世界中の人・文化と出会えるANN'S WORLDへようこそ

ただいま「病は気から~1日1分から始められる免疫力アップ+
アンチエージングの100のステップ」 ご紹介中♪

奈良が好き・・ その前に。

2006-10-30 23:59:47 | ○ Weblog ○
「annは生まれ故郷の奈良が好きで、それをみんなにアピールしたいからこやってblog書いたり、ガイドしたげたりしてるんでしょ?」



最近、誰かに聞かれた。



即座に"Yes"と答えることを期待されてたんだと思いますが、なぜか、

「うーん・・」

と悩んでしまいました。



「奈良が好き。」

はぃ。
ここがannのフルサトだから。
そして世界が認める建築物と歴史と大仏と鹿が迎えてくれる場所だから。


・・でも、「blogに書いたりガイドしたり」は、その奈良をアピールしたいがためじゃない。

その前に、人と出会うこと、すばらしい瞬間と出会うことを楽しみとして生きている人たちと、ひと時でも共有できればと思うからです。

世界の国々を旅していて、また日常の中で、いろんな人やすばらしい瞬間と出会い、お互いにその時間を大切な思い出にできる、そんな人々と。


一言でいってしまえば、

 「一期一会」

なんですけどね。



今OPEN準備中のCAFEの名前、”由庵”より”一期一会”のほうがわかりやすかったかなぁ・・^^


ふるさとに染み渡る歌

2006-10-22 23:59:14 | ○ すろ~ 奈良 ○

北京から中国少年少女合唱団、大阪住吉の少年少女合唱団、千住明さんをプロデューサーに迎え、重源上人の1200年忌法要に合わせて開かれた谷村新司さんのライブ in 東大寺。


重源上人が61歳から80歳1000人の子供たちの汚れない声による読経をしたかったという想いを受け継ぎ、少年たちの歌声で幕が開き、大仏さんの深くあたたかい御心と、いろんな想いで集まった1万人の心、そして谷村新司とバンドの方々、上海からの二胡、笛の演奏者の想いに包まれ、奈良のゆったりとした空気の流れる中でのすべてのピンと張り詰めた調和の妙を体感させていただきました。


日本から離れ、日本のよさ、日本人の人情をすばらしく感じて日本人のための旅の歌を作りたいという想いを託された歌たちが静けささの中に響きわたりました。


 
       ”風のこよみ”
          by 谷村新司


    あのひ抱かれて見た海の色は
    こんなに胸にしみる青なんですね

    指きりをしたくて誰かを探してた

    遠いゆめのつづき
    すべては風の中

    いつか空と海が交じり合う
    いつかたどりつける
    心のふるさとへ




「名前のある人は有名人だけど、夢のある人は夢人だょね。」
という谷村さんの息子さんのつぶやきからイメージされた、この歌も…


      ”夢人”
       by 谷村新司


    ココロ コロコロ転がして
    キラキラ星を見上げたなら

    ササラ サラサラ風が吹く
    キラキラ星が語りかける

    行くも帰るも同じ道
    すべては縁(えにし)の道

    夢人、よろこびも 夢人、かなしみも
    夢人、ひかりの影 夢人、月のあかり
    すべて抱きしめて歩く
    いつか来たこの道




人生が旅ならば、夢を見つつ旅していく喜びをわかちあえる人生を送りたいですね。



奈良はannのふるさとです。

Dreams come true~夢は叶うもの

2006-10-19 23:51:04 | ○ Weblog ○
アーティストとしての、ドリカムももちろん、何年も前からのファンなんですが、この言葉、唱えているとほんとになります。



その人の性格によるかもしれませんが、まず効くのがダイエット。
「明日から」、といい続けていたらそれはそれで自分の言葉に忠実に「明日から」に延長されてしまうわけですが、


「○○までに、○○kg痩せる!」


そう周りに言いふらすことによって、いつのまにか・・ん?体現してみろ、という言葉が聞こえてきそうですが、いちおう、annも経験あります。




その言葉どおりの"Dreams"もまたしかり。

「夢は持てるだけ持てばいい。持てば叶う。」


誰の言葉だったかは忘れましたが、聖書の、

「求めなさい、そうすれば与えれる・・」

という節も同じことを、はるか昔から伝え続けています。



そぅ、


Dreams come true


夢は叶うもの。

緑の効果 No.3

2006-10-15 18:21:57 | ○ 緑の効果 ~大和茶について~ ○
抹茶・・のような、緑の粉、味も似てるけど、ちょっと違う?
抹茶ソフトに抹茶チョコ、これなしでは生きられなぃ・・くらぃ大好きな抹茶に、より健康にプラスの緑の粉。


