アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

The Japan Times掲載!

2016-05-31 14:59:51 | 風景画展
The Japan Times 掲載


今朝のThe Japan Timesに、「フランスの風景 樹をめぐる物語」展の記事が掲載されました


2016年6月1日(水)  The Japan Times


記事では、バルビゾン派をはじめとする風景画家たちが自然をどのように描いてきたのか、風景画の変遷について紹介しています。
右側に掲載されているのは、レオ・ゴーゾン《樹木の向こうの村》という作品です。
この作品は、点描法という新印象派の代表的な方法で描かれています。
新印象派とは、自然の光や様子を直感的な色の並べ方で表していた印象派からさらに派生し、科学的な理論に基づいて自然を描こうとした画家たちのことです。
新印象派の画家たちは、太陽の光の明るさを目に見えるままに表現するため、小さな点を使った点描法という描き方を用いました。
レオ・ゴーゾンは新印象派の理論を熱心に研究し、明るく透き通るような色合いと生き生きとした筆遣いで、風景や人物等を描きました




 

レオ・ゴーソン《樹木の向こうの村》1890年 個人蔵 Collection Priveé          東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 ジュニア版ブックレットより


樹をめぐる物語展ですが、今月26日で東京会場が終了し、7/9(土)から札幌芸術の森美術館にて開催されます
札幌芸術の森は、美術館だけでなく野外ステージや制作体験が楽しめるガラス工房、クラフト工房などが点在する、まさに芸術の拠点です

展覧会の開催期間は夏真っただ中ですが、夏の札幌は、涼しくて心地いいでしょうね
夏休みのご旅行先としてもぜひご検討下さいませ



札幌芸術の森美術館
【アクセス】
◆地下鉄真駒内駅から
地下鉄「真駒内」駅の2番バスのりばから中央バスで「芸術の森入口」下車。
(所要時間:約14分 料金:大人290円、こども150円)
※すべてのバスが「芸術の森入口」に停まります。

◆ JR札幌駅から
地下鉄南北線にて「さっぽろ」駅から終点「真駒内」駅まで乗車。(所要時間:約17分 料金:乗継券で大人420円、こども210円))    
地下鉄「真駒内」駅の2番バスのりばから中央バスで「芸術の森入口」下車。(所要時間:約14分 料金:乗り越し料金として大人80円、こども40円)
※すべてのバスが「芸術の森入口」に停まります。

【開館時間】
午前9時45分~午後5時
6~8月は午後5時30分まで開館(入館は閉館の30分前まで)

休館日
4/29~11/3は無休 (11/4~4/28は月曜日休館。 但し、月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)

詳細は、札幌芸術の森美術館HPをご覧下さい。
http://artpark.or.jp/category/miru/art/
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ヘレンド展 図録デザイン

2016-05-27 16:55:10 | ヘレンド展

ヘレンド展 図録デザイン


ハンガリーの陶磁製品の象徴であるヘレンド。
展覧会開催に際して、ヘレンドの魅力を存分に感じられる素敵な図録を作成しました
本日は、ヘレンド展の図録について、少しご紹介したいと思います

 

ヘレンド展図録 (右)表紙 (左)裏表紙


ご覧下さい
ピンクとブルーのパステルカラーがヘレンド作品の可愛らしい雰囲気を表現しています
表紙の「Herendi」(ヘレンドのハンガリー語表記です)の文字や裏表紙の「H」の印は金で彩り、
豪華絢爛たる作品のイメージを表現しました
背表紙は、本展覧会で展示されている色絵金彩「ハンガリアン・ナショナル」文カップ・受け皿の文様をあしらっています


色絵金彩「ハンガリアン・ナショナル」文カップ・受け皿 1896年頃 ブダペスト工芸美術館


「ハンガリアン・ナショナル」文様は、16世紀から17世紀まで遡るハンガリーの伝統的なモチーフです。
ヘレンドの「ハンガリー・ナショナル」が誕生したのは、19世紀末。
建国1000年祭に向けて、ハンガリーの民族意識を高揚させるような研究や収集活動が盛んに行われているころでした
この流れを汲み、ハンガリー固有の典型的な装飾文様であるカーネーションやチューリップ、ザクロや蔓(つる)の絵柄が
「ハンガリアン・ナショナル」としてヘレンドのモチーフ・コレクションとして加わったのです


図録の中身を少ーしだけご紹介


図録にも、ヘレンドの成り立ちやハンガリーの歴史背景についても詳しく取り上げており、
見た目だけでなく、内容も非常に充実したものになっています

展覧会にお越しの際は、是非お手に取ってご覧下さいませ
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樹をめぐる物語展 朝日新聞 掲載!

