昨夜は、丘のまち交流館「bi.yell(ビエール)」でJAZZ NIGHTが催されました。この会場では良く美瑛の写真展やクラフト展が行われていますが、演奏会は初めてだしいきなりJAZZとはどういうことなのだろうと興味を持って出かけて来ました。100人くらいの人がいたでしょうか、盛況でした。
出かけて納得したことは、藤原亜利奈さんというピアニストが美瑛町出身であったことでした。経歴を見ると、藤原さんは高校からは東京の桐朋高校、同大学でクラシック音楽を学んだ後アメリカ、ボストンのバークリー音楽大学に留学しJAZZを学び2018年に卒業、また昨年ニューヨークのマンハッタン音楽大学大学院を卒業し現在はニューヨークで音楽活動をしているという方でした。
彼女の言葉では久しぶりに実家へ帰って来たということでしたが、東京、旭川、美瑛でのこういったコンサートがたまたまの帰省に合わせて催されたのか、コンサートのための帰省であったのかは分かりませんが、故郷で演奏会が出来たことは感無量であったことでしょう。
昨夜は、バークリーで一緒だったというこれまた新進気鋭のJAZZギタリスト小橋拓弥さんと二人でのエレクトーンとエレクトリックギターのセッションでした。普段聴き慣れない楽器の組み合わせだからか会場が全く演奏会向けではない造りだからか、どうも音の絡みがしっくり聞こえなくてそこは残念だったのですが、お二人ともその才能の片鱗を披露してくれました。
美瑛町出身のこういう若い方が世界を舞台に活動しているということを知って嬉しかったし、入場料が無料ということも驚きで嬉しかったです。「投げ銭」の案内があったので少々の寄付をして来ましたが、今は若手の演奏家たちにはこういうスタイルが流行っているのだろうかとふと思いました。
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