まずは府中のジャパンカップ2020。自分は昭和48年から日本競馬を観てきましたが、これだけのスターホース同士の闘いは記憶にありません。
古くは、ハイセイコー・タケホープ・タニノチカラの有馬記念、トウショウボーイ・テンポイント・グリーングラスの有馬記念と宝塚記念、ミスターシービー・シンボリルドルフ・カツラギエースの有馬記念、サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダーの毎日王冠、ウオッカ・ダイワスカーレット・ディープスカイの天皇賞秋など、それぞれ当時は『スターウォーズ』などと囃し立てたレースはありました。しかし、今回のように、無敗の三冠馬・無敗の三冠牝馬の誕生という、何十年に1回の出来事が同年度に発生した上に、史上最強牝馬と評される2年先輩の現役最強馬が、この2頭の決戦の場に敢えて参戦してくるなど、誰が予想できたでしょうか。
これも、新型コロナの影響で、もし競馬開催が中止されていれば、無敗の三冠馬も、無敗の三冠牝馬も、歴史の陰に隠れた存在に過ぎなかったはず。でも、競馬開催は中止されず、無観客ながら世界で唯一、予定どおりに変更なしに開催を続けられたことが、無敗三冠馬・無敗三冠牝馬の誕生に繋がりました。
自分は、ここは『歴史の必然』てヤツを信じることに致しました。すなわち、日本競馬の新時代の幕開けに相応しい、象徴的な年が2020年で、そこに現れたコントレイルとデアリングタクトという奇跡的な存在のためのジャパンカップであると。アーモンドアイは、それを祝福するために参戦したと。
ということで、本命には⑥コントレイル、対抗には⑤デアリングタクト、そして単穴には②アーモンドアイとして、馬券はこの3頭だけに絞ります。⑥コントレイルを頭固定の三連単2点 ⑥⇒⑤②⇒⑤② だけで勝負します。
ちなみに『3強対決はその3頭では決まらない』という定説がありますが、それは『ナンチャッテ3強』の場合であって、前述したような、真の歴史的な3強対決では、全て3強が1着2着3着を占めておりますので、ご確認を。
皆さん、ジャパンカップ2020を観て、日本競馬の歴史の証人になりましょう!
おまけで京阪杯。⑬カレンモエに期待。ご存知、ロードカナロア×カレンチャン×安田隆行厩舎という短距離界の超新星です。⑬カレンモエの単勝1点で。