金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【速報】ディープインパクト 対 キングカメハメハ、時空を超えた闘い!

2020-11-12 14:43:11 | 競馬

 大変なことになりました。アーモンドアイ陣営がJCへの参戦を表明しました。これで11月29日のジャパンカップは、3歳牡馬・牝馬の無敗三冠馬2頭と、GⅠ8冠馬のスーパースターが一堂に会する歴史的なレースになります。

 昔を思い起こしても、ハイセイコー・タケホープ・タニノチカラの有馬記念ミスターシービー・シンボリルドルフ・カツラギエースの三冠馬+JC馬による有馬記念オルフェーヴル・ジェンティルドンナの牡馬牝馬三冠馬によるジャパンカップなどがありましたが、それより遥かに贅沢かつ豪華な顔ぶれです。

 ところで、史上最強馬と言われるディープインパクトには、現役時代にライバルと呼べる存在がいませんでした。もちろん同期にはライバルはいませんでしたが、1年上のハーツクライやダイワメジャーにしても、一緒に走ることはありましたが、あくまでも露払い的存在でした。ハーツクライに負けた有馬記念も、伏兵に足をすくわれたイメージであり、最後までライバルとは位置づけられませんでした。今から振り返ると、唯一、1年先輩のダービー馬であるキングカメハメハこそが、ディープのライバルになれる存在だったはず。

 今回のJC、私には、ディープの最高傑作にして最大の後継者コントレイルに対して、ディープのライバルになるはずだったキンカメが送り込んだ最強の刺客が、アーモンドアイとデアリングタクトの2頭、という図式に見えます。この牝馬2頭はキンカメにとって、最高に出来の良い「孫娘」です。

 これはもう、ディープインパクト 対 キングカメハメハ、時空を超えた闘いに他なりません!


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【新型コロナ】 第三波は始まったのか? ②

2020-11-12 06:56:23 | 金融マーケット

 政府の分科会が11月9日に臨時で開催されて、「緊急提言」がなされています第二波の時は、新宿歌舞伎町や大阪ミナミの風俗営業店からのクラスターが主な発生源であることを、ウイルスのDNA解析によって突き止め、このクラスターを潰すことで7月末に全国レベルで新規感染者がピークアウト、第二波撃滅を実現しました。

 しかし、今回は「クラスターの数が多いこと、多様化していること」から、早めの提言を行って、冬期の第三波に対峙しようとしているのだと思います。今回のクラスターは、前回と同じく、全国の風俗営業店のほか、外国人が集まるコミュニティ大学等の教育機関内の宿舎や部活動の現場、そして職場内における休憩室・喫煙室など、発生源が多岐に亘っています。

 前回、新宿歌舞伎町や大阪ミナミの風俗店と行政が一致団結してクラスターを潰したように、全国各地の風俗店、同じく教育機関、外国人コミュニティ、経済団体と、各地の行政が本気で現場と団結して対応できるかがカギになります。真っ先に冬が訪れた北海道が、この対応に名乗りを上げたのは、全国に先駆けて冬型モデルを成功させて、ほかの都府県に横展開をさせるためでしょう。

 分科会が掲げている「5つのアクション」も、第二波で成功したモデルを、さらに進化させるべく、具体的な対応方法を判りやすく示しているもの。そして、今回も、ウイルスのDNA解析が、発生源のクラスターを特定する重要なコンテンツであるため、「遺伝子解析の推進」が5つ目のアクションとして掲げられています。(続く)


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