アラフィフ女のないない日記

独身、財産なし、家族なし。ないないずくしの待ったなし、の50代のホンネを書いてゆきます。

人口爆発と子供手当

2010-11-23 08:59:11 | Weblog
いうまでもないが、私には子供がない。
それは、私が親としての資質がないと思うからと、わが子が生きる今後80年のうちに人類は滅亡の危機を迎えると思っているからである。
そんな時代に子供を送り出すのはなんとも忍びない。

食糧問題、水不足、大気汚染、土壌汚染、バイオハザード、等々。
どれも100年以上かけなければ解決できない問題ばかりである。

ところが、見方を変えると、解決方法がひとつある。
それは、人口を減らすことである。
これまで人類は、不足しているものを増やすことに終始して豊かな生活を手にいれてきた。
生態系の範囲内で活動を行っている間はそれで良かった。
しかし、産業革命後は、人類が豊かになる分、地球や宇宙に借りを作ってきた。

先日、COP10で地球の状況が話し合われたが、もし、生態系全体のメンバーが集う“POC10”があったら、人口削減が最重要課題に上ることであろう。
現実問題として、早晩、国際会議で人口抑制策が話し合われることになると私は考えている(倫理問題などがからみ難しいことになるだろうが)。
世界人口の推移グラフ(UNFPA)

日本では、今後数十年で国内の人口ピラミッドが逆釣鐘型になるとして「産めよ増やせよ」を叫んでいるが、お金をかけて人口増加策を取っても、それにみあう優秀な納税者が生まれる保証はない。
人口バランスや税収の問題は、海外の若者やお金持ちに来ていただくことを考えたほうが即効性があるし、現実的だ。

世界の経済システムが崩れ始めたのは、地球への借りを返すべき時がきたからだと私は考えている。
国内だけではなく、人間の生活だけではなく、環境を含めたシステムを作り出すべき時がきているのではないだろうか。