マイルCSに出走予定者へのインタビュー、最後は3歳牡馬のサリオスさんです。
「えっ⁉ もしコントレイルくんがいなかったら? う~ん、考えても仕方がないテーマなので、考えないようにしています」
「え? それでもって‥。けっこうシツコイ記者さんですね。そうですね‥。その場合は、自分が無敗の二冠馬となって、この秋は間違いなく菊花賞へ向かったと思います。そして、間違いなく、あそこでアリストテレスくんに完敗したと。彼は、正真正銘のステイヤーですから、あんなレースをされれば、全く敵わなかったと思っています」
「マイルの距離ですか? 自分は結構好きな距離です。どこの距離に適性があるかは、まだ自分でも判っていませんが、自分の可能性を信じて頑張りたいと。出来れば、このマイルCSで覚醒したいと考えています」
「枠順が大外枠になったので、出たなりに位置は決めたいと思います。可能であれば、4~5番手くらいで。レシステンシアさんが逃げて、アドマイヤマーズさんがピッタリ2番手に行くでしょうから、ラウダシオンくんの並びか、そのすぐ後ろくらいから」
「後方からくるインディチャンプさんとグランアレグリアさんが気になりますが、彼らが来る前に、そのまま押し切れれば良いなと思っています」
何だか、とにかく真面目で、極めて真摯に自分の運命と向き合うサリオスくんのことを応援したくなってしまいました。最近、勝ち運にも恵まれていないミルコ・デムーロ騎手への想いも重なって‥。やはり、サリオスくんを本命したいと思います!