夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

家庭菜園スタート

2023-05-21 17:33:01 | 美瑛町~春

造園業者さんが我が家の家庭菜園の希望を聞き取ってまず畑部分の土を入れ替えてくれたので、昨日は朝から家庭菜園をスタートさせることが出来ました。我が家の記念すべき農作業第一日目ということでした。

入れてくれた土が既に中性化されているということで酸性土質を中和するための石灰は必要がないので、前日に堆肥としての牛糞とチッソ、リン酸、カリを均等に混ぜた化成肥料を購入しておいて、それらを畑にまき散らし、鍬とトンボを使って均しました。この日はここまで。作業時間わずか30分でしたが、まぁこれから本格的に作業に入る前の前哨戦ということでした。

後はこの状態で1週間ほど養生して既にふかふかの土でしたが更に野菜作りに適するように土を作っておこうということです。この後は1m幅の畝を6つほど作り、そこにマルチと呼ばれる黒いビニールをかぶせる作業をしようと思っています。付け焼刃の知識ですので果たしてこれで良いのか、半信半疑ですが、まぁやりながら勉強して行くことにしましょう。

この日は午後からPEIで知り合った吉田ご夫妻が北海道のドライブ旅行中に2日間の日程で我が家を訪問してくれたので、ケンとメリーの木、北西の丘公園を案内し、更にその足で青い池、白髭の滝、望岳台と案内しました。大雪山の山々が綺麗に見えて喜んでいただけたようで、私達としても嬉しかったです。

 

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オーニングテント

2023-05-20 07:42:17 | 

タイルデッキを作った我が家としては、夏はそこにオーニングテントを設置してアウトドア用椅子に腰かけ庭を眺めながらコーヒーを飲むという構想がありました。

ということで、それをやろうとして随分前からアマゾンでオーニングテントを探していました。見つけたのがこれでした。外壁にボルトで取り付けるタイプで、テントを支える支柱が広がることによってテントを広く張り出したり折り畳んだり出来る仕組みです。

ところが、これを設置してもらおうと今工事をしてもらっている造園業者さんに話しても、6カ月点検で家をチェックに来た工務店さんに話しても難色を示されてしまいました。「外壁にボルト穴を開けることはお勧めできない」というのです。その穴から家の気密性が失われて断熱効果に影響してしまうかも知れないということでした。

残念ながらプロの方々の言葉には従わざるを得ません。それで次善の策として考えたのがこれでした。ボルトで設置するのではなく、突っ張り棒でテントを支える簡易タイプです。価格も前者が5万円くらいするのに対し、こちらは1万円とリーズナブルでした。

数日前に届いたので組み立てを始め、昨日何とか設置することに成功しました。

まぁ見た目は良しとします。しかし前に張り出すオーニングテントの長さがせいぜい1mをちょっと超える程度でデッキを全部覆うようなものではありません。しかし、リビングに入り込む日差しを防ぐ効果は十分にありそうです。

簡単に取り外しが出来るので、庭の工事が終わったらもう少し効果的な設置方法などを研究して夏に備えたいと思っています。

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美瑛産アスパラガス

2023-05-19 08:10:58 | グルメ

ここ2,3日は美瑛町も夏のような暑さが続いています。でも、朝晩は涼しいのでそれはさすがに北海道だなと感じています。こういう気候の中、いよいよアスパラガスの季節が始まりました。

昨日、地元の友人穐田さんがたくさんのアスパラを届けてくれました。ハウスではなく露地物です。数日前に収穫しようと思っていた矢先に寒さが戻りアスパラが打撃を受けて昨日が初収穫だったそうです。規格外の物だからまたたくさん持ってきてあげるよ!と言われて嬉しくなりました。

早速ディナーで山ほどいただいてみました。露地物は初めてです。甘くてシャキシャキして味が濃くとっても美味しかったです。野菜嫌いの夫もアスパラは大好物なので色んなバリエーションで食べたいと思っています。

アスパラは世界中で食べられていてカナダでも良く食べていましたが、やっぱり美瑛産アスパラは全然違いますね。下の方を数センチ切り落としただけでさくっと柔らかい香りがしてきます。

