まずは札幌のエルムS。勝ったのは、ヘニーヒューズ産駒の5歳牡馬フルデプスリーダー。好スタートから6番手追走を選択します。直線に入ると、2番手から早め先頭に立ったヘニーヒューズ産駒ウェルドーンの外から追いかけて、フルデプスリーダーとオメガレインボーの2頭が併せ馬状態のまま競り合います。フルデプスリーダーが抜け出して、前を行くウェルドーンも差し切ったところがゴール。勝ちタイムは1分44秒2。2着はウェルドーン、3着にオメガレインボー。
勝ったフルデプスリーダーは嬉しい重賞初勝利。丹内祐次騎手のファイン騎乗でありました。2着のウェルドーン、3着のオメガレインボーは、ペースを読んで前々から勝ち負けの出来るレースに。
1番人気のブラッティーキッドも、好位置から伸びてきてはいましたが、本日は及ばず4着に。またチャンスはあると思います。
そして新潟のレパードS。勝ったのは、モーリス産駒カフジオクタゴン。中団待機を選択して脚を溜めます。直線に入ると、3番手から先に抜け出したドレフォン産駒タイセイドレフォンと、外から豪快に差してくるキズナ産駒ハピとの叩き合いに。仕掛け始めた時に、外にいるハピを大きく跳ね飛ばしたことが功を奏して、内のタイセイドレフォンを抑えつつ、外のハピの脚を余させたまま、先頭でゴール。勝ちタイムは1分51秒9。クビ差、クビ差で、2着はタイセイドレフォン、3着にハピ。
勝ったカフジオクタゴンは嬉しい重賞初勝利。香港のホー騎手も、JRA重賞は初勝利。2着のタイセイドレフォンと3着のハピは、惜しい負けではありましたが、力を示しましたので、すぐに重賞勝ちを期待できる内容でありました。