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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史68(試奏の旅・前編)

2024年10月19日 07時48分49秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうか?

だんだん、秋も深まっていく感じで、あの暑さから解放されたと思うと、うれしいですね。

いやあ、若いころ、夏は好きな季節だったんだけどなあ(遠い目)

ここ数年の、殺人的な暑さにやられて、どんどん夏が嫌いになっていっておりまする。

 

それはともかく、いよいよ「試奏の旅」について書く時が来ましたな。

冒頭の写真は、2018年9月の連休、場所は池袋の西口、芸術劇場の前です。

そう、うちのバンドが30年くらい前に、路上ライブをやっていた思い出の場所ですね。

 

この「試奏の旅」の時、うちのバンド3人で、いろんな楽器店を回って、

12弦ギターを、それこそ試奏しまくったわけですが。

 

 

なぜ、そういうことをしようという話になったかというと、

このギターが関わってきます(笑)

オベーションのダブルネック・ギターですね。

 

 

おいらがVROOOM宅に泊まりに行って、酒を飲んで、いろいろ話している時に、

店長がダブルネック・ギターを使うというのはどうだ?

という話で大いに盛り上がりまして。

 

 

というのは、

店長が当時使っていたのが、オベーションのギターだったからですね。

 

これをダブルネックにしたら、いろいろ幅が広がるんじゃないかと思ったわけですね。

 

 

VROOOMも、

見た目が最高だよな!

持ち運びは不便だろうけどさ(笑)

と大いに乗り気になったのですわ。

 

 

んで、2人で店長に、

ダブルネック・ギターを買ってくれ。

というお願い?おススメ?をしたわけです。

 

店長は、

ダブルネック・ギターなんていらないよぉ~。

弾きにくそうだし、12弦だけでいいし~。

などと言っていたのですが(笑)

そこを押し切って、とりあえず試奏だけでもしてみよう、ということになったのです。

 

そうなると、ダブルネック・ギターだけを試奏して終わるのも、もったいない話ですからね。

おいらが調べまくって、都内の楽器屋にある12弦ギターをピックアップして、

そのうちの5本くらいを店長に試奏してもらう、「試奏の旅」を企画したのです。

 

結果的に、これはとても楽しい旅になったと同時に、

店長が新しいメイン・ギターを発見

するという、うちのバンドにとって、とても意義あるものになったのです。

 

 

旅の最初にダブルネック・ギターを試奏した店長は、

これは、ぜんぜん無理、俺には合わないな~(苦笑)

 

と、宣言したので、ダブルネック・ギター購入作戦は失敗(当然)

 

というわけで、それからは、12弦ギターをたくさん弾いてまわることになりましたわ。

 

まずは、テイラーのギターを弾いて、大感動。

いやあ、やっぱり、テイラーは素晴らしい。

でも高い・・・(遠い目)

 

もちろん、マーチンの12弦ギターも弾きました。

これも、なかなか素晴らしかったけれども、店長のお気にはめさず。

 

さらにさらに、ヤイリのギターも弾いたし、グレッチのギターも、

フェンダーのギターも、とにかくありとあらゆるメーカーの12弦ギターを弾いたのです。

 

しかし、店長がはっきりと「これが欲しい」というギターは見つからず。

 

うーん、今回の試奏の旅は、楽しかった、ということだけでよしとしようか。

ということで、その日は終わりにしたのですが・・・

 

実は店長の中では、たくさん弾いた12弦ギターのうちで、

これを買うしかない・・・かも!?

と思うほど、気になったギターが存在していたのです。

 

 

これこそまさに、

運命の出会い!

と言っていいんじゃないかなと(鼻息)

 

詳細については、以下次号じゃ!!


バンドの歴史67(毎日弾くのが1番)

2024年10月12日 05時15分18秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気で過ごしていらっしゃいますかな?

長くて苦しい夏が終わって、やっと涼しい秋がきましたなあ(遠い目)

でも、東京は何か、雨ばっかり・・・ぜんぜんスッキリしませんなあ。

 

さて、バンドの歴史を振り返りながら、我々の悪戦苦闘を記録していくこのシリーズ。

 

時計の針を2017年の4月あたりに戻しましょうか。

というのも、その頃に、冒頭の写真にあるとおり、

職場練習用のギター

を購入したからですわ。

 

今思い返してみると、職場で練習できるようにしたのは、とても意義があったと思うのです。

 

これはおいらの仕事の特性なんですが、

休憩時間・待ち時間がわりとある

という仕事なのです。

 

 

もちろん、この時期よりも前にも、職場で空き時間に練習をしていたのですが。

 

その時は、

こんな小さなギターを使っておりました。

いや、さすがに職場に堂々と大きなギターを持っていくのは、当時のおいらは気が引けたんですね(案外まとも・笑)

なので、このミニ・ギターを職場のロッカーに隠しておいて、空き時間の時に弾いていたんですが。

 

やっぱりミニ・ギターだから、無理な体勢でギターを弾くことになってしまったみたいで、

四十肩

ものすごーくひどくなって、泣きそうになったんですわ。

 

なもんで、冒頭の、普通の大きさのリゾネーター・ギターを購入したわけです。

この頃になると、おいらもだいぶ図太くなってまして、職場の片隅に、このギターを常備しておいて。

空き時間の度に、人目につかない所に隠れて練習するようになったわけです。

 

このギターは2万円もしないくらいの、かなりなパチモンでございまして(苦笑)

音は安っぽい

カッタウェイが無い

という悲しいギターですが、四十肩にならずに練習できるだけでマシ。

ということにして、毎日空き時間の度に、このギターを弾いておりました。

 

数年後に、たまたま職場の同僚の1人が、

ギターを始めたい

と言いだしたので、このギターはその同僚にプレゼントしました。

 

 

そしてもちろん、新しく、職場練習用のギターとして、

このギター(真ん中)を購入しましたよっ(鼻息)

(左がジャム・セッション用、右がメイン・ギター)

 

今度は、ピックアップもついているし、カッタウェイまであります。

ちょいと小型なんですが、演奏フォームがくずれるほどではない。

音量は、生音でも十分大きな音なんで、楽しく弾けます!

