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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ブルースマンへの道! その25

2019年04月18日 06時47分16秒 | ブルースマンへの道

さてみなさま、ブルースマンになりたいですか?

まあ、ふつう、興味ありませんよね・・・

それでも今回も全力でお送りする、このブログ(遠い目)

どこの誰に向かってボールを投げているのかわからんけど、全力投球だぜ(笑)

 

さて前回、ジャム・セッションの場での曲の打ち合わせについて語りましたな。

そして、その時の例として、以下のようなものを挙げました。

 

キーはデー!

ケツから、スロー!

2番目は上がらない!

 

という内容ですね。

 

おいらはその後、

たくさんの教則本やら、ジャムセッションの手引書なんかを読んで。

その意味するところがわかったのですわ。

 

まず、1行目の「キーはデー!」

これは、曲のKey(キー)がD(デー)であることを指しているわけですね。

つまり、Dから始まる12小節のブルースであるということを伝えているわけです。

D(ディー)のことをD(デー)と発音しているのは、B(ビー)と紛らわしいからですわ。

曲のKey(調)を指示するわけですから、聞き間違いが起こると大変なことになります。

なもんで、極力、聞き取りやすいようにしてあるわけです。

 

そして次に2行目の「ケツから、スロー!」

これはけっこう苦戦しました(笑)

後半の「スロー」というのは、ゆっくりという意味なんで「テンポをゆっくりにして演奏しよう」ということですね。

これはすぐわかるんだけども「ケツから」というのが最初は良くわからず・・・

ただ、反対語が「アタマから」だということに気づくと、理解できやした。

つまり「アタマから」というのは、12小節ブルースの最初から、ということ。

よって「ケツから」というのは、12小節ブルースの終わりから、ということ。

とは言っても、この終わりから、というのは、冒頭の図で説明すると、

三段目の「⑤E7」となっている小節から、スタートしましょう、ということのようです。

ただ、いろんな情報を見てみると、どうやらこの通りのコード進行じゃなくてもいいみたい。

つまり「最初に4小節やってから、アタマに戻るよ~」という意味のようです。

 

ちなみに、この図ですが、例としてKeyがAの曲になってます。

ただし、それぞれのコードの上に、〇で囲まれた数字があります。

これは最初のコードからいくつ上のコードか、という意味でして、この数字そのものは、どんなKeyでも同じです。

 

最後に3行目の「2番目は上がらない!」

これは最初に聞いた時は、まったくもって意味不明でした(爆笑)

おいらはヴォーカルなので、1番は普通に歌い、2番のときにはメロディを変えて、高く(上げて)歌ったりします。

だから「2番の時も1番の時と同じように歌うことなのかな~」と思ったりもしましたわ。

でもそんなの、ヴォーカルが1人で決めて実行できることだし、それによって、バンドの演奏が劇的に変わるとも思えない。

何なんだろうな~、と思っていたのですが。

 

もう1度ブルースのコード進行表を見てみましょう。

はい、注目は2小節目(2番目のコード)です!!

「①A7」というのとカッコづきで、「④D7」というのが併記されてますね。

そうブルースの場合、2小節目のコードが①(1度)になるか、④(4度)になるかの2通りあるんですよ。

だから「2小節目(2番目)が上がる」と言われた場合は、④のほうのコードを弾く。

「2小節目(2番目)は上がらない」と言われた場合は、①のままのコードを弾き続ければいい、ということなんですね。

 

なるほど、これなら、すべてのキーの、すべてのテンポの、どこから始めるブルースでも、だいたい指示できますわ。

 

ということが飲み込めた時点で、以下次号じゃ!!


ブルースマンへの道! その24

2019年04月15日 06時49分28秒 | ブルースマンへの道

 

なんと、前回このカテゴリーでブログを書いたのは、昨年の12月・・・

それから5か月くらい何をしていたのかというと・・・

店長に新しいギターを買わせ、Tさんに新しいギターを買わせ・・・

なんか、人にギターを買わせては、それについてこのブログに記事を書いてきたわけですね(笑)

 

それもやっと落ち着きまして、いよいよ「ブルースマンへの道」ですよ。

これは自分を「ブルース演奏家(ブルースマン)」に育てようという企画。

全国のブルースマン志望の方たちに向けての、おいらからのエールでもある記事なのです。

とは言っても、ブルースマンになりたい人なんて、どれくらいいるのか・・・

数千人? いや、数百人? まさかの数十人?

