夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

パークゴルフ初体験

2023-05-26 08:00:53 | 日記

昨日は、美瑛町すずらん大学のフィールドワークの日ということで、私達1年生13名と4年生7名は合同クラスでパークゴルフを行いました。二人とも初めての経験でした。会場は青い池に向かう手前にある白金ビルケ道の駅に併設したパークゴルフ場でした。

パークゴルフという名称もほぼ初めて聞いた私達ですが、ネット情報によると1983年に北海道の幕別町で始まったコミュニティスポーツということで、今では全国に公認コースが備わっているそうです。要は簡略化したゴルフということでしょうか。

本格的なゴルフを全くしたことがない私達ですのでそれとの比較で違いを説明することも難しいのですが、昨日の白金ゴルフ場の場合9ホールのコースが6つあり、それぞれのホールは通常のゴルフと同じようにパー3からパー5までありますが、多くはパー3又はパー4で6つのコース全てがトータルパー33という設定になっています。通常のゴルフ場が18ホール、平均パー4でトータル72という設定から見ても簡単に出来るものだということが分かります。

何より違うのは用具で、クラブはドライバーの変形のようなもの1本だけを使い、ボールは通常のゴルフボールより2廻りほど大きなゴム製、これだけす。どんなコースでもこれだけで廻るのでボールを打ち上げるというような技術は使わず、ただひたすら転がしてホールに入れます。ホールのカップも通常のものより大きく直径20㎝ほどありました。

やってみての感想は、ボールを転がして思った方向、距離を稼ぐことは思った以上に難しく、特にホールに近づいて来ての微妙な力の入れ方に難儀し、2コース18ホールでパーで廻れたはわずか4回だけ、後はパー3のところを10打で廻るなどという冷や汗ものもありました。

なるほど、これが昔からあるゲートボールと共にシニアの健康的な交流スポーツになっているのかと実感しました。昨日は晴天で絶好のアウトドア日和でしたので、他の学生たちとおしゃべりをしながら外を歩くには本当に気持ちの良い一日でした。

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植栽で庭らしく

2023-05-25 07:37:19 | 

昨日、庭工事のハイライトとなる植栽が行われ、いよいよ庭らしくなって来ました。

朝から2人で始まった植栽工事は結構な本数があると思ったもののほぼ午前中に終わりました。まだグランドカバーのためのアイリッシュモスという芝生のように見える植物が入荷してなくて地面の土が見えていますが、これが来週中には施工され、一昨日に終了していた人工芝が不具合で同じく来週中にやり直しされれば工事は終了となります。

昨日までの状況でも思ったより良い感じです。アイリッシュモスがカバーしない樹木の間の空地には私達のアイデアで草花などを植えたり石を置いたりして雑草対策と見た目の良さを演出したいと思っています。ソーラーライトでの樹木のライトアップも良さそうです。

これらが12月から3月までは全て雪の下に隠れてしまうのは残念ですが、雪のない8カ月は目いっぱい楽しみたいと思います。

ブルーベリーに花が咲いていて今年実が食べられるとのこと

昨日は、畑部分の作業も進展しました。先日牛糞や化成肥料を混ぜておいた畑に8本の畝を作り、それらをマルチと呼ばれる黒いビニールでカバーしました。これは、日中は気温が20度を超えるような今でも朝には霜注意報が出ることもあるので、畑の保温や保湿、雑草対策などのために行った方が良いとかでやってみました。

お隣の山崎さんの畑は何もしていないから必要ないものかも知れませんが、試行錯誤です。今週中には苗や種を買ってきて作付けをする予定です。

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美瑛町出身のJAZZピアニスト

2023-05-24 07:52:52 | 日記

昨夜は、丘のまち交流館「bi.yell(ビエール)」でJAZZ NIGHTが催されました。この会場では良く美瑛の写真展やクラフト展が行われていますが、演奏会は初めてだしいきなりJAZZとはどういうことなのだろうと興味を持って出かけて来ました。100人くらいの人がいたでしょうか、盛況でした。

出かけて納得したことは、藤原亜利奈さんというピアニストが美瑛町出身であったことでした。経歴を見ると、藤原さんは高校からは東京の桐朋高校、同大学でクラシック音楽を学んだ後アメリカ、ボストンのバークリー音楽大学に留学しJAZZを学び2018年に卒業、また昨年ニューヨークのマンハッタン音楽大学大学院を卒業し現在はニューヨークで音楽活動をしているという方でした。

彼女の言葉では久しぶりに実家へ帰って来たということでしたが、東京、旭川、美瑛でのこういったコンサートがたまたまの帰省に合わせて催されたのか、コンサートのための帰省であったのかは分かりませんが、故郷で演奏会が出来たことは感無量であったことでしょう。