 

んで、ギターは変わりつつも、ずーっと、職場の空き時間に練習しましたけど。

 

ものすごく効果があったと思いますわ(達成感)

 

やっぱり、

楽器は長い時間練習していて、悪いことはほとんどない。

ということなんですわ、だから、出来る限り楽器に触れていた方がいい。

 

それは間違いないんですが、実際、ハードルが高いですよね。

本当に楽器が好きな人じゃないと、長続きしません・・・(遠い目)

 

というわけで、大切な事として、

 

1、環境整備する!

そう、その楽器を弾きたいと思ったら、すぐに弾けるようにするわけですね。

具体的には、

場所を用意する。

楽器を用意する。

これをしておくことが大切ですね。

んで、おいらの場合は、そこにMDデッキを置いて、いつでも好きな音楽をかけられるようにする。

その音楽に合わせて、ギターを弾く、というのがお気に入りの練習方法ですわ。

 

2,生活習慣に組み込む!

おいらの場合には、職場にその環境を作ったので。

職場で息抜きをしたい時には、必ずギターを弾くようにしてます。

これ、自宅だったら、他にもいろいろな息抜き要素があるので、あまり楽器にさわらないんですよ(経験による)

 

3,目標のライブがあるようにする!

やっぱり、本番がないとモチベーションが保てませんからね。

できるかぎり、目先にライブの本番があるように、スケジュールを立てることです。

いやあ、農家の歌会とか、ホット・ロッキン・ナイトとか、路上ライブとか、

そういうののおかげで、バンドの再結成以後は、ずっとわくわくして過ごせたなあ(遠い目)

 

楽器演奏で上達したい人、以上の方法は、とても良いので、おススメですぞ!

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史66(ガラス製のスライド・バー)

2024年10月05日 06時36分31秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でしょうかな?

秋はやっぱりいい季節!

どんどん涼しくなって、気持ち良い風が吹くし、食べ物はうまいし。

秋は別れの季節、なんて言ったりもしますが、それは若い人の恋愛の話。

おいらたちには、なーんも関係が無かったりしますわ(苦笑)

 

それはともかく、冒頭の写真は、おいらが2017年3月の時点で、持っていたスライド・バーですね。

陶器製のものが1つありますが(右から2番目の白いもの)他はすべて、金属製のものですな。

 

そう、おいらは、スライド・バーは金属製のものばかり使っていたのですわ。

それはなぜかというと、

 

1・音がぶっとい。

金属製のスライド・バーで出す音は、力強いんですよ。

ブルースとかロックで、ゴリゴリ演奏したいおいらとしては、金属製が良いのです。

 

2・割れるのがこわい。

ガラス製のスライド・バーは、当然のことながら、落とすと割れる可能性があります。

前に、憂歌団の内田勘太郎が、ガラス製のスライド・バーを愛用していると聞いたことがあって。

その元になる、(昔の)カルピスのビンがどんどん無くなって、困っているらしいと知ったのですよ。

その話を知ってから、ガラス製のスライド・バーは、割れやすいんだなあ、と思ったわけですわ。

これ、ライブの本番とかに割れてしまったら、大事件ですからね・・・(遠い目)

その点、金属製のものは、割れる心配はないですしな(安心)

 

3・透明だから、指が見える(笑)

ガラス製のスライド・バーでも、色付きのものだったらかまわないのですが。

透明のものだと、中の指がそのまま見えてしまうんですね。

いや、そりゃ当たり前なんですけども、なんか、ちょっと、恥ずかしいなあと(大笑)

 

 

というような理由で、おいらはこの時までずっと、ガラス製のスライド・バーを使ってませんでした。

 

 

でも、ある時、雑誌で「自作のスライド・バーを作ろう」という記事を読みます。

これですね(笑)

この記事を読んで、自分のオリジナルのスライド・バーというのも、いいもんだな、と思い始めます。

そして、そんじょそこらのガラス瓶じゃなくて、見るからにガラスが分厚いものを探します。

 

すると、高級ブランデーのビンが、すごくそれに向いているような気がしたのです。

このビンですね(ニヤリ)

首の部分がまっすぐで、かなり長いし、ガラスが分厚いのが一目瞭然!!

