昨日の記事で桜について書いたことが頭に合って、午後から旭川市に買い物に出かけた際旭川での桜の名所の一つとなっている「神楽岡公園」に立ち寄ってみました。この公園は旭川で一番大きな上川神社が隣接する大きな自然公園で、冬にはクロスカントリースキーコースにもなるようなので一度訪れて見たいと思っていました。
ゴールデンウィーク中の日曜日で暖かかったので多くの人が花見に来ていて、あちこちでグループでバーベキューをしている人達を見ました。桜の数は500本程度と動物園のある旭山公園が3500本と言いますからそれほど圧巻というわけではなかったですが、ほぼ満開の桜がきれいでした。
そこで一つ気がついたのですが、桜の種類はエゾヤマザクラで、この桜はソメイヨシノと比べると花の色が濃いピンクであることが特徴であり、ソメイヨシノは花が終わってから葉が出るのに対しこちらは葉が花と同時に出るようで、ソメイヨシノに慣れた私達には葉が出ているのでもう終わりに近いのかなと勘違いしてしまうことでした。気になって後から調べて分かりました。
ついでに、北海道の桜はこのエゾヤマザクラや千島桜などの種類が多くソメイヨシノは少ないのですが、ソメイヨシノの北限はどこかと調べると北海道では美唄市にソメイヨシノが咲く公園があるということでこの辺りが北限かも知れません。
PEIにいた頃、島に桜を移植したいと頑張っていた日本人ご夫妻がいて、その方からPEIは桜の北限を超えていると聞いたのですが、それは多分ソメイヨシノのことで、山桜のような桜の種類によってはないことはなかったように思います。ただ、あまりポピュラーではなく、バンクーバーに来てたくさんの桜があることに感激したものでした。
ポートムーディ市役所前の桜
PEIでは私達の家の庭にも1本だけサクランボの実をつけるサワーチェリーツリーというものがありました。懐かしい思い出です。