アメリカン・ブルーです。
随分前から気になっていた温泉旅館がありました。
今回、GWに息子家族と一泊旅行を計画
夫がたまたま探してくれた宿泊先が
鎌先温泉・湯主一條
その場所だったことに驚きました。
まるで「千と千尋の神隠し」にも登場する
あの雰囲気を感じる旅館です。
仙台市内から1時間弱ほどで着けるところにあります。
「旅館の駐車場に着いたら電話をください」
事前にそう言われていましたが
夕方4時ぐらいにそこへ着くと
既に黒いセレナが待機・・・
従業員さんもそこで待っていてくださって
早速車を乗り換えて向かいました。
最初はその意味があまり理解できませんでしたが・・・
実はこの写真は帰りに送ってもらったときに撮ったものですが
この細道とかなり急な坂道~(';')
慣れた方で無いと・・・私はNG(笑)
その道がまた、何とも言えず
「はるばる来た~」
そんな想い出の一歩になりました。
今から約600年前の室町時代
白石の木こりが鎌の先で岩の隅を打ったところ温泉が湧き出たことから
「鎌先温泉」という名がつけられたそうで
その名前の由来を初めて聞きました。
客室は ↑ このような感じで
とてもゆったりしています。
「湯主一條」さんの素敵なところ
「夕食が人気の旅館ランキング」でも高評価で
食いしん坊の私には食事が本当に素晴らしかったです。
地場の食材を多く使ったものや手作りの細かな味わい
季節のもの たらの芽の生ハム巻き
ともちゃんが大絶賛~(*´▽`*)♪
懐石で順番に楽しみが積み重ねってきます。
実は夕食だけではなく
私には、こちらの朝食もとても高評価でした。
特に、地元の名物 温まると湯気が出てくる白石温麺は嬉しく
焼き物&笹かまぼこは火が灯り温かく焼きたて~♪
デザート類も可愛い
バイキングが多い中で、この器たちに囲まれて
豪華な朝食を頂いた気分でした。
憧れだったこの建物を見ながらの夕食
子供たちへの配慮も素晴らしかったです。
お部屋の担当者さんは
「昴くん♪ 旭ちゃん♪」
そうきちんと呼んでくださって・・・面倒を見て下さました。
「少しぐらい走ってもこのお部屋は大丈夫!!」
和室20畳ほどありましたが
ゆったりした場所を用意してくださって感謝です。
子供たちへの可愛いスリッパやはんてんも用意されていました。
気配りにも・・・
温泉は「洞窟の湯」と「薬湯」
泉質の異なる2つの源泉
入浴後は肌がつるつるになると評判の「洞窟の湯」
「傷に鎌先」と言われる由来となった「薬湯」
2つのお湯の違いがはっきりと感じられます。
そうそう、館内に入った時に
「ようこそ森のなかへ」
そんなフレーズで案内されましたが
実は、方向音痴の私にはまさに森の中
迷路のようで目印が無ければ迷う感覚です。
そんな人にも優しく
当日、津軽三味線のコンサートがあって
そこへ着く時も食事の時も案内人さんが来てくれるので
私のような人も安心です(笑)
ひとつだけ・・・エレベーターがありません。
階段を三階まで上がれる自信があるまで…ですよ。
なんとなぁ~く私が一番の高齢者だったかも?!
青い「ゆ」のれんの方は男湯です。
私とともちゃんはその上、三階にある女湯へ夜に行って見ました。
露天風呂が付いている自然満喫しながらの
そこで、一緒になった私と同年代らしき女性
「どちらから?」と声をかけられついつい話に花が咲いて・・・
露天で三人で楽しい時間になりました。
「湯主一條は2回目
食事が美味しいので気に入って~」
そう言って村田町から来られたと言っておられましたが
40回目の結婚記念日だったそうです。
ともちゃんと二人で「おめでとうございま~す」
ステキなお祝だなぁ~と思いました。
GW後半にはお孫さん達と小岩井農場へ行かれるそうです。
またいつかお会いしたいようなお方でした。
その方が是非にも「薬湯」へも行って見て~
そうおススメ頂いたので翌朝、また二人で~
本当に全く違った泉質~( ゚Д゚)
温泉好きのともちゃんも大喜びでした。
白石市はご存知のように「こけしの里」
歴代のこけしでしょうか~
たくさん並んでいる場所に・・・
「忙中有閑」
忙しい時間の中にホッと一息つく暇があること
子育てで忙しい彼らにとって
そんな時間になってくれれば幸いです。
もう一度訪れたいお宿
そう想える素晴らしい時間を頂き
感謝したい気持ちです。
白石方面へお出かけの方あれば、おススメのお宿です。