これをバンド・メンバーでぐびぐび飲んで、後の加工は、

VROOOMに任せる(爆笑)

なんともお気楽なスライド・バー作りが始まったわけです。

 

ちょいと残念なのは、色付きのビンじゃなくて、透明だったこと。

まあでも、小指が透けて見えて恥ずかしいなんてことは、小さい事として我慢?しましょうか。

 

しかも、こうやってブランデーのビンから作ったわけだから、万が一割れてしまった場合は、

もう1本飲めばいいだけや(爆笑)

なんていう、テキトーなことを考えておりましたけれども。

 

このスライド・バーは職場での練習用として、2017年から、

7年くらい使っているわけですが、

いっこうに割れる気配がありません(鼻息)

 

もちろん、気をつけて取り扱ってはいますが、落としてしまったことも、しばしば。

それでも、ガラスが分厚いおかげか、これまでずっと無事でした。

 

 

VROOOMの造形技術のおかげで、

見た目もカッコよい!

とくに、VROOOMWORKSの刻印は、たまらんですなあ。

 

んで、実際に長く使用してきて思った事として、

ガラス製のスライド・バーの音は、

伸びがあって、繊細できらびやか

だということがわかったんですわ。

 

これは、ブルースとかロックでも、曲によってはマッチするし、

ポップスとかバラードとかでスライドを使う時には、とても良いかも!!

 

ライブの時にも、使い分けたりしたらいいんだろうな、と思っていたんですが。

現場にスライド・バーを2本も持っていくのは、ちょいとめんどいな、と思ってしまいまして。

これまでは、妖怪のパワーを込めた金属製のスライド・バーだけを使ってきましたが。

この記事を書いていて、2つ持って行ってもいいかな、と思い始めましたわ。

 

メロディアスな演奏をしたい時には、ガラス製。

パワフルな演奏をしたい時には、金属製。

 

これからは、スライド・バーを使い分けて、2つの音色を出しますぞっ(鼻息)

 

以下次号じゃ!


バンドの歴史65(エフェクターの迷い道)

2024年09月28日 08時05分07秒 | バンドの歴史

うわあ、こんな目にだけは遭いたくない・・・

というのがあるとしたら、まさに、この写真のような状況でしょうなあ・・・(涙目)

おいらは、ものすごーくメカが苦手、できればエフェクターも触りたくないわけです・・・。

 

こういうのを、

集めて、並べて、その違いを検証して、最善を目指す!

というのを、嬉々として行う方がいることは知っているつもりですが。

 

いやあ、ほんと、心の底から、

尊敬します(滂沱の涙)

 

んで、おいらは2017年の正月休みの1日を、

今日はエフェクターと向き合う日

と決めて、朝から晩まで戦うことにしたのです。

なんだろう、長期休みの宿題に取り掛かるくらいの心の重さでしたなあ(遠い目)

 

 

もちろん、そのために教科書とすべき本も買いましたよ。

これをまず、ゆっくりと読む・・・

なるほど、エフェクターというのは、こういう存在だったのか(ふむふむ)

いやあ、知らないことだらけでした。

 

 

まず、エフェクターをつなぐ順番

これには、いくつかの定石が存在するのですな。

(もちろん、それをあえて無視する、というやり方もあるでしょうが)

 

 

ギターに近い順から、

コンプレッサーなどのダイナミクス系

ディストーションなどの歪み系

コーラスなどのモジュレーション系

ディレイなどの空間系

というのが一般的なようです。

その順番になるのはそれぞれ理由があるのですが、それは煩雑になるのでここには書きませんぞ。

 

 

で、それを元にして、おいらが、

このマルチ・ストンプの中から選んだ6つのエフェクターは、

 

1番目 コンプレッサー

これで、音の粒をそろえたり、サステイン(音の延び)を調整したりします。

 

2番目 イコライザー

低音・中音・高音のバランスを整えます。

 

3番目 コーラス

音の広がりを足して、お風呂場で出しているような音に近づけます。

 

4番目 リバーブ

これもお風呂場の音には必須の要素です。

 

5番目 ディレイ

これはあまり強くかけすぎず、自然なエコーがかかるような感じを目指します。

 

6番目 ブースター

最後にこれを使うことによって、出来上がった音は変えずに、音量だけを上下できるようにします。

 

いや、エフェクターに詳しい人からすれば、あまりに稚拙かもしれませんが、おいらにとっては、これが限界でしたわ(遠い目)

でもまあ、ひとまず、とりあえず、金属製のリゾネーター・ギターの生音のような、お風呂場で出したような音を作ることはできました。

これだけでも、ものすごーく、達成感がありましたぞ(鼻息)

 

これをカラオケ練習に持って行ったとき、店長に褒めてもらったのは嬉しかったですなあ。

 

そうか、つぁんも、

やっと、

ついに、

ようやく、

ギターの音色にこだわりをもつようになったか(感慨深い目)

 

うーん、ここまで言われると、逆にあおられているような気もするが(苦笑)

 

 

というか、エフェクターでの音作りは、こだわりだしたら、いくらでも時間と手間をかけられるんですよ。

 

ほんと、エフェクターの世界は、

巨大な沼

です(涙目)

 

自分自身で、どこかで区切りをつけて、

この件はこれ以上は追求しない!

と決断しないとやめられませんよ・・・

なもんで、おいらは、このエフェクターを買った時に作った音のままで、ずーーーーっと使っています。

 

ただ、このエフェクター、とっても素晴らしいものではありますが、

オクターバー

として使おうと思った時には、うまくいきませんでした。

ギターの音っぽくない、オルガンのような音が足されるので、違和感があったのですわ。

なので、おいらがオクターバーを使って、ベースの役割をするようになるのは、まだまだ先になります。

 

エレキ・ギタリストの方たちは、音作りに相当なエネルギーを費やしてらっしゃるんでしょうなあ。

その点、アコギが中心のうちのバンドは、エフェクターの重要度はかなり下がりますからね。

それでも、時間をかけてエフェクターと向き合ったのは、とても良い経験になりましたわ。

 

この後、店長がブースターを導入したり、おいらがオクターバーを導入したりしますが。

それらの説明については、また次の機会といたしましょう。

 

以下次号じゃ!!

