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ただいま「病は気から~1日1分から始められる免疫力アップ+
アンチエージングの100のステップ」 ご紹介中♪

I zoi su ine sto trapezi.~ ギリシヤの人生は食卓にあり

2008-03-24 01:30:51 | スタイリッシュ Europe
島めぐり中はほぼ雨や雪に見舞われ、外を歩き回ること
もなく食、会話にあけくれていた毎日、しかもオリーブオイル
たっぷりの料理と砂糖たっぷりのコーヒー、スィーツ・・。ギリシヤ
人、もしくは西洋の年配の人たちの体型のわけが簡単に
理解できちゃぅわけですね。


今回は残念ながら各地の家庭料理食べ歩き、というわけ
にはいきませんでしたが、もちろん伝統料理はほぼ制覇
(んー、パン好きのannには、レストランでサラダにまで必ずつい
てくるハードブレッドは天国のようでした。)。



オリーブは和食でいう梅干といわれていますが、もっと活用
幅は広いかな?ご存知のようにサラダにのっけたり、焼いた
お肉につけ添えられてたり、そのままおやつ的にも♪
そしてヤギのミルクから作られるちょっとスパイシーなフェタチーズも
豆腐よりも身近、多用されていて、サラダやサンドイッチにはも
ちろん、焼いたり揚げたり、大活躍です。
さすがに子供にはきつい味かな、と思いきや、ピザにもの
ってたりして万人に食べられてました。



そして興味と経験が最高潮に達し、キッチンつきのホテルで作っ
てみちゃぃました。
第1日はベイクトフェタ、ソーセージと野菜のトマトいため、第2日は
グリークサラダ、チキンのクリームスープ煮♪



チキンのクリームスープ煮はちょっとインチキで、クリームスープの素を使った
のでまずくなりようがなかったのですが、オーブンなくフライパン
だけで挑戦したベイクトフェタは期待以上のできでした。香ばし
いパンの上にとろけるフェタフェタ~・・・。




真剣にヤギを飼ってフェタチーズを自家製でつくる方法を探してみ
たり・・。


デザート編、次回にまだまだ続きます♪





ならまちで文化と歴史に出会えるカフェ
NARACAFE 由庵
http://www.naracafe-youan.com

一生かけて旅したい国

2008-03-06 01:30:29 | スタイリッシュ Europe
というわけで、だいぶポテポテしてきた体で帰ってきた
本土は、毎日6,7時起きで3~5時間のバスか電車。
限られたリラックスディはもちろん、1日険しい山登りか遺跡、
博物館めぐり。

ツアー旅行ではもちろん、アテネを除いた各地10日間の個人
の旅でも表面しか見れていないと感じさせる表情多彩
なギリシヤ。アテネの近くでお世話になったギリシヤのご夫婦
の言葉が現実的に思い出されました。


”ギリシヤ人ってあまり海外で見かけないでしょ。
 ギリシヤだけでも旅して見て回るのに一生かかるからよ。”


日本も海あり山あり、遺跡や寺社、都市もそれぞれの
カラーをかもし出し、それぞれの特産品あり、見て、感じ
て回るのに一生かかるといっても過言ではないと思う。
バスなり電車なり、各地への移動にかかる時間が少し長
めなことを考慮しても、それでも興味をそらさないこ
のギリシヤの神秘さ。神話と自然信仰から生まれた土地へ
の愛着、その後何百年もギリシヤオーソドックスに守られ続けて
きた、ルールがあれどゆるりとした生活。

  

ユーロが導入され、物の値段と賃金のバランスがまだ安定し
ているとはいえない中、治安はいいとはいえ街の壁と
いう壁、電車にまであふれる落書きと爆竹の音。


どこからでもアクロポリ(神殿が集まる丘)が見えるアテネ、
街自体が巨石群に守られているようなメテオラ。
地中海の島もそれぞれの個性と歴史にあふれ、また1,
2日足止めをくらっても、旅行者以外誰も焦らない島
時間。

神様がこのギリシヤを選んでいついたんだから、おもしろ
くて最高に住みやすい場所でないわけがない・・かな?