昨夜は、バークリーで一緒だったというこれまた新進気鋭のJAZZギタリスト小橋拓弥さんと二人でのエレクトーンとエレクトリックギターのセッションでした。普段聴き慣れない楽器の組み合わせだからか会場が全く演奏会向けではない造りだからか、どうも音の絡みがしっくり聞こえなくてそこは残念だったのですが、お二人ともその才能の片鱗を披露してくれました。

美瑛町出身のこういう若い方が世界を舞台に活動しているということを知って嬉しかったし、入場料が無料ということも驚きで嬉しかったです。「投げ銭」の案内があったので少々の寄付をして来ましたが、今は若手の演奏家たちにはこういうスタイルが流行っているのだろうかとふと思いました。

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ひぐま大学入学式

2023-05-23 08:16:53 | 山歩き

一昨日、主に大雪山の山々を歩きながら自然を学ぶ「ひぐま大学」の入学式があり、夫婦で参加して来ました。4年前に岡山から美瑛町に移住した孝子さんに誘われて参加したのですが、この日は彼女は欠席だったので、どんな雰囲気でどういう人たちが集まるのか事前の情報がないままちょっと不安げに会場に入りました。

私達のような新入生は13名、それに2年生以上何年生でもOKで今年の学生数は計45名、それに元は学生だったスタッフが10数名いて結構盛況な集いでした。今年が設立43年目となる歴史ある組織です。大学と銘打っていますが、学長のあいさつでいきなり笑いを取ったのは「この大学は一度入ると抜けられない」ということで、1年単位で参加の意思表示をすればいつまででも在籍出来るということのようです。

私達としては、とりあえず今年1年の活動に参加してみて来年以降を考えようというスタンスです。山を歩きながら植物などについて学ぶという活動は魅力的だし、それこそが私達が求めているものと思っているものの、そのフィールドが大雪山ですからここを登ることが出来ることが前提なので、活動が始まっていない今はやや構えてしまうところです。あいさつの中でも「北海道の2000m級の山は本州以南では3000m級の山に匹敵する」ということが言われていました。

ただ、参加者皆さんの自己紹介などを聞いていると、山の初心者やベテランでも年々体力が衰えて来たという人も結構いて、自分の体力で可能な時だけ参加するということが可能だし、運営スタッフからはそういう人達を十分ケアする歩き方をすると言われていますのでそこに期待して、夏から秋の月1回の活動になるべく多く参加したいと思っています。

活動計画の中には、7月に白雲岳(2230m)、8月に美瑛富士(1888m)、9月に永山岳(2046m)があり、これらの大雪山の山々を登れれば自分の中でOKサインが出せそうなのでそれを目指して頑張りたいと思います。

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訪問客の手料理

2023-05-22 10:09:28 | グルメ

我が家を訪問されていた吉田ご夫妻は旅の達人で、そもそもPEIで知り合ったのは彼らが2012年秋に世界一周中の時でした。その後2014年夏に世界一周2回目の旅でPEIを訪れた時にはしばらくPEIに住みたいということで私達が滞在先を探してあげました。それ以来日本で彼らの愛知県の家を訪ねたり一緒に木曽路を旅したり、また私達がBC州に住んでいた時に訪ねて来られて一緒にカナディアンロッキーを旅したこともありました。

                   2015年11月木曽路の旅

彼らの旅の特徴は、観光地巡りなどとは一切無縁で、ひたすらその土地の食材を市場などで仕入れて自分たちで調理し、地酒に舌鼓を打つというスタイルです。

昨日は、私達は午後から大雪山を登る山の会「ひぐま大学」の入学式があったため、午前中は先日初めて出かけて彼らにもお勧めと思った旭川の「男山酒造資料館」に案内しその後彼らとは別行動になったのですが、ご夫妻は先に我が家に戻り彼らが購入してきた蛸や甘海老を料理しておきますとの事でした。私達は夕食を作る時間がなかったので、それではと自由にキッチン道具やお皿を使ってねとお願いをしてしまいました。

そして夕方帰ってみると、素晴らしいお料理の数が食卓に並んでいました。最近アスパラや行者ニンニクをご近所から頂いていたのでそれも使って下さいと頼んでおいたのですが、行者ニンニクの味噌炒りやおひたし、アスパラと蛸のバター炒め、蛸の刺身、蛸とトマトのマリネに甘エビの唐揚げなどなどです。

正にご夫婦の真骨頂の発揮です。さすが世界一周を3度している旅の達人はやることが違います。すっかり私達が御馳走になってしまいました。男山で仕入れたにごり酒と生酒も美味しくいただきました。

今回は北海道、東北3週間の旅のちょうど中間点だそうです。これからもこのスタイルで旅を楽しまれることでしょう。

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