年金ふわふわ

年金についての執筆やセミナー講師を生業とするFP・社労士が
風の吹くまま気の向くまま 日々の出来事をつづる

煩悩から逃れられない

2009年10月17日 | コーヒーブレイク
人間、生きていると、何じゃかんじゃと思い悩みますねえ。かなりできた人間である私も然り。

これ、すなわち欲であります。モロモロの欲があって、それが満たされないのがまさしく不満。欲がないと自称するわたくしであってさえ、現実はなかなか欲を捨てきれません。

普段はそうでもないんですけど、何かしらちっぽけな気づまりがあったりすると、こんなことを想うわけでございます。ちょうど、昨日、今日のわたくしのように。

てなことを考えていたら、昔の偉い坊さん達も同じように煩悩にとらわれていたとの一文が、今朝の新聞に載っておりました。で、偉い坊さん達はそれをどのように折り合いつけたかというと、『煩悩とわかっていれば上等…』と。

煩悩にとらわれるのは欲深きせい。欲を捨てきるのは、なかなか難し。ただし、煩悩を煩悩と認識し、欲深き自分にめざめていれば、それすなわち道を外さず。ちゅうことです。おわかり?

自分は認知症であると自覚している人は、認知症ではないですよね。自覚がないから認知症。ちょっと例が悪いか。

ま、とりあえずここ2~3日の苦しみが少し軽くなった…ような気がする今朝のわたくしでございました。