とにかく、少数派であることは間違いない(遠い目)

いったい、どこに向けてボールを投げているのかわからない状態ではありますが(笑)

 

んでも、その少数のために、おいらが考えて実践してきたことを、ここで発表していくぜ(鼻息)

 

まずはおさらい、前回おいらは、自宅の最寄り駅のそばにある、ライブ・バーに行ってきたことを報告しやした。

そこでは、ブルース・ジャム・セッションが行われていて、それを見学しに行ったのですね。

 

というのも、ブルースマンというのは、ジャムをやってなんぼ。

いずれはおいらも、ブルース・ジャム・セッションに参加してみたいわけですよ。

そうして、生きたブルースを身に着けていくことが、とても大事だと思っているのですわ。

 

んで、実際にジャムの現場に足を踏み入れてみると・・・

参加者がみんな常連さんで、しかもかなりの腕達者の人たちばかりだった、と報告しましたわ。

 

しかも参加者には、暗黙のルールがあるらしく、初心者が入り込むには、ちょいとハードルが高そう・・・

なので、まずはその暗黙のルールの内容を知っておく必要がありそうだと思ったわけですね。

そうしないと、常連の参加者の人たちに、ご迷惑をおかけすることになるかも、と考えたのですわ。

もちろん、おいらが大恥をかくということにもなりかねません(泣)

 

 

んで、冒頭の写真にもあるように、

勉強するわけです(爆笑)

 

金で解決できるところは、金で解決してしまいましょう(鼻息)

 

特に、ブルース・セッションにおいては、初めてその場でバンドが組まれるわけですから。

演奏が始まるまでの、数十秒の時間の中で、打ち合わせがなされるわけですわ。

その打ち合わせの内容がわからないと、それこそ、ついていけないことになる(遠い目)

 

おいらは初めてブルースジャムセッションの現場を見た時、その打ち合わせの内容に注目していましたわ。

その打ち合わせで使われた暗号のような言葉が、実際の演奏においてどういう意味を持っていたのか・・・

それを確認するためにも、打ち合わせで言われた言葉を、聞こえる限り、携帯にメモしていったのです。

 

例えばその時の、何曲か目の演奏曲での打ち合わせ内容。

 

キーはデー!

ケツから、スロー!

2番目は上がらない!

ではよろしくお願いします!!

 

これだけで演奏が始まってしまいました・・・(遠い目)

 

みなさん、意味わかります??(爆笑)

 

いやあ、おいらは最初、何が何だか・・・

でもとりあえず、その日のジャム・セッションが終わった後、ブルース教則本で調べたり、ネットで調べたり・・・

そうやって、少なくとも、これらの発言にどういう意味があるのかが、理解できたのです。

そこらへんを、このシリーズで詳しく解説していこうと思うのですわ!!

 

というわけで、以下次号じゃ!!


ブルースマンへの道! その23

2018年12月13日 08時36分06秒 | ブルースマンへの道


さてみなさま、いよいよ、冬って感じですな!

毎日、家から出るのが嫌になるほど寒さが、ついにやってきましたなあ(ため息)


そんな中、冒頭の写真は、おいらの最寄り駅から見える、ライブハウスの外観ですぞ。


いやあ、日野に20年くらい住んでいるけども、そういえば、このお店、


ずーーーーーっと


存在していたような気がするなあ~。

この外観だけを見続けて、20年くらい経ったんじゃないでしょうか・・・

でも、今日こそは、中に入って、ブルース・ジャム・セッションを目の当たりにしようではないか!!


というわけで、やってきました、

人生初のブルース・ジャム・セッションの現場!!


まず、入り口に「参加希望用紙」というのが置いてありまして。

セッションに参加する人たちが、いろいろ記入しています。

もちろん、見学者であるおいらは、お酒だけを注文して、そのオーダー用紙を見つめます。


名前を書く欄の横にはギター、ベース、ドラムス、ハーモニカ、ヴォーカルなどの欄があります。

自分が参加したい楽器の欄に、〇をつけるシステムのようです。


おいら自身としては、漠然と、自分はギターで参加するんだろうなあと思っていたのですが。

そうか、ヴォーカルや、ハーモニカで参加するという手もあるのか・・・

考えてみれば、あまりにも当然のことなのに、そういうことに気づけないからこそ、セッション初心者なわけですね(笑)


そこでよーーく観察してみると、この日の参加者は、だいたい10人くらいといった感じ。

ホスト・バンドの方たち(3人)を合わせた人数が、今回の演奏者ということになるわけですな。

その中で、ヴォーカルのところに〇をつけている人は、2人だけ(しかも1人は△・笑)


そうか、自信がない場合は、△をつけるという選択肢もあるのか(遠い目)


そうして、いろんなところを物珍しげに見つめつつ、空いている席に座ったのですが・・・

実は、おいら自身が、そこに居る人たちに、物珍しげに見つめられていることに気づいたのです(爆笑)

そう、だんだんわかってきたのですが、おいら以外は全員、常連さんでした(遠い目)


そりゃ、そうだよなあ、ブルース・ジャム・セッションに参加するような腕達者が、そうそう居るとは思えない・・・


なもんで、おいらは、常連さんたちに、

「おお、新しいのが来たな~」

みたいな感じで、露骨に様子を探られます(爆笑)


そいえば、イーグルスの曲で「ニュー・キッド・イン・タウン」というのがあったな~。

まさに、おいらが今日は、この店のニュー・キッド(おじさんですけども・笑)というわけですなあ。




さて、いよいよセッションが始まります。


一言で言うと、


みなさん、すんげえ、上手い・・・(遠い目)


うわあ、このレベルのブルースが、最寄り駅のすぐ近くで演奏されていたとは・・・


しかも、常連さんたちは、お互いの演奏レベルや、演奏の癖までも知り尽くしているらしく。

この日初めて合わせたとはとても思えないほど、息がぴったりです!!


