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こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

お気に入りの白石温麺

2022-03-20 14:15:44 | 私のお気に入り

アメリカン・ブルーです。



16日の地震以来、
少し気持ちが重くなっていましたが、
気を取り直して、梅を探して出かけた白石への続きを書きたいと思います。


皆さんも映像でご覧になったと思いますが、
今回、東北新幹線が脱線した辺りが白石市です。
宮城県と福島県の境にある県内一番南に位置する「市」です。
仙台からは名取、岩沼、大河原を経て白石市に入ります。
今回の地震で、名取から梅を見た大河原までは震度6弱の揺れだったようで、
場所によっては、
あの「3.11」よりも揺れた・・・と言っている方々も多いようです。







白石市の名物、「白石温麺」

うーめんの歴史は、400年余り昔の江戸時代、
白石城の城下に住んでいた鈴木味右衛門という男の話に始まります。
味右衛門の父は胃病を患っており、味右衛門は父の胃を良くするための療法を探していました。
そんな折、味右衛門は旅の僧侶から油を使わずに麺を作る方法を教えられ、
作った麺を温めて父に食べさせます。
油を使わず胃に負担をかけない麺によって、
味右衛門の父はまもなく回復したと言います。
この話を聞いた白石城の城主・片倉小十郎が味右衛門の父を想う気持ちに感動し、
この麺を「温麺」と書いて「うーめん」と名付けたのです。

(宮城県白石市公式観光情報から参照)


白石城の城主・片倉小十郎ですが、
伊達家の家臣で、のち軍師的役割を務めたとされています。
また、忠義心に厚く、
豊臣秀吉にヘッドハンティングされ、徳川家康にも熱い視線を注がれたとのこと。
私の中では、
1987年(昭和62年)放送のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」
西郷輝彦さんが演じる片倉小十郎が好きで、
今でも片倉小十郎はその時のイメージのままです。
先月、残念ながらお亡くなりました。ご冥福をお祈り致します。



ちょっと余談・・・長くなりました・・・







冒頭の画像は、きちみ製麺の敷地内にある味見処「光庵」です。
きちみ製麺の「つりがね印」は、伊達政宗公の重臣片倉小十郎公の
旗印を商標としてお許し頂いたものだそうです。
地震の被害はどうだったでしょうか?
大きな被害にならなかったことを願いたいです。


こちらで、お気に入りの
「三味うーめん」 
めんつゆ・ごまだれ・くるみだれ(麺大盛り)を頂きました。
(麺は私が大盛りを注文したのではなく、元々が大盛りだそうです。)
私はくるみだれが大好きで、
帰りにはうーめんと一緒にくるみだれも買ってきます。
今回は、なぜか?夫も私もごまだれが一番おいしく感じて、
ごまだれも追加で買ってきました。













梅を見に行く前に、
こちらのお店から春色のうーめん登場のダイレクトメールが届いていました。
「梅を見て帰りに寄ろうか~」
夫がそう言ってくれたので、
食事の後、売店に寄って「はるいろ温麺」を買い、
昨日のお昼に食べました。
その時に、一緒に買ったのがこちら~↓







実は、意外に知られていませんが、
白石温麺の中華バージョン


昨年、友人から「意外においしいのよ~♪」と聞いていたのですが、
1月に船橋へ行く途中、南相馬のサービスエリアで見つけ、
お土産にと買ってゆきました。
お土産と言いながら、息子は出勤、ともちゃんは入院中で、
お昼に私達と昴の3人で食べてしまいました~ 笑
それが本当に美味しくて、
麺が短いので、昴も気に入ったようで、
「おかわり~」と上手に一人で食べられました。
また今度、お土産にしたいと思います。


胃の悪い父親のために作ったという温麺ですが、
最近、皆さん「胃」が不調のようですので、
そんな時には、ぜひ、白石温麺・・・お試しください。



コメント (6)
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