     Meteora ~ 巨石群の上に建つ教会



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空と海と昔と今と

2008-02-21 02:51:42 | スタイリッシュ Europe
ついに地中海に浮かぶ(正式には現れた)聖なる島、サントリーニに到着。

アテネを後にしたのが何週間も前のことのように思える、ゆるやかに
流れる島時間の中、まずはミコノスに着いたとたんの嵐に近い雨、船の
経由地として立ち寄ったパロスでのストライキ・・。
その間に出会えた"café Suiss" のご夫婦(ミコノス)と日本語はしゃべれ
ずとも親日なゲストハウス "Captain Maloudis" のオーナー Phillipe。
もちろんミコノスの白壁の家々と地図なしで迷っても1時間が限度、とい
うこぢんまりとした街のアットホームさや、パロスで思わず見つけた"Byzantin
Road" (ビザンチン時代に港町と要塞的に建設された町までの道   )
も、この島々に人々を留まりたいと思わせるかなりの要素だったり・・。


6000年もさかのぼれるというその昔、火山によって生まれたサントリーニ。
淡路島の神秘的な成り立ちと重なって見え、漁業と貿易の島として栄え
たといわれているアクロティリの遺跡からうかがえる当時の華やかさと、いま
だにその地層がむき出しのままのような荒々しい大地のコントラストが青い空
と海に浮き彫りにされたみたいな切り立った崖。






空の青さをそのまま映し出す嵐の後の静かな青い海、この島の歴史と、
20世紀まで活動していたという破壊的な火山の最中に続いている人々の
生活が、今annがここにいることの不思議さを浮き彫りにするのでした。






  そして西の端から見る夕焼け・・・



・・なんておだやかにこの少し無機的な島を楽しんでいたら、最後の難関。
まさかここ半世紀で初めてという雪までふらなくても・・・。
強風、大雪の中で出会った人々のポジティブな驚きと強さは、荒れた地に
乾いた心を最後にうるおしてくれました。





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世界の真ん中 Malta

2008-02-18 02:49:52 | スタイリッシュ Europe
国の一端から反対側まで30km弱、30分もあれば車で一周できてしまう
ようなこの凝縮された国、Malta。





独立してまだ44年という若さに対し、3000年前からさまざまな影響を
うまく取り入れ、政治的にも熟練された騎士たちによって作られたと
いう町並みは、中世のヨーロッパとイスラム文化が共存する神秘。

・・Junさんがこの島、国に惚れたわけ、飛行機から見た瞬間にわかっ
ちゃぃました。

イタリア語とアラビア語と英語を切り貼りしたようなマルタ語と、英語をはじめ、
3,4カ国語話すのがあたりまえ、歴史とリゾートと文化と、もちろん食べ物
も充実した国際都市。イタリアの長靴の先っぽが切り取られたようなちっちゃ
な島に凝縮されたパワーと知恵は、地中海だけでなく、世界を魅了しつつ
世界を見越していました。






  
  
"ftira" - かたぁいパンのツナ、トマト、オリーブサンド
    Lunch in Mdina ~中世から続く街並み





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Enjoy the life after retirement! 退職後の生活 from Spain

2008-02-11 16:25:36 | スタイリッシュ Europe
スペインはZaragoza(サラゴサ)、スペインの第5都市としての人口と
ショッピングの街(イタリアからのフライトも、ショッピングのお客様が結構
な数をしめていたような・・)。
そしてもちろん、Tapas, vino, queso y jamon!! 食べ歩きも
かかせないところ。Taverna(タパスが中心の、立ち飲みバー)
は夕方から夜中まで、人があふれかえってます。
そこで結構よく見かける・・というか、夜8,9時になっても、
街を歩いている人々の半分以上が65歳すぎのリタイヤ組。みんな
元気に食べ歩き&お買い物にあけくれてる様子。
スペインの友達に聞くと、
”家のローンもなく、2人で月15万円あれば、あとは夜出歩いて
 友達としゃべって楽しんでるよ”
ほとんど80歳に近いようなおじいちゃん、おばあちゃんと呼ば
れるにふさわしいような人々が店の半分以上をしめているんで
す。

年齢に関係なくワイン、スィーツ、食事を楽しむことが元気のもとかな?!







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Milano da Berre

2008-02-04 17:27:01 | スタイリッシュ Europe
いってきます!

