アートインプレッション

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ブダペスト国立工芸美術館名品展 『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』 出品作品ご紹介⑫

2020-04-28 10:23:28 | ブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』出品作品

ブダペスト国立工芸美術館名品展

『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』

出展作品のご紹介

ミントン社「濃紫地金彩昆虫文蓋付飾壺」1872年 ブダペスト国立工芸美術館蔵

 

 

こんにちは

今回はブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』に出展している作品紹介の第12回目!

 

本日はミントン社の「濃紫地金彩昆虫文蓋付飾壺」をご紹介いたします

 

深い赤色の器表に様式化されたテントウムシやミツバチ、カミキリムシ、蝶などの昆虫が
金彩で絵付けされている作品。

それぞれのモチーフ光り輝いていて本当に美しいですね

日本の象嵌が施された漆芸品にも似ている部分がありますね。

 

この作品を制作したミントン社のティーカップやプレートを持っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか

芸術的な作品だけでなく日常的にも楽しむことができる製品を数々生み出したミントン社について下記にご紹介いたします

 

*ミントン社

1793年、トーマス・ミントンによってスタッフォードシャーのストーク=オン=トレントに創業されたイギリスを代表する陶磁器メーカー。

19 世紀半ばから後半にかけてハーバート・ミントンとコリン・ミントン=キャンベルらに
よって技術的革新性や芸術的造形性が導入され、飛躍的な発展を遂げ、業界屈指の工場となりました。

製品は、陶磁器産業のどの分野においても芸術的にも技術的にも高いレベルに達するものばかり。

金彩をふんだんに施した手の込んだテーブルウェアや、リーズナブルな値段の転写絵付けの食器セット、装飾器や小像などを生産した他、建築用の装飾セラミックや庭園用の花器などを主に製造しました。

 

次のブログでも素敵な作品をご紹介いたします!

お楽しみに

福島県立美術館にて開催中のブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月19日(日)〜5月6日(水)の間、休止いたします。日程は変更になる可能性がございます。最新の情報は福島県立美術館の公式ホームページをご確認ください。

 

福島県立美術館

〒960-8003
福島市森合字西養山1番地
Tel.024-531-5511

開館時間

9:30-17:00(最終入館は16 : 30まで)

休館日

月曜日(ただし5/4(月)は開館)

観覧料 

 <一般>

1,300円(当日) /1,100円(前売り・20名以上の団体)

<大学生・専門学校生>

1,100円(当日) /900円(前売り・20名以上の団体)

<小中高生>

650円(当日) /500円(前売り・20名以上の団体)

交通アクセス (JR福島駅東口より)

●電車
福島交通飯坂線→「美術館図書館前駅」下車(徒歩2分)

●バス

9番バス乗り場より、福島交通ももりん2コース→「県立美術館入口」下車(徒歩3分)

詳しくは福島交通ホームページをご覧ください(外部ページへリンクします)


●タクシー
約5分

本展覧会は今後石川、山口、東京に巡回する予定です

展覧会詳細HPはこちらをチェック→

その他の展覧会情報につきましては、アートインプレッションHPにて随時更新しております



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