美瑛町観光協会によると美瑛町のアスパラガスは単一農協の出荷額としては北海道で一番だそうで、我が家の食卓は当分アスパラ三昧になりそうです。

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滝上町の芝桜

2023-05-18 08:02:30 | 旅行

昨日は、天気が良かったというか美瑛町でも27度を超える暑い日となりました。冬にはマイナス27度を記録したのですから、北海道の気温の変化には驚いてしまいます。

そのような天気では出かけなければなるまいと、最近北海道のニュースで度々見聞きしている滝上(たきのうえ)町の芝桜祭りに出かけて来ました。我が家からは120㎞、途中無料の高速道路34㎞を走って約2時間のドライブでした。

会場に着いてみると本当に芝桜がいっぱいでした。なるほど日本でも最大級の芝桜と称するだけのことはありそうです。昨日は平日でしたが多くの観光客が訪れていて、駐車場は満車に近かったです。山一面の芝桜を歩いて見て廻りましたが、この町は周囲を小高い山に囲まれているので緑とピンクの花のコントラストが美しかったです。香りも味わえました。

人口が3千人を切っている小さな町にこの芝桜は大きな観光資源となっていると思いますが、これはたった一人の人の努力から始まったものだそうです。地元っ子の中鉢末吉さんという方が終戦後に1株の芝桜をもらい所有する山に植えたことから始まり、10ヘクタールに及ぶ山の7割は彼が一人で植えて来たのだそうです。

急斜面なので機械は使えず毎日一人で黙々と植え付けと雑草狩りに明け暮れたそうで、それが見事に花開いた時、昭和52年に町の公社から頼まれ公社職員として転身して花の維持管理に努めて来ました。ご自身は1999年に80歳を過ぎて引退し、2009年に亡くなりましたが、今もしっかり彼の努力が実っているということですね。

この町は芝桜の他にハーブの一種薄荷(ハッカ)の生産がシェア95%と全国一だということで、芝桜公園の近くに「香りの里ハーブガーデン」があると知って足を伸ばして見ました。しかし、ハッカは6月からとかでまだ時期も早かったのか人もまばらで芝桜と比べて寂しい印象でした。後で調べて見ると国内のハッカは外国産に押されて今では10数軒の農家が栽培しているのみだそうです。

滝上町という名称からも分かるように町には渓流と渓谷もあり釣り人達にも人気なのだそうですが、一見した町の印象は芝桜以外にはそれらの観光資源を有効に活用できていない感じで、典型的な過疎の北海道を見た気がしました。もったいない気がしました。

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庭工事スタート

2023-05-17 07:48:22 | 

我が家の庭プロジェクト、今週初めからスタートしました。

狭い庭だと思っていましたが、想定以上の大きな重機が入り、土を運ぶために2トントラックまで入って来たのには驚きました。

当初の予定では来週からということでしたが、造園業者の都合で別な美瑛町での工事のスケジュールの調整で我が家の方が先になったようです。畑を作って野菜類を育てたいという我が家の要望を聞いていたので、畑部分だけでもなるべく早く使えるようにしたいという業者さんの配慮もあるみたいです。今週末には畑部分に土が入れ替えられる予定なので、野菜類を植えるための準備をして下さいとも言われました。

今あわててyoutubeを見ながらふかふかの土づくりのための堆肥、土を酸性からアルカリ性へ改良する石灰、窒素、リン酸、カリの混ざった肥料といったものの勉強をしています。

近くのコメリに出かけて野菜の苗などもチェックしていますが、今は皆さん同じようなことを考えていてたくさんの人が訪れているので、我が家のように畑の利用可能までに1週間、その後土づくりと養生に1,2週間かかると考えるとその頃には苗が無くなってしまうのではと焦ってもいます。今年は私達の好みに関わらずその頃に購入できる野菜の苗を使うか、好みの野菜を種から地植えで育てるかしかないかも知れません。

いよいよ農業デビューだという気になっています。

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