アートインプレッション

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ブダペスト国立工芸美術館名品展 『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』 出品作品のご紹介⑬

2020-04-30 10:28:09 | ブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』出品作品

ブダペスト国立工芸美術館名品展

『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』

出展作品のご紹介⑬

 

エミール・ガレ「菊花文花器」1896年頃 ブダペスト国立工芸美術館蔵

 

みなさまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか。
 
 
本日はブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』作品紹介第13回目!
 
今回は、エミール・ガレと「菊花文花器」についてご紹介いたします

「エミール・ガレ」のガラス工芸は、日本でも強い人気がありますよね。

彼の作品を鑑賞したことがある方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

■エミール・ガレ

フランスの家具、ガラス器デザイナー、工場経営者。

アール・ヌーヴォーの創始者のひとりで、当時、最も影響力のあった芸術家です。

ナンシー派という、とりわけ植物文様をモチーフにした自然主義的な表現に特色を持っているグループの

設立者でもありました。

優美で軽やかな家具に加え、ガラス器を制作していた作家です。

 

エミール・ガレの作品は作品紹介第2弾でもご紹介しています

まだご覧になられていない方は、こちらの作品紹介ブログもよろしければご覧ください

→エミール・ガレ「洋蘭文花器」

 

琥珀色のガラス素地に描かれた様々な形をした咲き誇る菊の花と霧や霞の帯のコントラストが

神秘的な美しさを放っていますね。

この花々はエナメル彩と言う色ガラスの粉末を油などで溶いた顔料で器面にモチーフを描き、焼成する方法によって表現されています。

豪華な装飾が施された花器は、所々厚みを帯びたガラス層と器表の作用によって、

光が当たると一味違った印象を感じられるのです

 


エミール・ガレ「菊花文花器」1896年頃 ブダペスト国立工芸美術館蔵

福島県立美術館 展示室写真

(撮影:弊社スタッフ森本)

 

光によって様々な表情を魅せる花器についつい見惚れてしまいます

 

次のブログもお楽しみに

 

福島県立美術館にて開催中のブダペスト国立工芸美術館名品展『ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月19日(日)〜5月6日(水)の間、休止いたします。日程は変更になる可能性がございます。最新の情報は福島県立美術館の公式ホームページをご確認ください。

 

 

福島県立美術館

〒960-8003
福島市森合字西養山1番地
Tel.024-531-5511

開館時間

9:30-17:00(最終入館は16 : 30まで)

休館日

月曜日(ただし5/4(月)は開館)

観覧料 

 <一般>

1,300円(当日) /1,100円(前売り・20名以上の団体)

<大学生・専門学校生>

1,100円(当日) /900円(前売り・20名以上の団体)

<小中高生>

650円(当日) /500円(前売り・20名以上の団体)

交通アクセス (JR福島駅東口より)

●電車
福島交通飯坂線→「美術館図書館前駅」下車(徒歩2分)

●バス

9番バス乗り場より、福島交通ももりん2コース→「県立美術館入口」下車(徒歩3分)

詳しくは福島交通ホームページをご覧ください(外部ページへリンクします)


●タクシー
約5分

本展覧会は今後石川、山口、東京に巡回する予定です

展覧会詳細HPはこちらをチェック→

その他の展覧会情報につきましては、アートインプレッションHPにて随時更新しております


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