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熊野に生まれ育った者は、何かしらで知っている今から125年前に串本・紀伊大島の樫野崎沖で台風で座礁して、沈んだトルコの軍艦の話しをこの度、映画化して公開となりました。
熊野に生まれ育った者として、この史実が、紀伊大島・串本・熊野から日本の全国に広く広がるのはうれしいことです。
その映画のタイトルは 海難1890 という 映画です。
この映画を撮られた監督は、田中光敏監督です。今まで 「化粧師 KEWAISHI」 「精霊流し」 「火天の城」 「利休にたずねよ」 などの作品があります。
12月5日ある60代の患者様が、「はじめて夫婦で映画を見に行きました。初めて、二人で一緒に観た映画が、この映画になりました。とても、良かったです。是非、先生も奥様とお二人で見に行って見えて下さい。」と勧められ、自分は、予定では、もう少し後で観るつもりでした映画を、かみさんと時間を合わせて急遽、12月9日水曜日の午後に観てきました。
感想は、すばらしい映画でした。とても、感動いたしました。ここから車で、1時間ちょっとくらいで、今では、串本に行くことが出来ます。
紀伊大島の樫野崎沖で座礁して遭難したトルコの軍艦エルトゥールル号の史実を真正面にとらえて、大島の人々が、台風のまっただ中、如何に自分の命を賭けて、助けようとしたか…、画面から伝わってきました。
映画を見て、串本の寺で見つかった当時、治療に携われた医師に、後にトルコから治療費を請求して欲しいと、手紙が来た時にその返事を書かれた医師の言葉が…思い出されました。そして、なぜトルコが、親日国であるのか、それも伝わります。今の時代、人々が忘れてしまってる、「思い」 「真心」を思い出させる映画と思いました。
また、Facebookで熊野の友達が、何人も書いてましたが、熊野の素朴さや熊野の自然の厳しさ、当時の人々の営みがよく伝わってくる何ともいえないカラーで描かれていて、とても良かったと書いてました。自分も全く同じ気持ちに感じました。
映画を見終わって、本当に、今、一度、己を振り返ってみる良い機会を頂きました。
誰かに観てもらいたく、話したく思いいろいろと伝えました。鍼灸の同級生のLINEでも伝えたら、すぐ、反応して下さる友人達もおり、先日は、東京で観た同級生の一人が感想をあげてくれました。
おはようございます。
今年も残すところ、後10日風邪などひかないように頑張りましょうね(笑)
芝ちゃん、映画観てきました。
私はこの歴史は知りませんでした。 真心のこもった良い映画でした。ひとりひとりが、考えていかなければならないし、今の時代に大切なことを伝えようとしていると思います。
芝ちゃん、教えてくれてありがとう~☺
皆さんも、時間ができたら是非ご鑑賞下さい。
とても良い映画です❗
また、京都で観てくれた友人からも
芝ちゃん、今、海難1890を観ました。
2時間以上の映画なのに
ア~~っというまに終わりました!
串本町やトルコの人たちの真心があれば、
世界中の戦争も無くなるのに、
感動しました。
と感想を送ってもらいました。本当にうれしかったです。
また、月に2回定期的に串本からメンテナンスにおみえの患者様方もおられ、聞いてみましたら「素晴らしい映画で、また、観たいです。串本町内の学生は、全員みせてもらいました。」と教わりました。
ここで話しは変わりますがAmazonの電子書籍を読むものにKindleというものがあります。Kindleを買い求めて初めて買い求めた電子書籍が、実は、今回のトルコ航空機の特別機のお話である「撃墜予告 テヘラン発 最終フライトに急げ」-希望の絆をつなげ プロジェクトX ~挑戦者たち~でした。
今、一度、本を読み返して見ましたので、映画では語られなかったことを中心に少し書いてみたいと思います。
映画では、割愛されてましたが、トルコに陸路脱出した日本の商社マンが、東京の本社から驚くべき指令を受け取ります。
「オザル首相に頼んで、トルコ航空機を出してもらえ…」
そして、追って、「全ての業務に優先して救出作戦を行え」と指示が東京から発せられ、親友であったオザル首相に電話をかけます。
この商社マンは、オザル首相とは、10年を越える親交がありました。当時、トルコの経済官僚だったオザル氏と初めて会い、外貨の獲得に苦労して経済が疲弊していたトルコで商社マンの働きで、日本のある企業の技術協力の下、トルコで製造したトラクターがあたり、中東を中心に販売網が出来て外貨の獲得に成功し、トルコ経済を建て直したオザル氏は、その後、首相まで上りきります。
いくら、本社の指示といえ、親友といえ、今や、オザル氏は、トルコを代表する首相です。商社マンは、悩んだそうです。