2016-05-18 14:24:28 | 風景画展
樹をめぐる物語展
朝日新聞 掲載!




昨日の朝日新聞 夕刊 <美の履歴書>に「フランスの風景 樹をめぐる物語」展の記事が掲載されました


2016年5月17日(火) 朝日新聞


開催から約1ヶ月、東京会場の約半分の会期が過ぎました
毎日たくさんの方にご来場頂いております


会場内で販売している図録から、駐日フランス大使館 ティエリー・ダナ大使のメッセージの一部をご紹介致します

 19世紀末から20世紀初頭にかけて、樹木は画面を構成する要素のひとつ、または主題そのものとして描かれ、
 その描写はロマン主義からポスト印象派のさまざまな美術運動にわたるフランス美術の変遷を明らかにしています。
 自然を観察し、描写し、尊ぶことを好まれる日本の観客の皆さまは、本展覧会の展示作品の豊かさを必ずや評価されるでしょう。
 ・・・(中略)仏日両国を結びつける文化の絆の深さを改めて示すこの度の展覧会の開催を非常に嬉しく思います。


図録には、展示されている作品が載っているだけでなく、作家の生い立ちや作品の描かれた時代背景も詳しく記載されています。
フランスの歴史・美術史の変遷から作品の魅力を感じたいという方は、ぜひ会場でお手に取ってください

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は毎週金曜日、開館時間を午後20時まで延長しています
ゴールデンウィークが終わり、暑ーい夏の到来にモヤモヤしている方
毎日がんばってお仕事をされている皆さま
週の終わりは、本展覧会で心休まるひとときをお過ごし下さい
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樹をめぐる物語展 読売新聞 掲載!

2016-05-17 10:34:41 | 風景画展
樹をめぐる物語展
読売新聞 掲載!


5月15日(日)、読売新聞 日曜版に「フランスの風景 樹をめぐる物語」展の記事が掲載されました



2016年5月15日(日) 読売新聞


本紙には、ギュスターヴ・ドレ《嵐の後、スコットランドの急流》とフェリックス・ヴァロットン《オンフルールの眺め、朝》が掲載されています。
エッセイストの鴻巣さんは、ドレの作品を「嵐が丘」の舞台、北イングランド・ハワースの風景に似ていると感じられたようです。

確かに、風景画を観ていると、以前に訪れたことのあるような、知らないはずなのになぜか懐かしいような不思議な感覚になることがありますよね
同じ絵を見ていても、思い出すことや思い出す風景は人それぞれだと思います。
本展覧会を通して、自分だけの「樹をめぐる物語」に思いを馳せていただければと思います


開催から約1ヶ月が経ちました
皆さまお見逃しのないよう、ぜひ足をお運び下さいませ
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ヘレンド コレクション ~シノワズリーについて~

2016-05-10 12:26:10 | ヘレンド展
ヘレンド コレクション
~シノワズリーについて~


だんだん暖かくなり、少しずつ夏が近づいてきましたね
ふくやま美術館がある福山城公園内では、ピクニックしているご家族がいらっしゃいました

 



今回のヘレンド展の大きな特徴は「シノワズリー」と呼ばれる作品が数多く展示されているということです。
シノワズリーとは、17世紀半ば頃からヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式のことで、
ヘレンドは、既に最盛期を過ぎていたシノワズリーのデザインを独自に再構成することにより、東洋の文様を巧みに取り入れた洗礼されたデザインの作品をつくりました



色絵金彩「ゲデレー」文ティーセット 1875年頃 ブダペスト国立工芸美術館




この作品は、オーストリア=ハンガリー二重帝国 国王フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートに献上された「ゲデレー文様」というシリーズ作品です。
赤地の中に浮かび上がる緑や黄色、朱や青の花々は非常に色鮮やかです




色絵花卉人物飾り透彫皿 1880年頃 ヘレンド磁器美術館


この楕円形の盆には、「シーアン・ノアール(西安の黒)」と呼ばれる東洋風のモチーフが施されています。
真っ白な地にシャクヤクの花とプラムの枝が描かれており、丹念に描かれた花のモチーフが、目を惹きます
両端のお椀を持って互いに見つめ合っている男性(おじさん?!)が、何とも可愛らしいですね
この男性は「マンダリン」と呼ばれるシリーズで、展示作品にたびたび登場します。
マンダリンおじさんがどの作品に隠れているか、会場で探してみてくださいね