おいおいおい、ニュー・キッドに入れる余地なんて有るのか??(笑)


ちょいと弱気になってしまいますが、常連さんたちは、みなさん、優しそうな人たちばかりです。


しかもニューキッドが珍しいのか、演奏の合間に、

「君もやらないの??」

「なんか、楽器できるんでしょ?」

「やろうよ~」


などと、声をかけてくださいます。



でも、あまりに恐れ多いので、見学者に徹することにして、行われていることを勉強しようと必死です(笑)



流れとしては、


まず、ホストのDustyさんが、参加希望表を見ながら、ステージに上がる人を指名します。

呼ばれた人は、スピーディにステージに上がり、楽器をセッティングします。

そして、ほとんどの場合、Dustyさんが、演奏する曲や、キーを決めて、簡単に打ち合わせします。

んで、演奏。

ほとんど、アイ・コンタクトで合図を出し合って、ソロを回しているっぽい。

だいたい、2曲続けて演奏するのが、ルールみたい。

演奏が終わったら、ステージ上の人はすぐさま撤収、そしてまた次の人たち、という感じ。




これがすごく、スピーディに淡々と行われていくので、初心者からすると、魔法を見るようです。

というか、おいらがまだ知らないところに「厳然たる不文律」みたいなものがあるのは間違いない。

それを知らないで参加したら、大火傷して、大恥をかきそうな予感(笑)


なんか、茶道の作法を知らないのに、達人たちのお茶会を見ているような気持ちですわ(爆笑)


でも、おいらはブルース好きですからね、自分の中にある経験をもとに、その作法を読み解いていこうと覚悟します!


続きは次号じゃ!!!

ブルースマンへの道! その22

2018年12月10日 06時29分36秒 | ブルースマンへの道


いよいよ、年も押し迫ってきましたなあ~。

だいぶ、寒くなって、本格的に年末の感じがしてきましたぞっ!!


さて、前回は、最寄り駅のそばにあるライブハウスが気になり始めた、というところまででしたな。



もちろん現在は便利なネット社会ですからね。

さっそく、そのライブハウスについて調べてみます。

すると、農家のライブに来てくれたお客様が教えてくれたように、毎月3回くらいブルース・ジャム・セッションをやっている模様。


ただ、ジャム・セッションというのは、基本的にはエレキギターで行なわれる、大音量のものっぽいのですよ。


このブログを読んでくださっている方はご存じのとおり、おいらは大音量のエレキ・バンドが苦手です・・・

だからこそ、アコースティック・バンドをやっているといっても過言ではない(鼻息)

というか、メンバーにドラムスやベースがいなかったから、とも言えるのですけどもね(笑)


なもんで、せっかくブルース・ジャム・セッションに行っても、そこが大音量ギンギンだったりすると、

かなり残念なわけですよ・・・


おいらとしては、普段うちのバンドでプレイしているくらいの音量でやりたいな~。




ただ、そんな中で、毎月どこかの金曜日に行なわれるブルース・ジャム・セッションだけが、ちょっと特殊だったのです。



そのジャムの名前は,

Dusty’s Backyard Jam

と言うようです。


後でわかったのですが、このDustyさんという方が、おいらたち夫婦に手招きした、赤いツナギの方でした(笑)

そこに貼られていた、イメージ画像がまた良い!!

おいらがあこがれる、古いブルース・マンたちのセッションの姿じゃないですか!!




そのジャム・セッションの、説明書きを引用してみますと。



【参加者募集!】

Dusty’s Backyard Jamではブルースのスタンダード曲や、3コード12小節で成立する即興演奏などを小音量で楽しむセッションです。

裏庭や路地で繰り広げられるブルースジャムをイメージしたものです。

また、初心者の方にもご参加できるよう、ホストのDustyがサポート致しますので、どしどしご参加下さい♪



毎月一回どこかの金曜日開催


OPEN 18:30~、セッションスタート19:00~ 終了22:30
(*終了後も通常バータイム営業致しております)

参加チャージ1000円+オーダー

見学者はノーチャージ+オーダー

ホストDusty Broom (ギター・ヴォーカル・他)



おおおお、この「小音量」というのが、たまらないですね!!

おいらのストライク・ゾーンど真ん中のジャム・セッションですわ!



ホストのDustyさんの下?の名前は、Broom(ブルーム)さんなんですね。

うちのバンドにも、読み方がブルームっていうやつがいて、そこも親近感だし(笑)

当然のごとく、エルモア・ジェイムスの名曲「ダスト・マイ・ブルーム」からきた名前なんでしょうなあ。


まさか、地元の日野に、こんなにまで、おいらの趣味とぴったんこの場所があっただなんて・・・(遠い目)


まずは、この「見学者」というやつになって、どういうことが行なわれているのか知る必要がありますな。


というわけで、11月のとある金曜日に、おいらはこれまで行ったことのなかったライブハウスに、行くことにしたのです!!



