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ドイツと環境の話

2005-04-06 18:25:37 | スタイリッシュ Europe
8年前の'97年に 京都議定書が京都での国際会議で締結され、今年、ロシアが署名を完了し、発効されました。
日本の取り組みについてはあまり頼りにならないのでさておき(実際に改善されてるとは思いますよ!そしてANN自身も省エネ心がけてますし...。)、環境に対する取り組みが市民レベルで根付いているドイツのお話です。

ANNがドイツを訪れたのは'98年と'02年ですが、どちらも地元の人の生活に触れることができ、省エネやゴミの削減など、みながあたりまえのようにやっていることに優しさを覚えました。
日本でも、都会に住んでるから自然と共に暮らす生活から遠ざかっていて、田舎ではあたりまえのことかもしれません。
買い物をしても余分な包装はしない、エネルギーの少ない料理方法、電気は最低限の明るさで...統計的な数字はわかりませんが、全国民が気をつけることによって、どれだけサステイナブルな環境につながるんでしょう。
ちなみに日本のバーはそういう意味では省エネかもしれませんね。


また、ドイツだけに限りませんが、自然を自然のままに保つ”ビオトープ”を増やす取り組みが広まっています。

 『ビオトープ(Biotop)とはもともとギリシャ語で『bio=生き物 + top=住むところ』

という意味のドイツの造語です。広い意味で捉えれば森林や海洋などもビオトープと言えますが、一般的には“人間が生活・活動するところで”という但し書きがつきます。ドイツで高等教育を受けた人や環境保全に興味のある人は必ずといっていいほど知っている言葉で、この分野では欠かすことのできないキーワードの一つです。

   建物の屋上に作られた緑地
   街の中に残るライン川の古い砂丘
   自然回復工事が行われた河川
   ブッシュや立ち木が残された畑
   高速道路の上に作られた自然公園

などをビオトープの例として紹介してきましたが、その他に生態系を考慮して作られた学校の庭、沼地など自然の生態系を大切にする自宅の庭やクラインガルテンなどもビオトープと言えます。』
『ドイツ環境情報のページ』より





日本も、田舎のこんな風景を大切にしたいですよね。

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2 コメント

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コメント (unknown)
2005-04-07 14:49:59
会社で、開発をしているメンバーにとっては、「日本は当てに成らない」という表現は、腹が立った。

今開発の真っ最中のテーマがどれ程有るか。みんな大変な努力をして居るんだよ。でも他社との開発競争があるので、公表できない。

CO2排出権を売買していることも知っているだろう。

日本を侮るのは、自分に唾を吐くことになるよ。

京都議定書を発行したプライドはないの?と外国の友だち言われないか?

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明るい将来...? (ANN)
2005-04-08 14:22:40
確かに、ソーラーパワーの活用も日本で進んできているし、ハイブリッド車のPriusは日本の誇りとして世界中で人気もの。

こういった日本が有する技術を誇りに思うことは多々ありますし、日本が掲げた2010年の目標は、ヨーロッパ先進国に近づこうとした値として評価されるべきものだと思います。



CO2排出権については、発展途上国との複雑な問題が絡み合うと思うのでもろ手をあげて賛成、とは言えませんが、世界が1つになって、抱えている問題に対して動いていることは事実。



ANN自身も、行き当たりばったりなところがありますし、また世界の60億人以上が一緒に(UNに所属してる、などの分類は別として)動くとなると、そんな個人レベルの問題とは比べ物にならないので、後退はあくまでなし、前進していくことが大切だとは思います。

ただ、(人間にとっての)環境問題と経済発展の両立に矛盾を見るのではなく、生命がおびやかされては楽しいことも何もできなくなる、という認識が広まらないと、数字や技術開発だけを追い求めていても自己満足で終わりはしないかと不安です。



ANN自身、個人として何ができるか何を心がけているか、と自分自身に問いかけても、とても大きなことなんて言えない立場ですが、毎日の生活の中でちょっとしたことでもひっかかる心のヒダを持ってたいな、と思います。
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