アートインプレッション

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ブダペスト国立工芸美術館名品展 『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』 出品作品のご紹介⑩

2020-04-24 10:19:03 | ブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』出品作品

ブダペスト国立工芸美術館名品展

『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』

出展作品のご紹介⑩

 

図案デザイン:ユーリア・ジョルナイ
ジョルナイ陶磁器製造所「滝に植物蝶文スツール」1896年 ブダペスト国立工芸美術館蔵

皆様こんにちは!

本日はブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』に出展している作品紹介の第10弾!

今回はジョルナイ陶磁器製造所のデザイナー、ユーリア・ジョルナイによる「 滝に植物蝶文スツール」をご紹介いたします。

 

*ユーリア・ジョルナイ (1856–1950)
ハンガリーの画家、作陶家。

ヴィルモシュ・ジョルナイと妻のテレーズ・ベルの間に次女として生まれました。
1875 年からジョルナイ陶磁器製造所のためにデザインを提供し、主として装飾モチーフの絵付けを
行っていました

1883年にポーランド人の建築家ターデー・シコルスキと結婚し、夫婦共にジョルナイ陶磁器製造所のデザイン部門で活躍しました。

1890年以降、ユーリア・ジョルナイの図案デザインは日本の装飾モチーフを見本にして考案されるようになりました。

 

ジョルナイ陶磁器製造所については、作品紹介④のブログでご紹介しています

気になる方は下記のリンクをご覧ください

作品紹介④(ジョルナイ陶磁器製造所について)

 

こんなにも素敵なスツールを見たのは初めてです

垂直に落ちる金色をした滝、笹、菊、空を舞う蝶の風景。

それぞれのモチーフが輝いていて、ベースの赤色に映えていますね

この作品のデザインと形は日本の工芸品を参考にして作られたと言われています

デザインに関しては布地を見本にして考案したそうです

 

次のブログでも素敵な作品をご紹介いたします。

どうぞお楽しみに

福島県立美術館にて開催中のブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月19日(日)〜5月6日(水)の間、休止いたします。日程は変更になる可能性がございます。最新の情報は福島県立美術館の公式ホームページをご確認ください。

 

福島県立美術館

〒960-8003
福島市森合字西養山1番地
Tel.024-531-5511

開館時間

9:30-17:00(最終入館は16 : 30まで)

休館日

月曜日(ただし5/4(月)は開館)

観覧料 

 <一般>

1,300円(当日) /1,100円(前売り・20名以上の団体)

<大学生・専門学校生>

1,100円(当日) /900円(前売り・20名以上の団体)

<小中高生>

650円(当日) /500円(前売り・20名以上の団体)

交通アクセス (JR福島駅東口より)

●電車
福島交通飯坂線→「美術館図書館前駅」下車(徒歩2分)

●バス

9番バス乗り場より、福島交通ももりん2コース→「県立美術館入口」下車(徒歩3分)

詳しくは福島交通ホームページをご覧ください(外部ページへリンクします)


●タクシー
約5分

本展覧会は今後石川、山口、東京に巡回する予定です

展覧会詳細HPはこちらをチェック→

その他の展覧会情報につきましては、アートインプレッションHPにて随時更新しております



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