昨日は、バンクーバーから訪問中の友人を案内して丸一日美瑛、富良野を中心に走り回りました。特筆すべきは友人の晴れ男ぶりでした。天気予報は朝から小雨、昼頃曇り一時晴れとなり、午後は小雨という全く気の乗らないものでしたので、せめて望岳台や吹上温泉辺りの山を走っている間でも晴れ間が見たいとゆっくりと朝10時ごろに家を出ました。
最初に向かった青い池では小雨に当たりましたが久々に訪れた青い池はやはり「青く」友人も気に入ってくれたようでした。次いで近くの白鬚の滝では雨もあがり、これまた久しぶりの滝を眺められました。
段々青空が見えてきて気分も良く山を登り、望岳台では時々十勝岳のピークが見えるほどになり、下界方面を振り返ればずっと青空が広がっていました。友人は自他ともに認める「晴れ男」で、どんなに予報が悪くても彼の行くところは晴れてしまうと豪語していましたが、まさにそういう現象でした。
そのノリで初めて吹上温泉の露天風呂に浸かりこそはしなかったけど写真を撮りに歩き降りて見ました。脱衣場もない混浴の露天風呂で、「北の国から」で五郎さんと宮沢りえ演じるシュウが一緒に入って話題になったところですが、昨日はおじいさんが一人で入ろうとしていたので写真を撮るまで待ってとお願いしてさっと撮って引き上げて来ました。文字通り丸見えですから、今後も入ることはためらわれるかも知れないです。
その後湯本凌雲閣まで登ってから上富良野町側の下界に降り、後藤澄夫美術館2階の「レストランふらのぐりる」でランチしました。その頃には山もかなり稜線がはっきり見えるほどに青空となっていて、気分良く食事が出来ました。
いつものようにここでランチの後は「カンパーナ六花亭」へ足を伸ばしてコーヒータイムとし、更に富良野ワイン工場で軽く試飲して美瑛町に戻りました。
ただし昨日はここで終わりではなく、最終訪問を「森のゆ花神楽」で温泉に入って夕食をいただくと決めていたので、ケンとメリーの木を見た後は忠別ダム湖に出かけそこから頭半分は雲に隠れていた旭岳を望み、近くの天人峡で見事な柱状節理を見てから目的地へ向かいました。
期待したとおり露天風呂からは旭岳が見え、ロングドライブで疲れた体を癒しながら温まりました。予期せぬ晴天に恵まれて友人にも満足してもらえ、充実した1日を過ごすことが出来ました。