昨年、植林活動や、間伐材から木のトレイを作っている業者に出会えたアースデイ。
今年もそんなスローな心との出会いを期待して、お正月の人ゴミに近いくらいの原宿駅に降りたちました。
地球を愛する、環境問題が...ここ何年かのうちに、メディアや、生活の中でもよく聞くようになった言葉ですが、結局は人間が生きるため、そのための環境を整えるため、の行動を促してるんですよね。
22日の
”アースデイ”も、1970年、農薬の環境への影響に関心が出てきたころ、ベトナム反戦運動をベースに始まりました。そして今では世界で何億人規模のイベントとなっています。
発祥地のアメリカでは、NYでその日1日車両が締め出されたり、カリフォルニアでは「エコロジーフェア」が行われたりと、都市ごとに色を出して、まるで競っているようです。
ただ、日本でのアースデイの雰囲気もそうなのですが、アメリカのある都市にいたときに感じたのは、”エコ”を前面に出してアピールしている人たちが、左翼、までは行かないにしても、ある意味”ヒッピー”だったり、”過激派”だったりというような扱いを受けることもある、ということです。
当時学生だったその活動家は、髪も切らず、シャワーも1週間に1回するかどうか、ほぼ毎食オートミールのようなものを食べ、食べ終わったお皿は洗わず拭うだけ...目についたところだけを連ねているので、ほとんどホームレスにしか聞こえないかもしれませんが、実際は、頭は切れるし、芸術的な才能にも優れ、下半身に障害をかかえているにもかかわらず杖をつきながらサッカーにも参加、キャンパスを歩けばみんなが挨拶してくる、そんな魅力的な人物でした。
”エコ”といっても、自然の資源を過剰に使う文化的な生活はダメ、ゴミは絶対出さない、というところにいきなりイメージを持っていってしまうと、何もできなくなってしまいますよね。
日々の生活の中で、ちょっと気をつけてチョイスしてみる。
こんなこと言わなくてもみんなやってることかもしれませんが、人間として、気持ちいいことをする。大都市にいて、ストレスの素に囲まれているとなかなか”気持ちいいこと”自体見つけるのが大変になってきていますが、きっと体は求めているはずですよね。
忙しくなってコンビニの食事ばっかり摂るようになったら今年花粉症になった、という友達がいました。
選ぶのも自分、影響を受けるのも自分。
これを地球規模で考えるのがアースデイです。
日常の一瞬でも、ちょっと立ち止まれる時間を持つ...いろんな”気づき”に巡りあいそうでしょ?
◇◇◇◇◇ANN'S WORLD◇◇◇◇◇
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