我が家を訪問されていた吉田ご夫妻は旅の達人で、そもそもPEIで知り合ったのは彼らが2012年秋に世界一周中の時でした。その後2014年夏に世界一周2回目の旅でPEIを訪れた時にはしばらくPEIに住みたいということで私達が滞在先を探してあげました。それ以来日本で彼らの愛知県の家を訪ねたり一緒に木曽路を旅したり、また私達がBC州に住んでいた時に訪ねて来られて一緒にカナディアンロッキーを旅したこともありました。
2015年11月木曽路の旅
彼らの旅の特徴は、観光地巡りなどとは一切無縁で、ひたすらその土地の食材を市場などで仕入れて自分たちで調理し、地酒に舌鼓を打つというスタイルです。
昨日は、私達は午後から大雪山を登る山の会「ひぐま大学」の入学式があったため、午前中は先日初めて出かけて彼らにもお勧めと思った旭川の「男山酒造資料館」に案内しその後彼らとは別行動になったのですが、ご夫妻は先に我が家に戻り彼らが購入してきた蛸や甘海老を料理しておきますとの事でした。私達は夕食を作る時間がなかったので、それではと自由にキッチン道具やお皿を使ってねとお願いをしてしまいました。
そして夕方帰ってみると、素晴らしいお料理の数が食卓に並んでいました。最近アスパラや行者ニンニクをご近所から頂いていたのでそれも使って下さいと頼んでおいたのですが、行者ニンニクの味噌炒りやおひたし、アスパラと蛸のバター炒め、蛸の刺身、蛸とトマトのマリネに甘エビの唐揚げなどなどです。
正にご夫婦の真骨頂の発揮です。さすが世界一周を3度している旅の達人はやることが違います。すっかり私達が御馳走になってしまいました。男山で仕入れたにごり酒と生酒も美味しくいただきました。
今回は北海道、東北3週間の旅のちょうど中間点だそうです。これからもこのスタイルで旅を楽しまれることでしょう。
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