1か月ほど前に庭に鳥の餌台を置いて見ました。シマエナガとは言わないまでも何かきれいな野鳥でも来ないかなと密かに期待していました。
まだ実物をみたことがないシマエナガ
しかし、一度だけ白黒の小さな鳥がやって来たものの、それ以外は雀だけです。その雀にしてもなかなか警戒心が強く餌台に乗ることはしばらくありませんでした。最初は一羽の小さな雀が餌台から地面に落ちたものをついばんでいるだけで直ぐに飛んで行ってしまいましたが、段々慣れて来ると家族か何か仲間を数羽連れてやって来るようになりました。その内にその中の雀が餌台に乗ってついばむようになりました。すると、それからはほぼ毎日雀たちが入れ代わり立ち代わり餌台に乗って餌をついばむようになりました。写真にも納めることが出来ました。
庭でモモンガやキタキツネも引き寄せてしまうベテランのナブさんにこの話をしたら、小鳥用の小さな粒状の餌では雀しか来ないのでヒマワリの種が良いよということでした。ではヒマワリの種を買って来ようと思っていたのですが、ここ数日その雀さへも来なくなってしまいました。
どういうことだろうとネットを見ていると、野鳥に餌を与えるのは冬から春の餌がない時期だけでそれ以外は与えないようにしようとありました。自然界から餌を摂取することこそが本来の姿で人工的に餌を与えることは生態系に悪影響を与え良くないということのようですが、それは人間の側の思いで雀にその気持ちは通じないはずです。にもかかわらず来なくなったのは、単に他所で餌にありつけることが出来ることになったからかも知れません。
雀にはちょっとがっかりしていた我が家ですが、来なくなってみると「我と来て 遊べや 親のない雀」の心境になっていることに気づきました。