水でも溶けて、緑茶の苦味、うまみも閉じ込められている、それが

粉末緑茶


ここしばらく高尚な(?)トピックが多かったので、しばしティータイムを・・


 



普通の緑茶では、その栄養の半分以上はお湯に溶けないので茶ガラに残ったまま捨てられてしまいますが、粉末緑茶は茶葉自体をすりつぶして粉にしてあるので茶葉に含まれる栄養は100%摂ることができます。もちろんゴミもでません。

見た目も味も似ている抹茶ですが、抹茶は覆いをした陰で育てられた新茶から作られます。一方、抗酸化茶は夏の強い日差しを浴びて抗酸化力が一番高まった状態で摘み取られるので、太陽からの栄養は断然、粉末緑茶のほうが多いのです。


そして、

★茶カテキンの効果 No.3★
    ~抗酸化作用


日本人の日常にあまりに溶け込んでいるお茶ですが、実はその効能は医者いらず。
現代病の予防や美容の効果もいくつかあるのでここでご紹介。


ヒトの生命維持に必要不可欠な酸素も、環境や生活習慣が原因で活性酸素となり、体内の細胞や組織などを酸化して、皮膚のしわやシミ、痴呆症などの老化現象を引き起こします。
また活性酸素は、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の発病にも深く関わっている怖い存在。がんも、活性酸素が細胞の遺伝子を書き換えて突然変異を起こす、いわゆる酸化障害によるとも考えられています。


ヒトは、生命維持活動に伴う酸化障害という大きなリスクを背負っています。しかし、同時にヒトは、活性酸素と戦う武器を持っています。それは、体内に備わるSOD(活性酸素消去酵素)と食物から取り入れる抗酸化物質です。
抗酸化物質は色々な食物に含まれていますが、中でも茶カテキンが最強です。茶カテキンは自身の電子を活性酸素に供与することで活性酸素を消去し、私たちを守ってくれます。


お茶を飲むことで、酸化しない、つまり体が「サビる」ことを防ぐので、老化の防止や生活習慣病の予防が期待できるんですね。


毎日パソコンに向かわざるをえないあなた、きちんと入れた緑茶、もしくは緑茶パウダーを溶かして、お供にしてみてはいかがですか?





シルクロードの終着駅~正倉院展

2006-10-12 23:26:37 | ○ すろ~ 奈良 ○
シルクロードは海を渡った正倉院(奈良)が東の終着点ともいわれています。





はるか昔、ローマからユーラシア大陸を横断し、さらに海を渡って日本に運ばれた仏像や美術品を見る時、それらが旅してきた道のり想いいをはせずにはいられません。





     正倉院 螺鈿紫檀五弦びわ(らでんしたんごげんびわ)





古代の東西交流においても、中国で生産されるシルクが、ヨーロッパから見て最高に魅力のある貿易商品であったようです。

これに着目して、ドイツの学者が、ヨーロッパから中央アジアを経て中国に至る東西交流のルートを、シルクロード(絹の道)と名づけました。
もとより東西交流は、人、モノ、工芸、宗教など幅広い分野にわたって行われてきました。


 古代の日本は、アジア大陸との交渉を通じてシルクロード交流の成果を十分に取り入れつつ、独自の文化を育ててきたと言えましょう。
その意味で、「奈良はシルクロードの東の終着駅」と称しています。


正倉院は、756年、(天平勝宝8)6月21日、光明皇太后が亡き夫、聖武天皇太上天皇(上皇)の遺愛の品々600点あまりを東大寺大仏に献納したことに始まります。

時は太平の盛り、奈良の都はシルクロードを経由してユーラシア大陸各地から人や文物が集まる国際都市だったのです。


正倉院の宝物は奈良に伝えられたアジアの宝物です。
8世紀、唐の都長安は、空前の国際都市として栄えていました。
当時の唐は、現在のアヒガニスタンにまで勢力をのばし、シルクロードを利用して東西交易を営むソグド人商人との交渉が始まり、長安には、西方の文物がさかんに運び込まれるようになりました。


こうした長安の国際化の端緒は、7世紀の半ば、イスラエル帝国によるササン朝王家の人々は長安に亡命し、それに多くの民族が従いました。

そこには、工芸家や職人、樂人も含まれており、長安にペルシャの技術や風俗がもたらせることとなった。
8世紀前半の長安では、ペルシャ風の衣装や化粧、音楽が大流行し、彼らの宗教であるゾロアスター教が信者を集めたようです。

