ぶろぐ 熊野の癒しと蘇りの光の氣を ! ! 弘祥の835号の空室・芝下(しばした)鍼灸整骨院自由診療部の引越し先

熊野で氣功師&ダウザーとして日々患者の皆様の「氣」と交流できる事に感謝です。「熊野の癒しと蘇りの氣」を届けたいと思います

 「おとう」に上らせていただきました。

2011-02-09 11:17:28 | 熊野-くまの

皆様、いつもたいへんお世話になり、ありがとうございます。初めての方は、どうぞ、よろしくお願いします。 ご縁を感謝申し上げます。

弘祥、「おとう」(お灯まつり、お燈祭りとも呼びます。ここ熊野の地元では おとう と呼びます。)に上らせていただきました。毎年、熊野新宮で2月6日にある熊野に春を呼ぶ祭りと言われているもので、1400年以上続いているお祭りです。(上(のぼ)るとは 、参加することをさします。 上る者のことを、上り子(のぼりこ)(あがりこ)と呼びます。この日は、上り子は、白いものしか食べません。独特の白装束を、着て腰に荒縄を奇数回巻いて、祈願を書いた五角錐の花(かんなで1枚1枚削って作っています。)が付いた松明(たいまつ)を持ってあがります。


今年の、弘祥の松明には、家内安全(自分が元氣に仕事をさせて頂けるのは、この御陰ですから)病氣平癒(弘祥とご縁のある患者様方の病氣が一日でも早く平癒するようにと…)身体健康(弘祥とご縁のある方々が今年も健康でお元氣でご活躍されるますようにと…)、地球平和(今、生かして頂いている地球が平和でありますようにと…)と熊野の神々にお祈りして参りました。 五角錐の松明の正面に奉納あるいは奉と書き、残り4面に上記のような御祈願を書きます。そして、その願いは、松明が燃えて炎とけむりになって熊野の空高く上って神々の元に参るそうです。また、正面の下の持ち手付近には、氏名、生年月日、年齢などを墨などで書き入れます。






上り子は、禊ぎ(みそぎ)の後、白装束に着替え荒縄で腰に3回かあるいは、5回または7回と奇数で巻き付けて男結びで止めます。白足袋を履いて、わらじをはきます。持ち物は、三社参りに参った際に引きちぎってお賽銭箱に入れるため、半紙などで包んだ5円玉を水引で結わえて4つぶらさげた身長に合わせた五角錐の松明(たいまつ)を持ちます。松明には、持ち手と花(かんなで削って作っています。)が付いております。


ここには、また、あとで出発の際に撮った写真をできれば載せたいと思います。








三社とは、阿須賀神社、熊野速玉大社、妙心寺(熊野信仰を全国に広めたと言われる熊野比丘尼の本寺で由緒あるところですが、現在は、住持はいらっしゃいません。)とお参りして、神倉山に上ります。

源頼朝公御寄進の石段を538段上ります。特に中の地蔵までの最初の200段ほどは、急峻で「手首が立てたるがごとし」といわれるもので、地元の者は、老若男女、けっこう誰でもすたすたと上がって行きますが、はじめて来られた方は、足がすくむとよく聞きます。上りより下りの方が、怖いそうです。









ビデオの中で開門して1分30秒ほどで、消防の方が拡声器で緊急のサイレンを鳴らしておりますが、ちょうど弘祥と一緒に上った4人がそれぞれ小競り合いをしながら門を出て2メートルくらいの所でした。ふもとに向かって左手にいた自分の少し前の消防や介釈の方々が、緊迫して「止まれ、止まれ」と大声で叫んでおりまして、それを聞いて自分達も大声で後ろに「止まれ、止まれ」と順番に伝えました。すごく緊迫していたのですが、暗くて何があったかは、知らないのですが…




下りてきて自宅に帰り着いた時に娘が、撮ってくれたものです。






その後、神棚に納まった松明(たいまつ)は、我が家を1年間見守って下さいます。








翌日の神様のお祭りしているお部屋は、何と表現していいか分かりませんが、いい香りがします。一緒に上った村上さんの奥さんからも「たいまつの炭の匂いが、心地良いですね。」とメールをもらいました。


今日4日は立春です。春の養生をおひとつどうぞ。

2011-02-04 00:35:08 | EMXセラミックネックレス

 皆様、ありがとうございます。初めての方は、ご縁を感謝いたします。どうぞ、よろしくお願いします。

 

