23年度における基礎年金の国庫負担は、1/3と決まったのか?…という声がチラホラ聞こえます。
従前1/3だった国庫負担は、16年改正で「安定財源を確保したうえで1/2とする」と改められ、19年度をメドに、遅くとも21年度までに引き上げるものとされました。
ところが、いつまでたっても安定財源のメドがつかないまま、期限とした21年度が近づいてしまったので、とりあえず21年度と22年度については埋蔵金でもって1/2とされたことは皆さまもご存知のとおり。
で、23年度については昨年末の三大臣合意で、無理やり掘り出した埋蔵金で1/2を維持するものとされたのですが、そこに大震災。アテにした埋蔵金は震災対策に回されてしまいました。
現在は1/2を維持するためのお金がない状態。1/2とすることは、政府与党また野党を含む三党間の合意はできているのですが、それは政治的なお話であって、法律で決まっているわけではない。いわば、宙ぶらりんの状態。
21年度と22年度が1/2であったのは、あくまでも臨時的な措置。現在は法律的にいうと20年度と同じ状態だから1/3…? ということで、なんですか23年度の国庫負担は1/3ということを前提としたペーパーも見かけるとか。
一方で、1/3であるということが決まったわけでもない。これから国会で審議が始まる三次補正が決まると、流用された財源を返してもらって1/2の手当ができるという状況のようです。
従前1/3だった国庫負担は、16年改正で「安定財源を確保したうえで1/2とする」と改められ、19年度をメドに、遅くとも21年度までに引き上げるものとされました。
ところが、いつまでたっても安定財源のメドがつかないまま、期限とした21年度が近づいてしまったので、とりあえず21年度と22年度については埋蔵金でもって1/2とされたことは皆さまもご存知のとおり。
で、23年度については昨年末の三大臣合意で、無理やり掘り出した埋蔵金で1/2を維持するものとされたのですが、そこに大震災。アテにした埋蔵金は震災対策に回されてしまいました。
現在は1/2を維持するためのお金がない状態。1/2とすることは、政府与党また野党を含む三党間の合意はできているのですが、それは政治的なお話であって、法律で決まっているわけではない。いわば、宙ぶらりんの状態。
21年度と22年度が1/2であったのは、あくまでも臨時的な措置。現在は法律的にいうと20年度と同じ状態だから1/3…? ということで、なんですか23年度の国庫負担は1/3ということを前提としたペーパーも見かけるとか。
一方で、1/3であるということが決まったわけでもない。これから国会で審議が始まる三次補正が決まると、流用された財源を返してもらって1/2の手当ができるという状況のようです。