しかし、長安に流れ込む文物は、西方のものだけではありませんでした。

唐の勢力拡大に伴い、新羅や渤海、ベトナムなどユーラシア大陸諸国が遣唐使を派遣し、献上品を持込んだからです。

諸国は、唐の朝貢する見返りに、宝物を受け、先端の経済機構・法整備・文化の摂取に努めたのです。

701年(大宝1)、日本も遣唐使の派遣を32年ぶりに再開します。
長安との間に敷いたこのパイプラインは、その約10年後に始まる平城京にユーラシア各地の物や人を送り込みました。


長安のさらに東、ユラーシア最東端に位置する平城京は、まさに、シルクロードの終着駅だったのです。


ギリシヤの壷を見たとき、どこか懐かしい気がしたのは気のせいではなかったのですね・・。





    ボストン博物館蔵 古代ギリシヤの壷
    (*正倉院展には関係ありません)


 今月24日~(11月12日)開催される恒例の正倉院展をご覧になりながら、シルクロードに想いを馳せつつ、脳内トリップをお楽しみください。






   コチラは奈良シルクロード交流館展示品の壷です。

「後、10日で、世界が終わります。」

2006-10-11 23:23:35 | ○ Weblog ○





「後、10日で、世界が終わります。」

もし、あなたが、そう言われたとしたら、
あなたは、どうするだろうか。


ある人は、悲しみに打ちひしがれ
泣いて過ごすかもしれない。

しかし、ある人は、
残りの時間を、
おいしいものを食べたり、
家族や愛する人と
共に残りの時を過ごそうとするかもしれない。


まぁ、これを読むほとんどの人にとって、
これは、単なる空想に過ぎないことだろう。


しかし、

「後、10日で世界が終わる。」

今まさに、そう突きつけられている場所が、
この地球上にある。


アフリカ東部の国、スーダンのダルフール地方だ。



トップの左の写真の姉弟は、
4歳のニャ・アメッド(Nijah Ahmed)ちゃんと、
生後13ヶ月のニブラズ(Nibraz)くん。

お父さん、お母さん、お兄さん、親戚は、
村が、ジャンジャウィード(Janjaweed)という
スーダン政府が操る民兵たちに襲われたとき、
みんな殺されるか連れて行かれてしまった。


真ん中の写真の笑顔でいるのは、
マグボウラ(Magboula)さんと、
彼女の娘、ナダ(Nada)ちゃんだ。

マグボウラさんの両親、夫は、
ジャンジャウィード(Janjaweed)という
スーダン政府が操る民兵たちに殺された。


一番右の写真は、ザーラ(Zahra)さん。

彼女の夫と子供たちは、
ジャンジャウィード(Janjaweed)という
スーダン政府が操る民兵たちに殺され、
ザーラさんと姉妹たちは、
ジャンジャウィードに連れて行かれ、
兵士たちにレイプされた。

そして、ザーラさん以外の姉妹は殺され、
兵士たちは、ザーラさんの足に、
永遠に傷が残るように印を付けた。


2002年に始まった
スーダン政府による
ダルフール地方の人々への虐殺によって
すでに
20万人とも40万人ともいわれる人々が
死んでいる。


男たちは殺され、
女たちはレイプされ、
やっぱり殺される。

残された子供たちも、
飢えや病気で死んでいく。

死者の70%は、
5歳以下の子供たちだ。


こんな状況に、
世界が何もしないはずはない。
そう、あなたは思うかもしれない。


実際、ダルフール地方で起きていることは、
現在の最悪の虐殺だと、
世界中で、非難の声が上がっている。


国際社会は、安定のために、
アフリカ諸国で平和維持部隊を結成し、
ダルフール地方へ兵士を派遣している。

しかし、
その数は7000人。

日本の1.5倍ほどもあるダルフール地方で、
7000人は、ほとんど無力だ。


その後も人々は殺され続けた。


また、国際社会の批判や注目を避けるために
スーダン政府が行っていることは、
この地方で活動しているNGOやジャーナリストの
殺害や拘禁。

その内部で行われていることの本当の姿は、
だれも知らない。


国際社会は、そんなスーダンの状況に、
新たに国連の平和維持軍を送ることにした。

その数2万人。

まだ、足りないかもしれないが、
これで、ダルフールの状況は改善されると期待されていた。


しかし、それに対し、
スーダン政府は、拒否を表明した。

そして、これ以上スーダンを非難するようなら、
すでに展開しているアフリカ連合の平和維持部隊
7000人も、
退去するように勧告してきた。


その期限は、今月末日。
後、10日だ。


後、10日で、
NGOもジャーナリストも
平和維持部隊も、
すべてこの場所から出て行かなければならないかもしれない。


残される人たちは、どうなるのだろうか。

この状況に、世界は何もできないでいる。


たとえ、世界中の目が、この場所からなくなっても、
「政府」と名の付く機関が、
それほどひどいことはしないだろう…
…と思うかもしれない。


しかし、このスーダンの政府は、
このダルフールの紛争が始まる前に、
スーダンの南部の人々を、
20年間にわたり200万人虐殺してきた。

戦闘機や戦闘ヘリコプターを使用して、
上空から村々を焼き払った。




後10日で、世界は、ダルフールの人々を
本当に見捨てるかもしれない。


「後、10日で、世界が終わります。」

そう、彼らに告げているようなものじゃないのか?


