在職年金の停止額の計算に使う47万円という金額が、この4月から46万円に変わったことは皆さんもご存知ですね。ご存知ない。
この金額は16年改正時点で48万円だったものが、去年の4月に47万円に、そして今年の4月に46万円に変わったのですが、これは「48万円×17年度以降の毎年度の名目賃金変動率」でもって自動改定されるものです。
「名目賃金変動率」は、毎年度の年金額のスライド改定の基になる「物価変動率」と「実質賃金変動率」を掛け合わせたものです。話についてきてます?
一方、同じく在職年金の停止額の計算に使う28万円という金額のほうは、毎年度の再評価率の改定基準である「名目手取り賃金変動率」でもって自動改定されます。
「名目手取り賃金変動率」は、毎年度の年金額のスライド改定の基になる「物価変動率」と「実質賃金変動率」と「可処分所得割合変化率」を掛け合わせたものですね。ついてこれなくても話を続けますが。
で、この28万円の改定基準が、今年度のスライド政令でもって改正されまして、特例水準の額が本来水準の額を上回っている間は、「名目手取り賃金変動率」ではなくて「特例水準の改定基準」によって改定するとされました。
こういう改正を、知らないうちにしちゃうから、昨今、困るんですよね。困らないですか?
この金額は16年改正時点で48万円だったものが、去年の4月に47万円に、そして今年の4月に46万円に変わったのですが、これは「48万円×17年度以降の毎年度の名目賃金変動率」でもって自動改定されるものです。
「名目賃金変動率」は、毎年度の年金額のスライド改定の基になる「物価変動率」と「実質賃金変動率」を掛け合わせたものです。話についてきてます?
一方、同じく在職年金の停止額の計算に使う28万円という金額のほうは、毎年度の再評価率の改定基準である「名目手取り賃金変動率」でもって自動改定されます。
「名目手取り賃金変動率」は、毎年度の年金額のスライド改定の基になる「物価変動率」と「実質賃金変動率」と「可処分所得割合変化率」を掛け合わせたものですね。ついてこれなくても話を続けますが。
で、この28万円の改定基準が、今年度のスライド政令でもって改正されまして、特例水準の額が本来水準の額を上回っている間は、「名目手取り賃金変動率」ではなくて「特例水準の改定基準」によって改定するとされました。
こういう改正を、知らないうちにしちゃうから、昨今、困るんですよね。困らないですか?