 

 


バンドの歴史64(エフェクターの道)

2024年09月21日 14時43分56秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございますかな??

暑さ寒さも彼岸までっ!!

ようやく、路上ライブが、やれるかもしれん・・・(鼻息)

でも、なんか、まだ、例年に比べて、暑い気がする。

早く涼しくならないかなあ(遠い目)

 

 

さて、今回語るのは、おいらのエフェクターの話ですわ。

おいらが初めてエフェクターを購入したのは、2017年の1月でしたわ。

そう、ギター歴はかなり長いほうなのに、エフェクターとは、ずっと無縁でした・・・

まあ、ずっとマーチンを生音で弾いていたわけですからね、エフェクターの必要性を感じてなかったわけです。

 

 

 

しかし、このころから、おいらはエフェクターの必要性に気づくことになります。

 

 

というのは、2つの理由があるんですわ。

 

 

 

理由1、バンドでおいらがギター・ソロを取るようになった。

 

これはですねえ、おいらと店長の関係性が変わった、ということなのです。

おいらにとって店長は、ギターの師匠ですからね、絶対的な上下関係があったのです。

なので「うちのバンドでギター・ソロをとるのは店長」という不文律がありました。

まあ、不文律というか、おいらが勝手にそう思っていただけなわけですが(苦笑)

それが、だんだんくずれていった、というのがこの時期なわけです。

そして、ギターソロをとるということは、音量を上げ下げする必要がある、ということになってきます。

 

おいらのメイン・ギターにボリューム・ノブがついていれば、

それでやりくりすることも可能でしょうが・・・

ご覧の通り、何もついていません(笑)

うわ、なつかしい、農家での演奏の画像ですね。

というわけで、エフェクターが必要になった、というわけですね。

 

 

理由2、おいらのメイン・ギターを、アンプにつなぐと、ただのエレキの音がする。

 

「なんのこっちゃ」「何を当たり前のことを言っているんだ?」と思うかもしれませんが、

 

もう一度復習しましょう、おいらのメイン・ギターは、

金属製のリゾネーター・ギターです。

うわ、これもなつかしい、川崎駅前での路上ライブの画像ですね。

そう、このギターの生音は、風呂場で鳴らしているんじゃないか、というくらい独特な音です。

その独特な音が、アンプを通すと、それこそまさに、ただのエレキの音になってしまうのですわ(当然)

これだと、このギターの持ち味が損なわれてしまう・・・というか、弾いていて楽しくない。

なので、このギターの生音に近い音を、エフェクターで作ろう、と考えたわけですわ。

 

 

で、いろいろと調べた結果、

風呂場で鳴らしているような音

を出すためには、リバーブとかコーラスとかディレイなどという、空間系のエフェクターが必要とのこと。

うちのバンドは路上ライブが主戦場ですからね、そんなにたくさんのエフェクターを持ち運べない・・・

 

 

 

というわけで、冒頭の写真、

これの出番になったわけですね!(鼻息)

おいらが持っているモデルは、これとはちょっと色が違いますが、中身はおんなじです。

当時、エフェクターを買ったことがなかったので、どれがいいとか全く分かりませんでしたが。

これは、そうとう使えるエフェクターだと思いますぞ。

結果的には大成功だったと言っていいのではないでしょうか(鼻息)

 

たまたま店長も、VROOOMからもらったZOOMのエフェクターを使っているので。

うちのバンドは、完全にZOOMに依存しておりますな(陶然)

でも、それくらいZOOMのエフェクターは安価なのに、高性能ですわ。

もちろん、デジタルではなく、アナログなエフェクターが最高、と思ってらっしゃる方もいるでしょうが。

いや、もう、なるべく安価で、ちっちゃくて、軽いのが一番いいです(遠い目)

 

 

で、このエフェクターの素晴らしいところは、

何十種類ものエフェクターの中から、最大6つのエフェクターをつなげて音作りができるのです。

これ、可能性としては、ほぼ無限なんじゃないかなと・・・(遠い目)

だって、選んだ6つのエフェクターが、たとえ同じ組み合わせだったとしても、

それをどの順番でつなぐかによって、まったく違う音になるらしいし・・・

 

これはいよいよ、これまで向き合ってこなかった、エフェクターとの戦いが始まる予感がしたのでした・・・

 

というわけで、以下次号ですぞっ!!


バンドの歴史63(小型アンプの威力)

2024年09月14日 05時01分23秒 | バンドの歴史

さて、みなさまお元気でしょうかな?

やっと秋めいている、と言っていいのでしょうか?