しかし、
その残された10日さえ、
ダルフールの人たちには、

おいしい食事も、
一緒に過ごす家族や愛する人も、
ただ安心して過ごす家も

もう奪われて残されていない。



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ダルフール関連
アムネスティ・インターナショナルのスーダンキャンペーンのページ(日本語)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=401

アムネスティ・インターナショナル 日本政府に手紙を書こう!
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=503
現在、日本の石油の2%ほどは、
スーダンからのものです。
そして、日本は、
スーダンにとって2番目の輸出相手国です。


ニューヨークタイムズの写真
http://www.nytimes.com/slideshow/2004/07/06/opinion/20040707_KRIS_1.html

BBCのダルフールの虐殺の特集サイト
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/africa/2004/sudan/default.stm

SEND A UN PEACEKEEPERの署名
目標23000
http://amnesty.textdriven.com/home/index_darfur.php?lang=ing

UNICEF 緊急募金
https://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/common.CommonControl?action=bokin

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豆比古神社~愛の舞 2

2006-10-10 23:28:14 | ○ すろ~ 奈良 ○
奈良豆比古神社、読み方に苦戦したのではないでしょうか?
かく言うannも、”まめひこ”と言っていました・・少なくとも前日までは^^




不気味な月夜の中に浮かぶ灯篭の影。





古くは奈良坂春日社と呼ばれてもいた、”ならづひこじんじゃ”です。
こちらで10月8日秋祭りの宵宮に行われるのが、芸能史的に極めて貴重な「翁舞(おきなまい)」。これは能楽の原典といわれ、国、県の無形民俗文化財として指定されています。












天智天皇の第七皇子の志貴皇子(春日皇子、のちの春日王)には二人の皇子いて、散楽俳優(さんがくわざおぎ)を好み、その芸術をもって明神に祈り、父の病を治したという言われがあり、夜8時~1時間くらいの舞でしたが、親子連れの方も多くいらっしゃっていたのが印象的でした。


家族の健康を祈って舞う姿・・今の世にも生きている美しい精神です。


この奈良豆比古神社の本殿裏には、樟(くすのき)の巨木が守護神のように根と枝を広げています。
昭和26年に、奈良県指定の天然記念物に指定されています。

narawave

2006-10-09 20:22:45 | ○ Weblog ○
この何ヶ月間かの間、ヨーロッパをはじめ、アメリカ、オーストラリア、イスラエルの旅行者と一緒に奈良のお寺にお参りに行ったりお祭りに参加する機会が何度かありました。


東大寺の大仏、奈良公園散策~興福寺五重塔というのが、修学旅行でもお決まりのコースですが、やっぱり大仏さんの迫力には誰もが感嘆の声をあげずにはいられないようです。

そして、仏様にこめられた、日常に慣習としてはあってもあまり意識していない仏教の、偉大さと根強い穏やかな世界観。

これは昔から何か大切なものに気付いた世界中の人々に、心の安らぎを与えて続けているのでしょう。


日本に興味を持ってはるばるやってきて、京都を経由して奈良まで来る人ということで、日本文化や仏教に対する情念も深いのかもしれませんが、10代の子から、40代、50代の方まで、仏様の前に立って感じるところは共通するところがあるのような気がします。



先月、世界平和のための宗教者会議が小泉元首相の音頭のもと東京で開催されました。


アメリカでも、ヨーロッパでも、ましてや中国や他の大陸ではなく、この小さな島国日本から発信していること。


それは世界平和にも、心の充足にも、世界の未来にもつながることなのかもしれない…


いいwaveが伝播していけばいいな。

豆比古神社~愛の舞

2006-10-08 23:43:25 | ○ すろ~ 奈良 ○
-奈良豆比古神社-


奈良と京都の境にたたずむ、普段はお隣の般若寺や、今夏で閉園した遊園地、ドリームランドの華やぎの陰で名前もきちんと覚えられない神社。


県指定の天然記念物であるクスノキの巨木に見守られて静かに余生を過ごしている老翁…そんな印象の神社です。


今日10月8日はいつもは俗世から離れた神社が、一年に一度、地元の人々の手によって厳かに、しかし華やかな夜を飾る日。


これからここでどんなストーリーが繰り広げられるのでしょうか…


~続く~