70歳から74歳までの医療費の負担割合は、今まで1割に据え置かれていましたが、この4月以降に70歳になる人は2割とされます。
対象者にとっては、消費税の引き上げ、年金額の引き下げと合わさって、トリプルパンチです。
70歳から74歳までの医療費の負担割合は、8年ほど前の法律改正で、1割から2割へ引き上げると決められました。ところが、負担増となる高齢者などからの批判を受け、国は引き上げを凍結し、今日まで1割に据え置かれてきたのです。今回は、この特例措置をやめて、法律どおりの2割にするのです。
ただし、今まで1割だった人の負担が、2割に上がるわけではありません。2割負担とされるのは、次のとおり、今年4月1日以降に70歳になる人です。
【2割負担とされる人】1944年(昭和19年)4月2日以後生まれの人。
【1割負担のままの人】1944年(昭和19年)4月1日以前生まれの人。
今年4月1日時点で70歳以上の人、つまり今まで1割負担だった人は、4月以降も1割負担のままです。
70歳前の医療費の負担割合は3割。今回、2割負担とされる人は、70歳になる月までは3割負担、その翌月から2割負担です。
生年月日にかかわらず、後期高齢者医療制度の対象とされる75歳以後は、1割負担です。現役並み所得者は、75歳前もそれ以後も、3割負担です。
なお、同時に見直し予定だった、この世代の高額療養費の自己負担限度額引き上げは、今回は見送られました。
★中日(東京)新聞生活面掲載「みんなで年金」から
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対象者にとっては、消費税の引き上げ、年金額の引き下げと合わさって、トリプルパンチです。
70歳から74歳までの医療費の負担割合は、8年ほど前の法律改正で、1割から2割へ引き上げると決められました。ところが、負担増となる高齢者などからの批判を受け、国は引き上げを凍結し、今日まで1割に据え置かれてきたのです。今回は、この特例措置をやめて、法律どおりの2割にするのです。
ただし、今まで1割だった人の負担が、2割に上がるわけではありません。2割負担とされるのは、次のとおり、今年4月1日以降に70歳になる人です。
【2割負担とされる人】1944年(昭和19年)4月2日以後生まれの人。
【1割負担のままの人】1944年(昭和19年)4月1日以前生まれの人。
今年4月1日時点で70歳以上の人、つまり今まで1割負担だった人は、4月以降も1割負担のままです。
70歳前の医療費の負担割合は3割。今回、2割負担とされる人は、70歳になる月までは3割負担、その翌月から2割負担です。
生年月日にかかわらず、後期高齢者医療制度の対象とされる75歳以後は、1割負担です。現役並み所得者は、75歳前もそれ以後も、3割負担です。
なお、同時に見直し予定だった、この世代の高額療養費の自己負担限度額引き上げは、今回は見送られました。
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