以下次号じゃ!!

ブルースマンへの道! その21

2018年12月06日 06時24分18秒 | ブルースマンへの道



さて、みなさま、ジャム・セッションしてますか??


いやあ、いきなりすいませんねえ、ここ2週間ぐらい、ジャムセッションの事ばかり考えていたもので(遠い目)

というのも、いろいろ調べれば調べるほど、ジャム・セッションは奥が深い・・・


はい、前回は、おいらがジャムセッションに参加しようと思い始めたのは、いくつかの出会いがあったから、というところまででしたな。


まずは、冒頭の写真にもあるように、VROOOMから借りた漫画で、あこがれを抱き。


でもやっぱり、

敷居が高いよな~

と考えて、とりあえず、日々のバンド活動をしておったわけです。


そして、半年くらい前の農家でのライブの後に、来てくださったお客様と話したのですよ。

その方は、おいらと最寄駅が一緒だったのですわ。

しかも、ほぼ同じ町内と言ってもいいところで、ラーメン屋さんをやっている方だったのです。

あ、ちなみに、おいらとその方の最寄り駅は、立川の隣の「日野」という駅です。


そして、その方が、こう言ったのです。


つぁんさんさあ、駅前のライブハウス、

Soul K
って知ってるでしょ??



そのライブハウスは、日野駅のホームから見えるところにあるので、日野が最寄り駅の人で、知らない人は、まずいません(笑)



行ったことある??
え?? ないの?? 
つぁんさんは、絶対に行った方がいいよ!!



と、えらい勢いです(爆笑)


いやあ、駅のホームから見てるだけなもんで、敷居が高いんすよね~


と言ったら、


いや、あそこのお店ね、毎月数回、ブルースのジャム・セッションをやってるんだよ。
つぁんさんに、ピッタリだと思うよ、絶対ハマるって!!
だって、ブルース大好きでしょ??(笑)
アップルビデオのバンド活動と同時並行でさ、ソロでもいろいろやってみるといいよ!





おいらは、衝撃を受けたっすなあ・・・




自宅から、そんなに近いとこで、ブルース・ジャム・セッション??


とは言っても、その時は笑って飲んで語って、それでおしまいだったのですが(笑)



それからは、仕事への通勤の時、毎朝、そのライブハウスを眺めておりましたよ・・・

ただ、さすがに、初めての場所だし、初めての経験だし、興味はあるけども、なかなか踏み出せなかったわけです。




んで、それから数か月後、また農家でライブがあったのです。

ライブが終わって、夜中の12時前くらいに、立川から中央線に乗ったわけですわ。

おいらと嫁が日野駅のホームに降り立って、何の気なしに、そのライブハウスの方を見ると。



ライブハウスの窓から、ギターケースを抱えて、赤いツナギを着た人物がこちらを見ていて(笑)

もう1人(たぶん女性が)そばに居て、2人で笑いながら、こちらを見ていたと、はっきり記憶しております。



しかも、俺たち2人に、手招きをしたのです(爆笑)

今から、いっしょに遊ぼうぜ~。

と言っている感じで(笑)



その時、日野駅のホームには、うちら2人しかいなかったので(笑)

どう考えても、おいらたちに手招きをしているようにしか感じ取れず。

かと言って、完全に初対面・・・

たぶん、おいらがギターケースを背負っていたから、バンドマン(仲間?)だと思ってくださったのかもしれず。

かといって、突然すぎて、どういうふうに反応していいのか、戸惑う夫婦(爆笑)



おいらはその時、

ライブハウスに出演したバンドの方たちが、酔っぱらって手を振ってたのかな~

と思ったんですけど、この後書きますが、おいらが実際に行ってみたら、ライブハウスのお店の方でした(爆笑)



それから、うちの夫婦でお酒を飲んで、音楽の話になると、

Soul K

のことが話題にのぼるようになっていったのです(笑)



以下次号じゃ!!

ブルースマンへの道! その20

2018年12月03日 06時46分40秒 | ブルースマンへの道


さて、いよいよ2018年も、12月にさしかかりましたよ・・・

あとひと月で、2019年か、平成も終わるのか・・・

いやあ、月日が経つのは、はやいですなあ~。



さて、表題にある通り、久しぶりに「ブルースマンへの道!」シリーズを書こうと思っております。

このシリーズは、おいらがブルースの上達を目指して、どんな活動をしているかというのをまとめているわけですね。

前回このシリーズを書いたのは、もはや1年以上前の、2017年の5月!!(驚愕)

まさか、そんなに時間が経ってしまっていたとは・・・


その時に話題になっていたのは、おいらの家のリビングに置いてあった、ミニ・クラシックギターを店長にプレゼントして。

それをVROOOMがスキャロップド加工してくれる、というところまでだったのですわ。

いやあ、そういえば、そんなことも、あったなあ~(遠い目)


んで、もちろんその計画は、冒頭の写真にあるように、

とうの昔に完成しております。


さすが、職人VROOOM、仕事が速いぜ!