なんか、東京はまだまだ暑い・・・

いやあ、今年の夏も地獄のような暑さでしたなあ(遠い目)

 

 

それはともかく、前回、店長に帽子をかぶせた、というところまで書きましたな。

今回は、機材についてです。

いやあ、ここ近年の、機材の発達は目覚ましいものがありますな・・・(讃嘆)

 

 

そう、おいらはこのシリーズにも書きましたが、

ローランド製の、

ACー33

というアンプを愛用してます。

路上ライブとか、カラオケ練習とかで本当にお世話になっておりまする。

 

時計の針を2016年12月に巻き戻しますと・・・

おいらはACー33以外に、もう1つ、小型アンプを購入することになります。

 

 

それが、冒頭の写真の、ローランド製の

モバイル・AC

という名前のアンプですわ。

これもまた、ものすごーく素晴らしいということを書いておかねばならんと思っているところなのです。

 

いや、ACー33も十分に小型ではあるんですが、持ち運びには難があります(遠い目)

なので、毎週のカラオケ練習に、ACー33を持っていくのが、しんどくなってきたのですよ。

そこでACー33よりふた回りくらい小型の、モバイル・ACを購入してみたのです。

最初に、モバイル・ACをカラオケ練習に持って行ったときは、ドキドキしましたなあ。

 

というのも、うちのバンドの店長は、帽子をかぶっているだけの男ではありませんぞ(笑)

大変、音にうるさい男なのです。

はるか昔、1996年とかに、おいらたちが路上でライブをやる時、1番困ったのはアンプから出る音でしたわ(遠い目)

当時、持ち運びできるアンプはほとんど無くて、有ったとしても、音量を上げると、音が歪む物ばかりでした。

 

 

そのことを当時の店長は、大変腹立たしく思っていて、

こんな音、アコギの音じゃないわい!!(憤怒)

と、いつもおいらに愚痴っていたものです(さらに遠い目)

音が悪いと、とたんに店長の機嫌が悪くなるからなあ、当時はびくびくしていたもんです(遠い目)

 

 

ところが、ACー33を買ってからは、毎回、ほくほくの笑顔で、

これ、良い音だねえ、アコギの音がするねえ(にっこり)

と言ってくれていたのです。

 

なもんで、ACー33の持ち運びが不便だからといって、さらに小型のアンプを持っていって、

出た音が、店長の気にくわない音だったらどうしよう・・・

ひやひやしながら、練習に持っていったわけです。

 

ところが、このモバイル・ACから出た音を聞いた店長は、

すごいねえ、こんな小さなアンプからも、ちゃんとアコギの音がするじゃん~(にっこり)

と言ってくれたのです。

いや、これ、ほんと、すごい技術だと思うっす(讃嘆)

 

 

このアンプが、30年前に有ればなあ(さらにさらに遠い目)

あんなに店長に愚痴られることもなかったのに(苦笑)

 

というわけで、おいらはACー33を毎週カラオケに持っていく必要がなくなり。

さらに、店長にお願いして、モバイル・ACを店長がカラオケに持ってきてくれることになり。

(おいらのギターが金属製であまりに重いから、店長にお願いしたわけですな)

おいらは、そうとう身動きが楽になりましたわ(安堵)

 

 

そうして2016年12月以降は、

・路上ライブの時には、おいらがACー33を現地に持っていく。

・カラオケ練習の時には、店長がモバイルACを持ってくる。

という形で、この2つのアンプが運用されることになります。

 

 

しかし、この体制もこの後、いくつか問題点が浮上してくるのですわ。

 

 

・モバイルACの、マイク端子でギターの音を鳴らそうとすると、うまく鳴らない。

(これはAC-33も同様だったが、出力が大きいので、それほど問題にならなかった)

 

・VROOOMの音が生音なので小さい。

(これも、うちのバンドがもっと音にうるさくなってくると、我慢できなくなってきます)

 

・おいらが低音を担当するようになると、モバイルACの出力ではうまく低音が出せない。

(とくにこの後、オクターバーを使用するようになると、それが顕著になってきます)

 

・2本のギターの音量を上げようとすると、ハウリングするときがある。

(そりゃ、こんなちっちゃなアンプから、2本のギターの音を出そうとしているわけですからねえ)

 

これらの問題を、完全に解決するために、うちのバンドはこの後かなりの年月、試行錯誤することになります。

うちらみたいな路上ライブ専門バンドは少ないとは思いますが、もしかしたら参考になるかもしれないので。

 

そこらあたりも、この「バンドの歴史」シリーズにしっかりと書いておこうと思ってます。

 

以下次号じゃ!!


バンドの歴史62(店長には帽子が必須)

2024年09月07日 17時47分17秒 | バンドの歴史

さて、うちのバンドの歴史を振り返りつつ、大切な出来事を記述しているわけですが。

2016年7月に、時計の針を戻してみましょう。

この写真の場所は、王子駅にほど近い公園ですわ。

おいらたちにとって大切なイベント、ホット・ロッキン・ナイトに参加した日の、空き時間ですね。

 

 

この日、おいらは、店長の見た目を変えるために、強硬手段に出ます!(鼻息)

これが直前の写真ですね、今となっては、帽子がないだけで、この違和感・・・(苦笑)

 

そう、現在までずっと着用し続けることになる、帽子をプレゼントしたわけですわ!

 

王子のライブ・ハウスのそばに、リサイクル・ショップがあって、何の気なしに見ていたんですが。

むむ、これは店長に似合うんじゃないか??