EMXセラミックのネックレスに、黄色の色の含まれる方には、ご苦労様でした。本日、4日立春になりましたので、土用は終わりました。今日からは春です。春を表す色は、東洋医学では、青色となります。 次にかかげる色の方は、大切な季節になりました。お氣をつけて、お過ごし下さい。 

 

         春を表す青色を含む各色 

  

つまり

ブルー  =(青色))

ペールグリーン  うすい緑= (青+黄+白) )

グリーン  =(青+黄) )

ダークグリーン    濃い緑= (青+黄+黒) )

ダルグリーン   にぶい緑= (青+黄+黒+白) )

バイオレット    むらさき= (青+赤+白) )

 

 以上の6つの色の方は、春は、肝の氣が、旺盛になる時期なのですが、旺盛になれない場合が、多くみられます。肝の氣が、弱くなると、筋(すじ)が痛んだり、筋(すじ)が、疲労しやすくなります。また、目が疲れやすくなり、眼の疾患になりやすくなります。ます。肝の氣は、イライラ(=怒)しすぎると、弱くなります。東洋医学では、中からの原因(内因)は肝は、怒です。肝臓を悪くした方が、怒りっぽいのは、その為です。また、その他に、外からの原因(外因=臓を悪くする自然の現象)があり、肝は、風です。風の邪ということで、東洋医学では、風邪(ふうじゃ)と、表わされます。ですから、風門(背中の上の方に、あります。)というツボがあり、ここから風邪(ふうじゃ)は、入ります。皆様が、風邪(かぜ)の初期に、背中の上の方が、ぞくっとして  ( ̄・・ ̄)ムズ( ̄^^ ̄)ムズ(>0<)クシュン( ̄ii ̄)ジュル  になるわけですが、その場所がまさに風門(字のごとく、風邪ふうじゃが入る門)なのです。風邪引きの際、背中がぞくっとしたら、温めて上げて下さい。貼るカイロなどを、一枚服の上から、貼っていただくだけで、風邪引きの治りが、早くなると思います。ただし、寝るときは、1枚服の上から貼り付けても、直接さわってしまったりして、低温やけどのおそれがありますので、決して、貼らないで下さい。

ゆえに、特に上記の色の方は、この時期、風に当たりすぎないようにすることが、大切になるわけです。

 

 東洋医学の五行学説から、肝を選んだ場合、五味(五臓を養う味)は、すっぱい味、五穀(食べると良い穀物)は麦、五果(食べると良い果物)は李(=すもも)、五肉(食べると良い肉類)は鶏肉となります。したがって、イライラしやすい人などは、肝の氣を旺盛にするために、鶏肉やすもも、麦などをとるのが良いとされています。

どうぞ、青色の色が、構成として含まれる6つの色の方は、春のこの時期をお過ごしください。

 

参考文献 東洋医学全書


節分が終わりました。いよいよ、近づいて参りました。

2011-02-03 23:58:17 | 熊野-くまの

 皆様いつも、ありがとうございます。初めての方は、ご縁を感謝申し上げます。

 今日は、節分でどんと焼きに午前の診療後、お昼休みに行って来ました。

 正月に飾ったしめ縄と一緒に、昨年のおとう(お灯祭りともお燈祭りとも書き表します。)の松明(たいまつ)も神棚から降ろして氏神様の境内で焚いていただきました。

 

     

 

  どんと焼きに降ろす前の昨年のおとうの松明と一緒に写る垂れ下がる松明は、今年の2月6日のおとうの松明です。

松明を買い求めさせていただいた松明作りの名人の上道さんから、「 帰ったら上る日まで、逆さにしてつっといてぇのぉ 」と聞きましたんでこうして、神棚のお祭りしているお部屋にかけておりました。

買ってきてかけたときに、なんともいえない檜の香りが部屋中に広がりました。

 

お昼休みに、わらじも水につけました。明日お昼に、ばけつから出して天日に干します。

 

白装束や腰に巻く荒縄やさらしなど一式も用意しました。

 

いよいよ、熊野新宮に春を呼ぶ祭り おとうがやって来ました。

上道さんが松明を買いに見えられた方全てに伝えておりました。

あたたかい言葉です。

「事故のないようにのぉ」

「氣ぃつけて、下りて来(こ)うれのぉ、」

 

「たのむでぇ」

 

おとうが終わると熊野に春がやってきます。