がある。
《 キクザキイチゲ 》
キクザキイチゲ(菊咲一華)キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれる本州近畿地方以北~北海道に分布し、落葉広葉樹林の林床などに生育する。高さ10~30cm。花期は3~5月で、白色~紫色の花を一輪つける。キクに似た花を一輪つけることからこの名がついた。
温室ではボーモンティア・グランディフロラ、アリストロキア・ウェストランディー 、瑠璃極楽鳥花などが咲いています。
《 ボーモンティア・グランディフロラ 》
インドの北部が原産です。蔓性で、長さは15メートルほどになります。葉は楕円形で15~25センチの長さがあり対生します。春に白い漏斗形の花を咲かせます。花には芳香があり、蜜もいっぱいある。
《 アリストロキア・ウェストランディー 》
和名:ムクゲパイプバナ(尨毛パイプ花)原産地:中国(広東~広西)奇妙な形のものは、ガクの変形したもので、花弁はない植物で虫をおびき寄せる開口部は、半月型をしています。ツボミの大きさは、大人の握りこぶしぐらいで、碁盤の足みたいにふっくらしています。その背中側の袋は、ギガンティアほど大きくはなく、開いたガク片の中にのめりこんでいます。
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《 瑠璃極楽鳥花・ルリゴクラクチョウカ 》
バショウ科ゴクラクチョウカ属(ストレリチア属)の常緑多年草である。分類体系によってはゴクラクチョウカ科とされる。学名のストレリチア・ニコライや近縁種のストレリチア・オーガスタの名でも流通している。原産地は南アフリカのケープ地方である。草丈は5メートルに達する。長い茎のように見えるのは葉の柄である。葉は長めの楕円形である。