と思いいたりまして、

 

バンドの予算で、

買って、プレゼントしたわけです!(鼻息)

店長が照れていますが、これが初のお披露目の時の写真ですわ。

ここは、王子のカレー屋さんですね、いつもお世話になっております。

この数年後に、このお店でおいらの身に大惨事が起こることになるのですが、それは後々書いていくとして(意味深)

 

うむ、やはり、「店長」という名前なわけですからね、それなりに威厳がないといかん。

そう考えると、この帽子は、けっこう紳士っぽくて、わりとフォーマルな場面でもいける!!

まさか、こんなに長く愛用してくれることになるとは思いませんでしたが・・・

 

2024年8月の時点で、まだ着用してますからね。

もう、8年くらい愛用していることになりますな。

 

つい最近、店長がこの帽子をVROOOM宅に置き忘れまして。

おいらとVROOOMで、まじまじと、この帽子を見たところ・・・

そうとう汚れてて、くたびれてました(苦笑)

そりゃあ、そうだわなあ(遠い目)

 

うちのバンドの本番はもちろん、路上ライブの時も、カラオケ練習の時も、

必ず着用すべし!!

というおいらからの指令?が出ていますからね、完全に店長のトレード・マークになったのではないでしょうか。

 

で、なぜそこまでして、店長に帽子をかぶせる必要があるのか??

これはねえ、なかなか書きにくいんですけども、店長の承諾を得たから書きますけども(苦笑)

まあ、加齢というものは、避けることができないわけで・・・

加齢が頭髪に大きな影響を与えてしまったわけですなあ(遠い目)

 

それによって、店長曰く、

雨が地肌に直接当たる

ようになったそうですわ(失笑)

 

うちのバンドの演奏をビデオに録画して、後から確認するのが、バンド内でのおいらの役割なんですけども。

 

ビデオを再生しても、演奏のチェックに集中できず、

店長の頭に注目してしまう

という事象が発生してしまったから、帽子をかぶせるしかないと思ったわけですね(諸行無常)

 

 

 

いやあ、そういう意味でも、この帽子との出会いは大きかったですな。

これ以降

「店長といえば、この帽子」

「この帽子といえば、店長」

まさに切っても切れない関係になったわけです(鼻息)

 

 

いやあ、バンドは、見た目も大事!!

おいらも、伊達メガネとかサングラスとか、いろいろ考えたけども・・・

これといったトレード・マークが見つからず。

 

というか、サングラスをかけようかなと思ったけども、そうすると、あんちょこが見えなくて、ダメ(号泣)

とりあえず、リスト・バンドをつけるようにしたけども、これもあんまし、目立たない・・・(遠い目)

 

まあ、使っているギターが、ものすごく珍しいものだから、それでいいかなと。

あと、うちのバンドはステージ衣装で赤いエプロンをつけるし、目立つといえば、目立つか。

 

できれば、店長の帽子に、アップルビデオっぽく、リンゴの缶バッジとかをつけたい気もするが・・・

まあ、欲張るのはよしましょうか(笑)

 

というわけで、店長に貫録がついて、バンドの見た目も良くなったのです!

 

以下次号じゃ!!


バンドの歴史61(スライド・バーに妖怪を憑ける)

2024年08月31日 09時37分58秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、暑い日が続いていますが、お元気ですかな?

 

前回、VROOOMに相談して、スライド・バーにパテを詰めた、というところまで語りましたな。

これで、小指にフィットして、とても使いやすくなったのですが。

ちょうど、2016年の夏に、おいらは故郷に帰省することになったので。

そんなに荷物になるものじゃないし、スライド・バーを持って帰ったのですわ。

 

んで、冒頭の写真にある通り、それをある場所へ持って行こうと考えていたのです。

 

というのは、どういうことかと申しますと、おいら(とVROOOM)の出身地は、

広島県三次市

というところです。

中国山地のど真ん中の、360度山ばかりの、盆地ですわ。

 

ここは、江戸時代に

『稲生物怪禄』

という書物が書かれた、由緒正しい、

妖怪の町

なんですわ。

いやあ、おいらが少年時代を過ごした時には、ぜーんぜん、有名じゃなかったけどなあ(遠い目)

 

 

まあ日本全国、地方の町は、町おこしが喫緊の課題ですからなあ、使えるものは何でも使っていかないと。

とはいえ、この『稲生物怪禄』には、はっきりと、

比熊山の山頂に肝試しに行ったら、祟られた。

と書かれていまして、そこにある岩に触ると、大変なことになるという言い伝えがあります。

水木しげるの漫画みたいな話ですが、ちゃんと資料が残っているところが素晴らしい。

 

 

というわけで、

行ってきました(爆笑)

いやあ、本当にただの裏山でして、遊歩道がちゃんと整備されてないもんだから、大変でしたわ・・・

何度も道に迷って、わけのわからないところに出ては引き返すことを繰り返し・・・

 

やっと、山頂近くにある、大きな岩の前に立つことができたのです。

 

そして、確実に、これが「たたり石」だな、とわかります。

 

というのは、この岩の横に、冒頭の写真にあるような、

由緒を記した立て看板があったからですわ。

おいらとしては、もちろん、たたり石に触るつもりはないけども。

 

 

ロバート・ジョンソンが、四辻で悪魔に魂を売って、ギターの名手になったのなら。

おいらは、広島県三次市の「たたり石」に宿る妖怪に力を借りて、ギターの名手になってやる

 

 

というわけで、

たたり石の段差に、スライド・バーを置いて、お祈りするわけですわ。

 