しかし、ことは一刻を争います。そして、思い切ってオザル首相に電話をかけます。
また、このとき、同時にもう一つの動きがありました。
それは、トルコと日本の駐イラン大使館に、全く同じ日に日本大使館には、野村豊大使が、トルコ大使館には、イスメット・ビルセル大使が、着任しておりました。
イランに同日に着任したことなどから、やがて両大使は、奥様も含めて家族ぐるみの親交がはじまり、奥様同士でイランの町中に買い物に一緒に連れ立っていくようになり、野村日本大使御夫妻とビルセルトルコ大使御夫妻は、どんどん親交を深めていったそうです。
日本からの救援機が間に合わないという時、野村大使からビルセル大使に「トルコから救援機をだしてもらえないか…」と依頼があった時、同じ大使として自国民の命を守ろうとする野村大使の苦悩を知るビルセル大使もトルコ本国に緊急の電報を打ちました。
親友の商社マンから電話がかかった際、イランのビルセル大使からの要請も入っていたオザル首相は、少し無言の後、
「ドストゥム(親友)」
そして、質問も反論も一切せずに
「アンナドゥム・メラークエットゥメ」
わかった。心配するな。
決定は、すぐにイランのビルセル大使を介して野村大使にも朗報は届きます。野村大使にも、ビルセル大使は、エルトゥールル号の恩返しです…と、しかし、野村大使には、何のことかわからなかったみたいです。
首相の指示を受けたトルコ航空では、映画で描かれたようにパイロット、航空機関士、今で言うフライトアテンダントに志願者を募ります。クルーが選ばれてすぐに、飛行経路の検討にはいります。そして、トルコからイランへは、危険なイラク上空を避けて航行するため北に大きく迂回して、カスピ海を南下しテヘランに向かうというルートが、決まりました。
イランの上空を飛ぶ全ての飛行機を敵とみなし、撃墜するというイラクのフセイン大統領が、世界に発した48時間のタイムリミットまであと、12時間という時間にトルコでは、イランに向けての特別機が、離陸寸前で待機させられました。
機長達に告げられた理由は、「イランから運行許可が出ない、待機しろ…」
たまたま、お礼を伝えようと野村大使の奥様は、ビルセル大使の奥様に電話をかけました。そして、日本人救出を氣にかけてトルコの本国と連絡を取り合っていたビルセル大使の奥様は、いち早くイランの着陸許可が、降りないためトルコで待機させられている特別機のことを知り野村大使の奥様に伝えられました。奥様からそれを聞いた夫の野村大使は、空襲警報が鳴り響く中イランの外務省に飛び込みます。また、トルコのビルセル大使は、同時にイラン側の外務大臣と電話で話をしてラフサンジャニ大統領まで話しを通しました。
タイムリミットまで、6時間と言う時ようやくイランの許可が下り、トルコ航空機は、日本人のための特別機と定期便が、相次いで離陸しました。
しかし、飛行中にも、イラン当局からは驚くべき指示がきます。本当にトルコ航空機かを確かめるために、イランへは、ジグザグで飛んでこいと…ただでさえ、時間が差し迫っているところにロスになるジグザグ航行を求められました。
また、もう一つ忘れられないことがありました。大使館職員達の奮闘です。
イランのテヘラン市内や市外などに分散して避難している日本人に空港に来てもらわないと行けなかったからです。トルコから日本人のために戦火の中を飛んできてくれる特別機に、出来るだけたくさんの日本人を乗せるためでした。大使館職員の中には、死を覚悟して遺書を書いた人もいらっしゃったと聞いたことがあります。
そして、特別機と定期便のトルコ航空機は、 イランの空港に無事、相次いで着陸しました。着陸して、日本人を乗せた特別機は、イラン滞在時間およそ30分の後トルコに向けて飛び立ち、その後、30分ほどで定期便も無事、飛び立ちました…
海難1890 予告2- A
英語版です。
125 YEARS MEMORY (Ertugrul) - Official Trailer [HD]
次の書籍を、自分も今一度、詳しく知りたいと思い買い求め読み出しました。同じように読みたい方のために、ここに置いてみます。画像をクリックしてみて下さい。
次の書籍は、当院の待合室で、子供さんたちにみてもらえうるよう買いそろえました絵本です。同じように読みたい方のために、ここに置いてみます。画像をクリックしてみて下さい。
次の本は、原本は英語で書かれてまして、前国連大使の著者オメル・エルトゥール氏が 綿密な調査によって現代に甦らせた歴史物語。また、仮の本の名前として日本訳の本では、「トルコ軍艦エルトゥ-ルル号の海難」と名付けられたそうです。同じように読みたい方のために、ここに置いてみます。画像をクリックしてみて下さい。
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