夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

日本最北の地~稚内・利尻・礼文1日目

2024-06-28 19:29:48 | 旅行

今日からカナダから訪問中の篠崎夫妻と一緒に5泊6日の稚内、利尻島、礼文島の旅行を始めました。1日目の今日は美瑛町の我が家を朝8時過ぎに出発し、真っすぐに北上、途中の音威子府村からオホーツク海を目指しました。

最初の目的地は日本最北の地、宗谷岬でしたが、オホーツク海を右に見ながら北上すると途中で猿払村を通過します。ここはホタテの水揚げ地であることから昨年度の村民平均所得が732万円という超金持ち村であることで有名な所なので、走りながらホタテ御殿はないか、村民が乗っているポルシェやランボルギーニはないかと探してしまいました。しかし残念ながらそういうものは見当たらず、ランチに道の駅で名物のホタテ焼きをいただいたのでしたが、風の凄さは日本一と言っても良いかというくらい強烈でした。

そこから30分ほどで日本最北の地、宗谷岬に着きました。さすがに観光客も多かったです。晴れていれば樺太が見られるのでしょうが、今日は天気は良かったものの海上には雲があって沖合は全く見えず、樺太らしきものは見えませんでした。

この後は稚内市のもう一つの岬であるノシャップ岬を目指しました。宗谷岬からは海岸沿いではなく内側の高台を走って行くと、今結構話題となっているホタテの貝殻を敷き詰めた道路「白い道」を通ることになりました。確かに白い道が3㎞くらい続いていました。

ノシャップ岬では明日から訪れる利尻島の利尻富士の雄姿が見えるかと期待したのですが、ここも沖合は雲が漂っていて叶わず写真を撮って稚内市内に戻りました。

市内では是非見て見たかった戦前の稚内と樺太を結んだ鉄道連絡船の港の防波堤ドームに立ち寄りました。多分1945年の8月、私がまだ生まれる前のことですが、私の母親は樺太から引き揚げてこの地に降り立ったのだと思うと少しジンと来るものがありました。

その後もう一つ見たかった副港市場内にある樺太記念館に入って見て、防波堤ドームも含めた日本と樺太の歴史を様々な展示から知ることが出来き、思った以上に学ぶものがありました。

今日の旅程はここまででした。明日は利尻山の待つ利尻島へフェリーで向かいます。こんなに強風が吹き荒れていてフェリーは欠航しないか、少し心配になっています。

コメント