んで、それはともかく、1年以上経って、このシリーズを書き足すのには、れっきとした理由があるのです。

おいら、いよいよまた、ブルースマンに近づくために、新たな活動を始めようと思っているのです。



それは、ブルース・ジャム・セッションに参加すること!!(鼻息)




といっても、何が何だかわかりませんよね・・・




説明しましょう。

ブルース・ジャム・セッションとは、腕に覚えのある人たちが集まって、そこで初めて一緒に演奏することです。

東京都内だと、だいたい毎週末に、どこかのライブハウスなんかで、そういう催しが行われておりますわ。


そう、おいらがそこに1人で行って、腕利きのブルース・ミュージシャンたちと、即興で演奏をしよう、というわけなのです。


これは、なかなかに、勇気が必要な試みですぞ~(爆笑)


なんといっても、こちらは初めての事ばかり!

大恥をかいて、しょぼーん、なんてことになりかねません(遠い目)

そもそも、おいらの実力で、そんなところに入って、うまく演奏できる保証なんてないわけです・・・


でも、まあ、たとえ大恥かいたとしても、得るものが大きいのではないかと思い始めたわけですよ。


おいらが、そういうふうに考え始めたのには、いくつかの出来事があったからなのです。



まずは、VROOOMから借りた漫画!!(爆笑)

シオリ・エクスペリエンス!!



この漫画は、伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックス(の幽霊)が現代によみがえるというもの。

これがまた、青春してて、面白い漫画なわけですわ。


現代によみがえったジミ・ヘンは、夜な夜な、東京のライブハウスに入り浸って。

そこに居る人たちとジャム・セッションをしまくって、そこで新たな出会いがあったり、新しい曲をひらめいたり。



これがもう、当然のごとく

かっこいいわけですよ(爆笑)



いいなあ、ジミ・ヘンみたいにギターが弾けて、ジャム・セッションできたら、楽しいだろうな~。

なんて、のように考えていたわけです。

もちろん、ただあこがれていただけで、まさか自分がそれをやろうなんて、思いもしなかったわけですけども・・・


そうしたら、ふってわいたように、ある出会いがあったのですよ!!


以下次号じゃ!!

ブルースマンへの道! その19

2017年05月15日 07時12分31秒 | ブルースマンへの道


さて、いよいよ初夏といってもいい季節になってきましたっ!!
みなさまいかがお過ごしですかな??

おいらはものすごい仕事量をこなしておりますよっ!

そのおかげ?か、体の疲れは絶好調(笑)
ほんのちょっと歩くと、息切れがしたりいたします!

うわあ、睡眠時間が圧倒的に足りてないなあ~!


さて、それはともかく、久しぶりの、「ブルースマンへの道!」ですよ。


冒頭の写真をもう一度見てみましょう。

はい、ガラス製のスライドバーですね!

VROOOM WORKS

という刻印がしっかりと施されていますね!
そう、ついに完成したわけです。

かなり前の記事なんで、憶えてない方もいらっしゃるかもしれませんが。

バンドメンバーで酒を飲んで、その瓶で思い出のスライドバーを作ろうという企画だったわけですわ。

詳しいことは、この記事を読んでくださると思い出せます(笑)


実は、仕事の速いVROOOMは、かなり前にスライドバーを仕上げて、刻印まで入れてくれていたのですが。

おいらがこのブログで報告するのが遅れていたわけです。

すまん、VROOOMよ!!



こうしておいらのブルースマンへの道がまた開けてきたわけです。

というか、おいらのブルースギターの腕前がそれなりに上がってきたのは、広島県三次市の物の怪のおかげかもしれないけども。


普通に考えれば、毎日職場で練習できる環境を整えたことが大きい!!

やっぱり、毎日の練習に勝るものはないわけですよ。



んで、先週の土曜日の店長の記事になるわけですが。

おいらのリビングにずっと置いてあった、ペペギター!

店長が抱えているのがそのギターですね!!

ペペギターというのは、スペインの子供用のギターですわ。
おいらが練習に使っていたのを、店長に差し上げたのですよ。
なぜなら、おいらが職場に置く用のリゾネーターギターを買ったので、リビングには、トラベルギターを置くことにしたからです。
置く場所が無くなったペペギターを、店長の練習に使ってもらおうと考えたわけですね。


そう、店長も職場にギターを置いて、余った時間に少しでもギターを弾くのだっ!
そうして店長も、ブルースギターを上達させるのだっ!


店長も、ブルースマンになるのだっ!!


そのためには、ギターを差し上げただけでは、まだまだ片手落ち!

ここは店長が弾きやすいように、ネックをスキャロップド加工してしまおうではないか!

というのが今回からの企画!


もちろん、加工するのはVROOOMだっ!!(爆笑)


やつのことだから、

めんどくさいな~!!

とか言いながらも、しっかりと仕事をこなしてくれるはずだぜ!!(プレッシャー・笑)


おいらの家で10年以上も弾いてきたギターが、今度は店長の職場での練習用ギターに変身するなんて。

いやあ、世の中、何が起こるかわかりませんな~。


とうわけで、以下次号じゃっ!!