・・の文章を出発前に書いてから出るつもりでしたが、結局
最後の最後までいろんな打ち合わせとパッキングで追われてしま
い、すでにミラノ、スペインはサラゴサ、マルタをへてアテネまで来てしまい
ました。

今回の旅はいちおう”研修旅行”ということで、スペインでの旅行
のシンポジウムにお邪魔するのと(5月に日本に取材に来てたガイド
の友達が、今までアジアまでは来ていても、なかなか日本まで来れ
なかったスペインの旅行業界に日本を紹介するとのこと!
5月のパーティに参加していたみなさん、そう、あのうるさいスペイン
人です^^)、スペイン、マルタ、ギリシヤ料理の研究・・そしてもちろん、
今までcouchsurfing(知る人ぞ知る、旅行者どうしの国際交流サイトです)をつうじてホストしてきた方たちを訪問♪♪♪
んー・・・久々の旅行にしては、かなり優雅に旅させていただい
ています。


前回までの海外の旅は、グループ行動が苦手なこともあり(^^;)、
現地の友達を訪問したり、現地の人と知り合ったりすることがほと
んどでしたが、道中はたいてい一人でした。
でも今回少しそれに抵抗が出てきたのか、飛行機や公共交通機関で
の出会いにあまり興味がなくなっている気がします。
着いたら現地で誰かが待っていてくれる、添乗員さんについてもら
う旅行まではいかずとも、この安心感にひたってしまっているかも・・。

ミラノでは去年奈良に来て友達になった人が出迎えてくれて、そこから
現地の大学生のシェアルームへ。一泊目はオレンジ色が基調のキッチンと、住民た
ちのアートがところどころに素敵にアレンジされているアパートにステイさせて
もらいました。
今回ミラノは24時間も滞在しなかったので、街自体をあまり見る予定も
なく、観光はそこそこに、彼らと一緒に飲みに出たり、フレッシュオレンジ
ジュースとエスプレッソを楽しんだり、一緒に休日のブランチタイム♪
Annの中でのファッションの中心地としてのミラノのイメージは、
"Milano da berre"
(ミラノは飲むところ?!)
むしろルネッサンスの香りを残しつつ、異国の味も受け入れ、テンポの早い生活
を楽しんでいる人々が闊歩する街に変わりました。





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Toltafel ~オランダのおもちゃいろいろ

2005-04-22 19:40:21 | スタイリッシュ Europe
日本の昔のおもちゃも、紙や木といった自然の素材のものが多く、”昔の遊びコーナー”なんかでメンコや竹とんぼ、なんて見ていると、子供よりも大人が懐かしんでやってたりしますよね。
使い方のわからない子供に、お父さん、お母さん、たまにおじいちゃんが教えてあげている風景も、ゲームに明け暮れる”現代っ子”に知恵を授ける、ほほえましい光景ですよね。




場所を変えて、ヨーロッパでは、環境にも配慮する文化も影響して、現代でも昔からの木を使ったおもちゃが主流です。
ドイツやスイス、有名な木のおもちゃメーカーはいろいろありますが、今回はオランダの屋外のパーティ・イベントなどで子供が集まるビリヤードやパチンコのようなゲームをご紹介。

右のゲームが、タイトルにもなっている"Toltafel"。
専用のコマ回し器(?...ヒモを巻いて、ひっぱったらコマがそこから離れて回る、という道具)で回したコマで、区切られたスペースに点々と置かれているコケシのような人形に当て、倒れたものの点数を競うゲームです。



何でも挑戦が1番!ということでANNもやってみました。
コマは回るんですが、人形にあたってもなかなか倒れない。
特に重いわけでもないし、直径3cmくらいの円柱なのに、これがなかなか。

ちっちゃい子には難しいかな、と思うくらい、大人も楽しめます。



こちらはとってもシンプルなビリヤ-ド、といったところかな。
パックを突いて、1.5mくらい先にある穴を通過させ、その向こうに書いてある点数のところで止められたら成功。
結構微妙なコントロールを要求されるゲームです。
ビリヤードは何回か経験してるANNも、ちょっとてこずりました。
集中力がある人にはいたって簡単なものかもしれませんが...。