この時、周りは普通の裏山、藪ばかりですからね、すごい量のブヨとか、蚊がぶんぶん飛んでます。

もちろん、おいらの他に、この山に登っている人はいません・・・

完全に、おいら1人だけの世界ですわ。

真昼間なんで、妖怪の気配は全然しませんが、クマが出てきても何の不思議もないところですぞ。

 

 

ひいい、とても長居はできない、妖怪の儀式もちゃちゃっと済ませて。

たたり石に置いたスライド・バーを装着して、パワー全開!(鼻息)

妖怪たちのパワーが全身に流れ込んでくるぜっ(気のせい)

ということにして、さっさと下山します(そそくさ)

 

いやあ、ひと夏の面白い経験でしたわ。

 

当時、おいらは本当に行き詰っていて、スライド・ギターのコツがつかめないで、もがいておりました。

いろんな教則本やビデオを見たんだけども、いまいち、うまくスライド・ギターが弾けず・・・

なんかいい方法はないかなあ、と思っていた矢先に、帰省したもんで。

故郷の妖怪伝説に便乗して、スライド・バーにおまじないをかけたわけですが。

 

その効果があったのかどうかはわかりませんが、あれから10年弱の歳月のおかげで、

それなりに弾けるようになりました(満足)

もちろん、これからもっともっと、うまくなりたいとは思っていますが。

最初のしんどい山は越えたかなと、思っております。

 

いやあ、結局のところは、音楽に合わせてひたすら演奏する練習が良かったんだと思うけども(苦笑)

妖怪のおかげということにしておきましょう。

次に帰省した時、時間があれば、また「たたり石」のところに行って、お礼を申し上げようっと。

 

おいらは、いくつかのスライド・バーを持っているのですが。

肝心のライブの時や、路上演奏の時には、必ず、この妖怪スライド・バーを使うようにしています。

 

というわけで、以下次号じゃ!

 


バンドの歴史60(スライド・バーが上手く使えない)

2024年08月24日 10時38分56秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、元気で過ごしていらっしゃいますかな?

前回、ようやっと、自分好みのメイン・ギターを手に入れることができた、というところまで書きました。

これで、おいらのギターの問題は、ひとまず片付いたと。

 

しかし、表題にもあるとおり「スライド・バーを上手く使えない問題」というのが発生します。

これ、全国数万人のスライド・ギタリストの皆さんは、どのように克服していらっしゃるのでしょうか。

大変気になるところではありますな。

 

いや、スライド・ギターをやってみたいと思うギタリストの方は、けっこう多いのですが。

自分に合うスライド・バーが見つけられずに挫折されている方が多いのではないかなと。

もしくは「合わないなあ」「使いにくいなあ」と思いながら、スライドバーを使っている方も多いように感じてます。

 

そう、自分に合うスライド・バーは、そうそう見つかるもんじゃないのですわ(遠い目)

おいらも、スライド・バーだけで、10本くらいは持ってますよ・・・

というのも、まず、

スライド・バーを、どの指にはめるか問題

というのがあります。

 

まあ、人さし指にはめる人はほとんどいない(見たことない)ので、

中指

薬指

小指

の3択になるとは思うのですが、これ、指の大きさ・長さが全然違いますからね。

 

まず、中指で有名な方といえば、

ボニー・レイットですよね!

スライド・ギターを演奏する女性、というだけでも珍しいのに、中指とは・・・(賞賛)

 

 

次に、薬指にはめる人は、たくさんいます。

デュアン・オールマンが有名でしょうな。

それにしても、指が長すぎるような気がするのは、おいらだけなのか・・・(仰天)

 

 

んで小指にはめる人が、それこそ、1番多数派なんじゃないかなと。

大好きな、サニー・ランドレスを挙げておきましょうか。

 

んで、中指とか薬指だったら、指自体がかなり太いので、大体のスライド・バーにフィットします。

それでもバーが太すぎることはあるかもしれませんが、指自体が長いので、わりにコントロールしやすいのです。

 

でも、小指に装着する場合、指が細くて短いので、ぶかぶかになってしまうのですわ。

 

そして、それが、ものすごーく、弾きにくい・・・

 

おいらも、最初かなり苦戦して、細いスライド・バーにしてみたり、いろいろ試してみたんですが。

小指とスライド・バーが密着しないので、演奏する時に、タイム・ラグができてしまうんですよ。

これ、多くの人の悩みの種になっているようですね・・・

おいらも、これまでいろんなブルース・ジャムに参加してきましたが、小指に装着する人は、みんな苦労していましたわ。

スライド・バーの中に、ティッシュや、布切れを詰めたり、中には何重にも絆創膏を貼るという人もいました。

 

 

こういう時には、うちのバンドの工房長、VROOOMに相談するのが1番早い。

 

 

おいらは、冒頭の写真のように、

スライド・バーをVROOOM宅に持って行って、相談したのです。

 

すると、しばらく考えたVROOOMは、

これ、中に、パテを盛ればいいじゃん。

と言ったのです。

いや、まさに、コロンブスの卵!

そうか、補修用のパテ(2種類のパテを混ぜるだけで、時間が経つと固まるタイプ)を使えばいいのか・・・

 

というわけで、おいらは、すべてのスライド・バーに、自分の小指に合うように、パテを入れたのです。

すると、素晴らしく使いやすくなりまして・・・

このおかげで、スライド・ギターをストレスなく弾けるようになったのです!