ブルースマンへの道! その18

2017年04月06日 06時10分28秒 | ブルースマンへの道


皆さま、お元気ですかな?
東京ではようやく、桜が咲いてきましたな~!!
ここ数日温かかったので、いっきに咲き始めて、まさに春!!


やっと過ごしやすい季節が来たということですよね~!




さて、それはともかく、ブルースマンへの道!!
前回は、比熊山の登山道がただのけもの道で、さんざん迷ったというところまででしたなあ。


それでもなんとか、頂上にたどり着いて、

祟り岩を見つけることができたわけですよ。

んで、この祟り岩の写真を見て、みなさんお気づきでしょうが。

荒れ放題です(笑)


ふつうの観光名所とかだったら、周りの雑草を刈るとか、人が近づけないように柵を設けるとか、するはずですよね??

特に、この岩、触ると祟りがあると言われている岩ですよ??

「稲生物怪録」では、肝試しでこの岩に木の札を置いただけで、30日間、家に物の怪が押し寄せたんですよ??


こんな状態にしておいて良いのか>三次市!!


といってもまあ、ちゃんとした道が通っているわけでもない、裏山の頂上ですからね~。
機材を運び込むのも、手入れをするのも大変なのはわかりますけども(ため息)


そう、でもここまでお読みになった方には、当然の疑問がわいてきますよね。


なぜこの岩を、祟り岩だと断定できたのか??
そこらへんの岩と、なんも変わらんじゃん??



おっしゃる通り、そうなんですよ、見た目はまさに、そこらへんの岩ですよ。


ところがですね、三次市もちゃんとそれなりの仕事をしてくれているわけです。

この岩の横に、草木に埋もれた看板が立っていたのですよ。


はい、間違いなく、この岩が祟り岩ですね!!
(この看板では「たたり石」という表記になっていますね)



汗だくで、蚊に刺されまくって、ボロボロの状態のおいらですが。

感慨深いものがあります・・・


この岩を触ったものには祟りがあると言われているわけですから、安易に触ったりはしませんよ。
これをべたべたと触って、物の怪を怒らせるのが目的じゃありませんからね。




触らないで、物の怪の力を借りるのです!
ギターの腕前が上がるようにねっ!!




んで、

儀式をしますね。


ロバート・ジョンソンがクロスロード(四辻)で悪魔に魂を売って。

その代わりに、ギターの腕前を上げてもらったように。




おいらは、悪魔じゃのうて、物の怪を呼び出すんじゃ!(広島弁)

物の怪さん、力を貸してつかぁさい(広島弁)







ん?
気づきませんか?



同じ写真を

ここぞとばかり連投してますけど、気づきません??(爆笑)



何の儀式も行われてないって?
ただの祟り岩の写真だって??




ふふふふふ。




目印をつけてみましょう。

ここですね・・・


祟り岩の表面には、ちょうど、物が置けそうな段差がありますね・・・
たぶん数百年前に、稲生平太郎さんが木の札を置いたのも、おそらく、この段差でしょうね。
それくらい、あつらえたような段差が、祟り岩にはあったんですよ。


近づいてみましょうか。

段差の部分に、何か、置いてありますね・・・(笑)



もちろん、置いたのは、おいらですよ。



さらに近づくと~。

はい、このブログをご覧になっている方には、見慣れたものですよね。



けっこう前に、このシリーズでご紹介した、

この写真の1番右ですね。




そう!!

おいらのメイン・スライドバーですよっ(爆笑)


もちろん、祟り岩には触らないように細心の注意を払って、スライドバーを置いたわけです!!
そのためだけに、スライドバーを持って三次に帰り、比熊山に登ったんですよっ(鼻息)


こうして、おいらが現在使っている、メインのスライドバーには、物の怪が憑いているのですよ~!


ロバート・ジョンソンの音楽にアメリカの悪魔が憑いているならばっ!
おいらの音楽には、日本の物の怪が憑いているのだっ!!(爆笑)


というようなことをやるためだけに、故郷に帰って、祟り岩を目指したわけだったんですわ。


祟り岩の物の怪パワーを吸収した、おいらのスライドバーを装着すると。

物の怪のパワーがあふれ出すっ!!


うおおお、流れ込んでくるぜ、物の怪たちが~!!


みたいな写真を撮ることも、忘れてないですよ(笑)
もちろん、背景は祟り岩です!!


全身を蚊に刺されながら、

ネタのために、こんな写真を撮った時のことを思い出すと、感慨深い(遠い目)




夏の思い出、ですなあ~(爆笑)



続きは次号じゃっ!!

ブルースマンへの道! その17

2017年04月03日 14時50分29秒 | ブルースマンへの道


さて、春なのに、かなり寒い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですかな?

おいらは先週末、店長がバンドをお休みしやがっので、VROOOMと2人で、バンドミーティング(笑)


店長が居るときにはできない、バンド関係の小物の作成をメインにして活動しましたよ。
といっても基本的に、作成するのはVROOOM。
おいらは「こういうものを作ったらどうだ?」とアイデアを出すだけの係(爆笑)


でも、こういう何でもないような法螺話から、

うちのバンドのコスチュームであるエプロンとか、
店長の帽子とか、
フライヤーとか、
ライブの時に配る名刺とか、
いろんな物が実現できてきたわけだから。

おいらは、アイデアを出すことをやめてはいかんのだ!(鼻息)


というわけで、この日はかなりの時間をかけてVROOOMにおいらのアイデアを話し、実現化への道筋が見えてきたものも多数!