ほかにもアイデアゲーム、いろいろありますが、日本語のサイトが見つからなかったので▽コチラ
でそれぞれどうやって遊ぶのか、考えてみてください。


◇◇◇◇◇ANN'S WORLD◇◇◇◇◇
  http://www.cierraberry.com/anns




ドイツと環境の話

2005-04-06 18:25:37 | スタイリッシュ Europe
8年前の'97年に 京都議定書が京都での国際会議で締結され、今年、ロシアが署名を完了し、発効されました。
日本の取り組みについてはあまり頼りにならないのでさておき(実際に改善されてるとは思いますよ!そしてANN自身も省エネ心がけてますし...。)、環境に対する取り組みが市民レベルで根付いているドイツのお話です。

ANNがドイツを訪れたのは'98年と'02年ですが、どちらも地元の人の生活に触れることができ、省エネやゴミの削減など、みながあたりまえのようにやっていることに優しさを覚えました。
日本でも、都会に住んでるから自然と共に暮らす生活から遠ざかっていて、田舎ではあたりまえのことかもしれません。
買い物をしても余分な包装はしない、エネルギーの少ない料理方法、電気は最低限の明るさで...統計的な数字はわかりませんが、全国民が気をつけることによって、どれだけサステイナブルな環境につながるんでしょう。
ちなみに日本のバーはそういう意味では省エネかもしれませんね。


また、ドイツだけに限りませんが、自然を自然のままに保つ”ビオトープ”を増やす取り組みが広まっています。

 『ビオトープ(Biotop)とはもともとギリシャ語で『bio=生き物 + top=住むところ』

という意味のドイツの造語です。広い意味で捉えれば森林や海洋などもビオトープと言えますが、一般的には“人間が生活・活動するところで”という但し書きがつきます。ドイツで高等教育を受けた人や環境保全に興味のある人は必ずといっていいほど知っている言葉で、この分野では欠かすことのできないキーワードの一つです。

   建物の屋上に作られた緑地
   街の中に残るライン川の古い砂丘
   自然回復工事が行われた河川
   ブッシュや立ち木が残された畑
   高速道路の上に作られた自然公園

などをビオトープの例として紹介してきましたが、その他に生態系を考慮して作られた学校の庭、沼地など自然の生態系を大切にする自宅の庭やクラインガルテンなどもビオトープと言えます。』
『ドイツ環境情報のページ』より





日本も、田舎のこんな風景を大切にしたいですよね。

◇◇◇◇◇ANN'S WORLD◇◇◇◇◇
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川に沿って...

2005-03-23 17:41:47 | スタイリッシュ Europe

珍しくヨーロッパ、イギリスモードになってたら、ケンブリッジ(有名な、Cam riverにたくさんの橋がかかって街を形作ってる、University Town)に浸ってしまいました。

ケンブリッジはpunt(Cam riverをボートで優雅に下る)でも、歩いても情緒ある街ですが、そこから1時間くらいCam river沿いに歩いたところに、GrantchesterというOrchard(りんご園)で有名なちっちゃな村があります。



こんなティールームで、あったかいスコーンとともにアフタヌーンティー...小説の世界に入りこんじゃいそうなひとときがすごせますよ。

ね、ヒッピーとはかけはなれてるでしょ?


こんな自然や古くさいけどいいものって、あなたの周りにもまだまだいっぱいありますよ。


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建築界のビートルズ

2005-03-23 16:18:58 | スタイリッシュ Europe
さぞかしスーパースターだったんでしょうね。
(建築家にとっては永久に、かな?)
John, Paul...ならず、Peter, Mike, Warren...ら6人からなる建築家グループ、 ARCHIGRAM。
1960年代から1970年代初頭にかけて空想的、かつ先鋭的な都市建築、デザインのアイデアをポップに表現した建築家たちです。
なんて知ったかぶってますが、イギリスも1ヶ月いたANNにとっても興味津々の新発見ネタでした。

人がいる空間だけでなく、都市自体が変幻、移動自在だったり、植物から発電して芝生を育ててたり...現実を打破しようとするパワーに、ロックを聴き続けたような衝撃を受けたのはANNだけだったのかなぁ...。

イギリス人(総称すると怒られそうですが)は、ほかのヨーロッパの人々と比べても、もちろん世界的にも、豊かで、守られてきた背景の中で、伝統を大切にして保守的に文化を育んできた印象があるんですが、このARCHIGRAMが活躍した時代は、ヒッピーが流行ったり、文化の大変革のときだったんですね。
音楽についても、建築についても詳しくないですが、この時代の躍動感は大好きです。
はぁ~、昔はよかった...なんて。



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