 

ちなみに、ここで紹介したスライド・バーは、

ジャイアント・ボーン・バー(真鍮製)

という種類でして、2016年に購入したものですが・・・

現在は、製造が中止されて、販売してません・・・(遠い目)

おいらはたまたま、ストックも含めて2本持っているからいいけども。

これ、ガラス製だったりすると、割れたらそれで終わりですからね・・・

自分の使いやすいスライド・バーを見つけたら、買い溜めしといたほうがいいですな。

 

それはともかく、スライド・バーの中にパテを詰める!

これはねえ、全てのスライド・ギタリストにお勧めしたい技ですわ(鼻息)

 

というわけで、また1つ課題をクリアしたのでした。

それ以降、おいらは、新しいスライド・バーをいつ買い足してもいいように、パテは常備してあります(ニヤリ)

 

でも、使い勝手が良くなっただけでは、まだまだおいらが使うスライド・バーとしては不十分!(鼻息)

2016年の夏に、おいらは帰省するのですが、その時にこのスライド・バーを持ち帰ることにしたのです。

 

以下次号じゃ!!


バンドの歴史59(アコギ弦とエレキ弦)

2024年08月17日 12時35分34秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、お元気でございましょうか?

季節は移り変わっていくもの、暑い夏は・・・終わったのか??

いや、なんか、東京は台風が来たり、毎日暑いし・・・(遠い目)

 

いや、それはともかく、おいらのメイン・ギター探しの旅ですよ。

前回、初めて買ったリゾネーター・ギターが鉄製でして。

何をやっても錆びた

というところまで語りましたな。

さらに、そのギターにはカッタウェイがなくて、高音域が出しにくい

 

 

よって、おいらが探し求めるギターは、

リゾネーター・ギターであること

錆びない(錆びにくい)こと

カッタウェイがあること

という3つの条件を満たしているものということになったわけですな。

 

 

はい、冒頭の写真をもう1度見てみましょう。

完璧じゃん(号泣)

 

リゾネーター・ギターで、カッタウェイがあって、木製だから錆びないじゃん。

はい、これで決まり!!

 

 

だと思って、おいらはこのギターを2017年8月に購入しました。

ドブロのマークが素晴らしいですな(遠い目)

今にして思えば、このギターをちゃんと使うことができていたら・・・

今のおいらのメイン・ギターはこのギターだったかもしれないのです。

 

 

結論から言って、おいらはこのギターを上手く鳴らすことができませんでした。

しかも、ギター本体のせいではありません・・・

完全に、おいらの知識不足、おいらは何もわかってなかったのです。

 

 

注目すべきは、次の写真です。

ちょいとわかりにくいかもしれませんが、張ってある弦が、ブロンズ製ですね。

そう、おいらは、リゾネーター・ギターにアコギ用の弦を張っていたのです。

それは、やっぱり、このギターの前においらが使っていたギターが、マーチンだったから、というのが大きいでしょう。

使い慣れていた弦を、そのまま張ってしまっていたわけですね。

 

 

もう1度、ギターのボディを見てみますと、

エレキ・ギターなどに使われている、マグネット式のピックアップが搭載されていますね。

そう、わかりやすく言うと、おいらは、エレキ・ギターにアコギ用の弦を張っていたってことです。

リゾネーター・ギターは、エレキとアコギの中間的な存在ですけども。

ピックアップがエレキ用のものなんだから、弦もエレキ用のものにすべきだったのです。

そんな当然のことを、全く考えなかった、というのは、今思うとすさまじいですな(あきれ顔)

 

 

言い訳すると、この鉄製のギターは生音がバカでかくて、

アコギ弦を張ることによる音量のばらつきがそれほど気にならなかったのです。

ところが、ボディが小さくて生音があまり大きくない、木製のギターを買ったことによって、

アンプから出る音量のばらつきが顕著になって、やっとこの事象に気が付いた、というわけなのです

 

 

具体的に言うと、

2弦の音が異常に大きい

それに対して、

3弦の音が異常に小さい

という事象が発生したのです。

 

これ、当時は本当に原因がわからなくて、結局、おいらはこのギターとは合わないんだ、と考えて(驚愕)

このギターを手放すことにします。

 

 

そして、現在使用しているメイン・ギター、ナショナル製の、

このギターを2018年8月に購入して、やはり同じ問題にぶち当たり、おいらはとにかくあわてます。

そして、いろいろ調べまくって、ここでやっと、原因がわかったのです。

 

それが、

マグネット・ピックアップは、アコギ用の巻弦の音をちゃんと拾わない。

という、考えてみれば、至極当然の理由でした・・・(遠い目)

そらそうだ、ブロンズは磁石にくっつかないもん・・・(さらに遠い目)

 

おいらはマーチンのギターで、ピエゾ式のピックアップしか使ったことがなかったから、思いもよらなかったんですね。

そこらあたりのことは、この記事に書いた通りなんですが。

こんな簡単なことに気づかずに、ギターを演奏していたなんて(自己嫌悪)

 

 

こうして、長い旅路の果てに、やっとおいらは、

リゾネーター・ギターであること

錆びない(錆びにくい)こと

カッタウェイがあること

という三つの条件を満たしたメイン・ギターを手に入れることができたのです!

 

 

とはいっても、ブラス(真鍮)製のこのメイン・ギター、鉄製ほどではないけど、

今では、完全に錆びてますけどね・・・(遠い目)

 

 

というわけで、以下次号じゃ!