それらはおいおい、このブログで報告していきますよ~。



さて、それはともかくブルースマンへの道!
前回は、広島県三次市には物の怪に関する伝説があって、その伝説の地においらが行こうとしていた、というところまででしたな。


冒頭のこの写真は、

比熊山のふもと付近にある展望台からの写真ですわ。


前回の地図でもう一度説明すると、

赤で囲ったところが、目的地である祟り岩のある場所。
青で囲ったところが、現在地の展望台の場所。

なんか、うねうねと曲がった道が続いているのがわかりますよね~。


はっきり言いましょう。

広島県三次市は、360度、山に囲まれた小さな町なんですよ。
この比熊山というのも、数ある裏山の一つに過ぎないんです(爆笑)

そう、まったく観光地化されているわけではなく、東京の人々が想像するような、

整備された道がないのですよ!!!


この地図を見た感じだと、ハイキングコースのような道が整備されているのかなあ、なんて思ってしまいがちですよね。



実際にこの山に踏み込んだ、おいらが自信をもって言いますが、


けもの道しかありません!!!(爆笑)


というか、おいらがこの山を登ったのは真夏だったもんですから。
草木が茂りまくって、そもそも道が発見できないレベルでした(涙)


頼むよ、三次市!
整備してくれよ~!!



道だと思われる場所の、いたるところに倒木があるし。
草木が生い茂っていて、ほとんど見通しがきかないし。


本当に、遭難するかと思いましたわ。


実際、道を思いっきり間違えて、気がついたら、林業の方たちの仕事場に出てしまったし。
(その時は切り倒された杉の木があるだけで、無人だったのであわてて引き返しました・笑)


まあ、そもそも、おいらがこの比熊山近辺を歩き回っても、人っ子一人見ませんでしたからね~!
つまりは、訪れる人がいないということですよ。
だから、自治体としても、整備にお金をかけない。
整備にお金をかけないから、荒れる。
荒れるから、なおさら人が来ない・・・

まさに、過疎の地方都市のジレンマですな~。



ひとまず出発地点の、

この写真のところまで引き返し。


最初の時に見逃した、草木に埋もれたボロボロの看板を見てみると。

「頂上まで、道のわきに88体の地蔵を立ててあります」

みたいなことが書いてあるのを発見します。


すんません、もう半年以上前の記憶なので、その数が88体だったかどうかは記憶があいまいです。


その正確な数はともかく、おいらは、

そうか、道のわきにお地蔵さんが立ててあるんだな、ならばそれを目当てにして登ろう!

と勇気づけられて、もう一度、裏山に分け入っていきます(笑)


ところがですね~、その頼みのお地蔵さんも、大半が倒れてしまっていて、草木に埋もれてしまっている有様(涙目)
倒れて草木に埋もれているお地蔵さんなんて、それこそ凄惨な風景ですぜっ!!




頼むよ、三次市!!
整備してくれよ~!!!




季節は真夏だから、ものすごい量の虫が、絶えずおいらの回りを飛び交い・・・
買ってきたペットボトルの飲料も、すぐに無くなってしまい・・・
相変わらず、山の中には人っ子一人いやしません(笑)



これ、下手したらやばいヤツだな、と覚悟を決める始末(遠い目)

裏山で道に迷って、熱中症で倒れたら、恥ずかしいのはさておき、他に人がいないから発見されないな~、なんて考えてしまいます。


でもまあ、しょせんは裏山ですからね(笑)
規模としては、大きな山じゃないのですよ。

最悪、道が無くても、やぶをかき分けて、上へ上へとよじ登れば、頂上には着くはず!
逆に、やばくなれば、やぶをかき分けて、下へ下へと下りれば、民家のある所に出るはず!


そう自分を信じて、お地蔵さんを頼りに登っていく、おいら!

幸い、大半が倒れているものの、短い距離に80体以上のお地蔵さんが並べられているので、1体が埋もれていても、その付近をよく見れば発見できるので、何とか道を推測しつつ進むことができる。





そして、ついにっ!!

祟り岩のところにたどり着いたのですわっ!!



以下次号ですよっ!!