  


すやすや眠る日本の子供 1900-1910年 ヘレンド磁器美術館


                                  
こちらは作品の名前の通り、日本の男の子をモチーフにした作品です
色鮮やかな掛け布団の下で眠っています
掛け布団のモチーフは一人ひとり異なり、どこかシノワズリーを感じさせるデザインになっています。

ヨーロッパだけでなく、世界に目を向け、東洋の文様に着想を得たヘレンド。
このように新たなことへ挑戦していく姿勢が、現代にも続くヘレンド磁器の人気につながっているのかもしれませんね
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ヘレンド展 開幕!

2016-05-09 10:04:15 | ヘレンド展
ヘレンド展
@ふくやま美術館 開幕!



昨日のNHK日曜美術館 アートシーンはご覧頂けましたでしょうか
本日は、今月16日からふくやま美術館にて開催されている「ヘレンド展」について紹介させていただきます

ヘレンドとは、今から190年前にハンガリーの首都ブダペストの南西120kmほどの静かなヘレンド村に開窯した陶磁制作ブランド。
統治下にあったハプスブルク家に庇護され、皇妃エリザベートにこよなく愛された名窯です



ポスターに使用されている「ヴィクトリア」という作品は、1851年に開催されたロンドンの万国博覧会に出展された作品です。
ヘレンドが一躍有名になったのは、イギリスのヴィクトリア女王からディナーセットの注文を受けた1851年のロンドン万博博覧会のときでした。
愛くるしい花と蝶が活き活きと描かれた「ヴィクトリア」は、今もなお、多くの人を惹き付けています


藍地金彩唐草文コーヒーセット 1890年頃 ブタペスト国立工芸美術館所蔵


本展覧会が開催されているふくやま美術館は、イタリアを中心とした20世紀ヨーロッパの美術、郷土ゆかりの作家、日本の近代・現代美術作品を所蔵しています。
福山城公園と連携する都市型・公園型美術館は、休日をご家族で過ごすにはもってこいの環境です
今年、開窯190周年・アニバーサリーイヤーを迎えるヘレンドを是非ご覧下さい

ふくやま美術館 
【アクセス】
 〒720-0067 広島県福山市西町二丁目4番3号
 9時30分から17時 
 月曜日(祝休日の場合、翌日)、年末年始

徒歩
・JR福山駅北口より西へ約400m


・山陽自動車道 福山東インターチェンジより西へ車で約20分

【関連イベント】
★記念講演会「東西の器の出会い~ヘレンド陶磁を中心に~」
 講師:木村ふみ(食環境プロデューサー/本展会場内テーブルコーディネーター)
 日時:5月21日(土曜日)午後2時~3時30分(開場:午後1時)
 会場:1階ホール
 定員:150名 先着順・聴講無料

★ギャラリートーク
 講師:当館学芸員
 日時:5月14日(土)、22日(日)、6月11日(土)午後2時
 会場:1階企画展示室 *当日の特別展観覧券要



詳細はふくやま美術館HPをご確認下さい。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
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樹をめぐる物語 NHK日曜美術館 アートシーンに登場!

2016-05-06 16:55:58 | 風景画展
樹をめぐる物語
NHK日曜美術館 アートシーンに登場!


 


5月8日(日) NHKの日曜美術館 アートシーンにて「フランスの風景 樹をめぐる物語」展が放送されます
展覧会の魅力の一端を感じて頂けると思いますので、是非ご覧下さいませ

【本展の放送時間】
NHK Eテレ 朝9:45~ (本編は9:00~9:45)
再放送 同日夜 20:45~(本編は20:00~20:45)
*番組HPはこちら http://www4.nhk.or.jp/nichibi/357/




美術館から少し足を伸ばすと、新宿御苑という広い庭園があります。
都会の真ん中にあるとは思えないほど木々が生い茂り、本展覧会で描かれているような自然の風景に出会えます。


東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 42階からの眺望
(左奥に移っているのが新宿御苑の森です


アートシーンをご覧になった後、本展覧会をご覧いただき、
その後、新宿御苑の森の中を散策する
・・・なんて、なんだか素敵な一日になりそうですね

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館のご利用案内/アクセス詳細は美術館公式HPをご参照ください。
http://www.sjnk-museum.org/access/access-ground2
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