夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

カナダと繋がる画材店

2023-03-10 07:56:42 | 日記

そろそろお絵描きも復活したいな~と先日油絵に足りないものを旭川の画材店に購入に行きました。この画材店「江口日曜堂」は、昨年NHKが「北海道100年都市」として旭川市を紹介した際に取り上げられた市内で一番古い文具・画材専門店で1926年創業だそうです。

Google Mapのストリートビュー

お店に入ると店主の江口さんが直ぐに対応してくれて、未だ北海道に越してきたばかりとお話しすると「どこからいらしたの?」と聞かれ「カナダ」と答えると、彼は目を輝かせて「姉が長年カナダのトロントに暮らしていてトロント移住者協会の会長もしていた」とお話が止まりません。

Google Mapのストリートビュー

夫が路上駐車で待っているので気が気ではありませんでしたが、彼の話したいという強い気持ちが伝わってきて「また来ますね!」と言い店を後にしたのですが、帰り際に渡された北海道新聞にそのお姉さんの記事が出ているコピーもすかさず渡されました。

家に帰ってその「江口静子」さんをググってみますと、今は亡くなられていますが、なるほど半世紀前にカナダトロントに移住し努力を重ね現地の大学を卒業し、晩年は移住者研究論文を著したり移住者支援などの活動に力を注いだ素晴らしい女性でした。

私達がBC州にいた時にバンクーバーの移住者50周年記念の会が催されておりましたが、この頃の方はみな高齢になり様々な記憶や経験を残す事が重要になると友人の一人が体験記などを集めている話を聞いたことがあります。お会いしたことはありませんが、彼女もそういう方だったのだろうなと想像を巡らせました。

旭川に出かけてカナダと日本をつなぐ話が聞けたことにもちょっと驚きですが、あのお爺さん(失礼!)とはまたお話しする機会があるだろうなと思っています。

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