ブルースマンへの道! その16

2017年03月30日 10時28分52秒 | ブルースマンへの道


さて皆さま、前回は、おいらが去年の夏に、広島県三次市に帰省した時のことを書こうとしている、というところまででしたな。

その故郷で、伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンのように、この世ならぬ者に、おいらが魂を売ったという法螺話ですわ(笑)




はい、おいらとVROOOMの故郷、広島県三次市。

中国山地のど真ん中の、人口数万の小さな町でございます。


その三次市の名物としては、昔、こんな記事を書いたことがあるので、それを参照してもらうとして。


それ以外に、三次には、妖怪(物の怪)にまつわる伝説があるのですよ。


といっても、おいらもVROOOMも、上京してきてから初めてその伝説について知ったくらいでして(笑)

地元民にはそんなに有名じゃないんだな、これが。

ただ、世間のオカルト・ファンにとっては、とても興味をひかれる伝説らしいのですよ。
というのも、昨日今日作られたお話じゃなくて、江戸時代のお話ですからね~。
しかも、ちゃんと文献として残っているわけでして、資料的な価値まであるわけですよ。


いちおう、ウィキペディア様から引用してみましょうか(笑)



『稲生物怪録』(いのうもののけろく、いのうぶっかいろく)は、

江戸時代中期の寛延2年(西暦1749年)に、備後三次藩(現在の広島県三次市)藩士の稲生武太夫(幼名・平太郎)が体験したという、妖怪にまつわる怪異をとりまとめた物語。

著者は柏生甫であり、当時16歳であった実在の三次藩士、稲生平太郎が寛延2年7月の1ヶ月間に体験したという怪異を、そのまま筆記したと伝えられている。

あらすじは、肝試しにより妖怪の怒りをかった平太郎の屋敷に、さまざまな化け物が30日間連続出没するが、平太郎はこれをことごとく退け、最後には魔王のひとり山本五郎左衛門から勇気を称えられ木槌を与えられる、というものである。

平太郎の子孫は現在も広島市に在住、前述の木槌も国前寺に実在し、『稲生物怪録』の原本も当家に伝えられているとされる。

現在は、三次市教育委員会が預かり、歴史民俗資料館にて管理している。
稲生武太夫の墓所は広島市中区の本照寺にある。



はいはい、こんな伝説が、おいらとVROOOMの故郷、広島県三次市にあったんですね。

登場人物は実在の人物だし、その子孫が現在もいらっしゃるだけでなく。
魔王からもらったという、木槌も現存しているわけですからね~。

これは、広島県三次市の誇りと言っていいのではないかと(鼻息)




そして、その影響については、ウィキペディア様はこうまとめていますよっ!



その内容の奇抜さから、『稲生物怪録』は多くの高名な文人・研究者の興味を惹きつけた。

まず江戸後期に国学者平田篤胤によって広く流布され、明治以降も泉鏡花(「草迷宮」)や稲垣足穂(「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」)、折口信夫らが作品化している。

近年の妖怪ブームにのり、最近では民俗学者の谷川健一や荒俣宏、伝奇作家の京極夏彦らも関連本を発行、水木しげるも『木槌の誘い』で漫画化し、『地獄先生ぬーべー』でも劇中のエピソードで紹介された。

また三次を舞台にした宇河弘樹の漫画『朝霧の巫女』に取り上げられたことで、三次に若い観光客が増えているという。




おおおお、三次の観光地化に、一役買っているのですねっ!

この、「三次に若い観光客が増えているという。」なんて伝聞系の文章、なかなかいいですね~(笑)


いや~、おいらもそれなりにオカルト好きだったのに、「稲生物怪録」については全く知らんかったですよ。




んで、もう一度あらすじをまとめてみますと、

三次に住んでいた武士の子供である稲生平太郎が、裏山で肝試しをする。
その肝試しでやったことが妖怪の怒りをかって、妖怪が家に出没するようになる。
妖怪が出没する日が30日続くが、平太郎は平然としている。
最後に妖怪の魔王が出てきて、平太郎の豪胆さをほめて、木槌をくれる。


というものですね。


はい、そこで気になるのが、平太郎はどんな肝試しをやって、妖怪の怒りをかったのか。


どうやらそれは、平太郎の家の裏山である比熊山(ひぐまやま)の山頂付近にある、

祟り岩

という、触ると祟りがあると恐れられていた岩に、木の札を置いてきたことが原因らしいのですわ。






はい、だんだんおいらの話の流れがわかってきましたね。

その祟り岩も、もちろん現存しています!!
祟り岩というと、ものすごーくイメージが悪いので、

神籠石(こうごいし)

という名前になっていますが、現在も比熊山の山頂付近に、確実に存在してます。


祟り系の存在は、神として祀る、というのが日本の伝統ですからね。
祟り岩が、「神が籠る石」という名前に変えられていることこそ、この伝説の信憑性を増してますよね。



んで、比熊山のふもとにある神社仏閣には、

このような看板までありますからね~!!


ここに、はっきりと、

祟り岩じゃなくて、神籠石、と書いてありますな~!!

おいらの故郷の先人が肝試しして、妖怪(物の怪)を呼び出した場所が、実在しているわけです!!


ここまでお膳立てされているのに、おいらがそこに行かないわけないよな~(爆笑)


そう、ロバート・ジョンソンはクロスロードで悪魔と取引をした。


おいらは、広島県三次市の「祟り岩(神籠石)」で物の怪と取引するぜっ!!(鼻息)


という決意を秘めて帰省して、意気揚々と比熊山を登り始めたおいらだったんだけど。


祟り岩に至る道のりは、とんでもなかったのですわ・・・



以下次号じゃっ!!