昨日に続き思い出のレストランシリーズ第2弾。今回ご紹介するのは茗荷谷の洋食屋『バンビ』。
私の通っていた中学高校は、地下鉄丸の内線の茗荷谷駅が最寄り駅で、その茗荷谷駅近くに存在していたのが、この『バンビ』。
写真は、現在のバンビ茗荷谷店。今は春日通りに面しており、堂々とした佇まいのお店でありますが、私が高校時代に通っていた時は、通りの反対側の奥まったところ、拓殖大学横のこじんまりしたお店でした。とにかく、旨くて安い! というのがバンビの特長でありまして、御覧の『バンビランチ』が、スープもライスも付いてて480円。
そして、次の『ドカン焼き』も、スープとライス付きで380円。
当時、バンビの隣にあった吉野家の牛丼(並)が350円でした。当時の吉野家はカウンター席のみの回転率商売のお店でしたが、ちゃんと着席テーブルで料理を供する洋食屋さんが、上記のお値段でやってくれていたので、高校生でも、週に1回、土曜日くらいは、ここでランチを楽しむことが出来たという次第。大変ありがたい存在のお店でありました。
ちなみに、浪人生時代、あるいは大学生の時代に、お茶の水駅近く、もっと正確には地下鉄都営新宿線の神保町駅近くにも、洋食屋『バンビ』があって、そこのお店に随分お世話になったという方もいらっしゃると思います。お茶の水のバンビは、茗荷谷のバンビの支店だったと思います。
その後、洋食屋バンビは、当初の茗荷谷店が閉鎖となって、またお茶の水店も閉鎖となって、四谷に本店を構えたようです(今でも四谷が本店のようです)。さらに、新宿東口の地下街であるサブナードレストラン街に出店するとともに、新茗荷谷店を春日通沿いに復活させ、最近では、池袋のサンシャインシティの中にもお店を出した模様。
私自身は、当初の茗荷谷店とお茶の水店が閉鎖後は、洋食屋バンビは消滅してしまったと思い込み、寂しい思いをしていたのですが、今から5年前に、偶然に新宿サブナードレストラン街のお店を発見して、バンビが生き永らえていることを知り、狂喜乱舞してしまいました。
40年以上前に東京で学生だった方で、私と同じような思い出を抱いているオヤジは、全国に数多くいらっしゃると思います。皆さん、茗荷谷とお茶の水にあった洋食屋バンビは、まだ別の場所で生き残っていますよ!
お値段は、ソコソコ上がってはいますが、味に関しては保証付きであります。ぜひ、新茗荷谷店でも、新宿サブナード店でも、お寄りくださいな。懐かしいメニューが全て残っていますよ‼