皆様いつも、ありがとうございます。初めての方は、ご縁を感謝申し上げます。
今日は、節分でどんと焼きに午前の診療後、お昼休みに行って来ました。
正月に飾ったしめ縄と一緒に、昨年のおとう(お灯祭りともお燈祭りとも書き表します。)の松明(たいまつ)も神棚から降ろして氏神様の境内で焚いていただきました。
どんと焼きに降ろす前の昨年のおとうの松明と一緒に写る垂れ下がる松明は、今年の2月6日のおとうの松明です。
松明を買い求めさせていただいた松明作りの名人の上道さんから、「 帰ったら上る日まで、逆さにしてつっといてぇのぉ 」と聞きましたんでこうして、神棚のお祭りしているお部屋にかけておりました。
買ってきてかけたときに、なんともいえない檜の香りが部屋中に広がりました。
お昼休みに、わらじも水につけました。明日お昼に、ばけつから出して天日に干します。
白装束や腰に巻く荒縄やさらしなど一式も用意しました。
いよいよ、熊野新宮に春を呼ぶ祭り おとうがやって来ました。
上道さんが松明を買いに見えられた方全てに伝えておりました。
あたたかい言葉です。
「事故のないようにのぉ」
「氣ぃつけて、下りて来(こ)うれのぉ、」
「たのむでぇ」
おとうが終わると熊野に春がやってきます。