~1日1分から始められる免疫力アップ+アンチエー
ジングの100のステップ
22. 「方便」でもウソをつかない
子供の頃、また学校で、
「ウソをついてはいけない。」
と習い、子供にも教えながらも、上司や恋人の機嫌を損ねたく
ない時、仕事上で仕方なく・・・
理由はどうあれ、大人でも子供でも、小さなウソが日常茶飯事、
反対にウソをつかないと大変なことになってしまう、という状況
もありますよね。
『ノートルダム大学のAnita Kelly氏とLiJuan Wang氏は、18~
71歳まで110人のグループを集め、週に1回ここに来てウソ発見
器に乗り、前の週に何度ウソをついたかを10週間にわたって報
告するように言いました。グループを半分に分け、半数の55人
にはウソをつかないで済む方法を、系統立てて説明しました
(本当のことを言いたくない時や答えたくない時は、作り話を
するのではなく、何も言わなければいいということです)。
もう一方のグループには、ウソをつかないで済む方法を教えず、
ただ週に1回ここに来て、先週何度ウソをついたかを正直に言
うように頼みました。
全員ウソをつく回数は減りました。しかし、ウソをつかずに済
む方法を教わったグループは、作り話やでっち上げをすること
がかなり減っていました。また、アンケートによると、ウソを
つくことが減った人は、精神的にも肉体的にもより健康になっ
ているという報告がありました。人間関係も良くなり、睡眠の
トラブルも減り、緊張することも減り、頭痛も減り、喉の痛み
も減ったという結果が出ました。』
(参照:Lifehacker)
実際、ウソをつくと胃がキリキリ痛む、という人の話も聞いたこ
とがあります。
上の記事にもあるように、ウソをつくと、(よっぽどウソに慣れ
た人は横においておいて)人間の体は緊張します。
緊張すると・・・もうおわかりの通り、肩がこったり、呼吸が浅
くなったりと、これまでご紹介してきた「免疫力アップのステップ」
と反対の状況が起こります。
免疫力だけに関わらず、1つウソをつくことで、それに関わることで
また別のウソをつかなければいけなくなったり、本当の事実が記憶
の中でねじまげられてしまったり、ほんの小さなことでもウソは侮
れません。
しかも、不思議なことに、小さなことにウソをつくのに慣れてしま
うと、必要のないところでウソをついてしまったり、最終的には何
が本当のことなのかわからなくなってしまう、という恐ろしい結末
にもつながりかねません。
状況によって本当のことを言ってしまうと、恋人にふられてしまう、
クビになってしまう、人を傷つけてしまう、と言ったような「ウソを
つかざるを得ない状況」でも、つい出てしまう
「事実と違う内容」=「ウソ」
ではなく、
「事実だけど悪い結果を招かない言い方」
を選ぶことによって、ウソをつかずに、上手に思わしくな
い結果を回避することもできます。
よりわかりやすいと思うので、例え話をご紹介しますね。
ある子供が、武器を持って怒った顔の男性に追いかけられ、
その子は教会を見つけ、神父はその子をかくまいます。
追いかけてきた男性が教会の扉を叩き、怒った声で神父さん
に聞きます。
「ここに子供が逃げ込んで来なかったか?」
神父さんはまとっていた礼服の左右の袖の中を覗きながら、
こう答えます。
「ここ(左の袖の中)にもいないし、こっち(右の袖の中)
にもいませんね。」
男性は子供が「教会にいない」と思い込み、通りに出てまた
子供を探し始めます。
なかなか機転がいる方法かもしれませんが、ウソに慣れてし
まっている方は、まずは
「必要のないところでウソをつかない」
ことから始めて、
「事実だけど悪い結果を招かない言い方」
を小さなところから試してみてください。
きっと頭がすっきり、体も軽くなってくると思いますよ。
<前の記事 ステップ 21. 目を閉じて心を鎮める
>次の記事 ステップ23. 快適な服を着用する
ジングの100のステップ
22. 「方便」でもウソをつかない
子供の頃、また学校で、
「ウソをついてはいけない。」
と習い、子供にも教えながらも、上司や恋人の機嫌を損ねたく
ない時、仕事上で仕方なく・・・
理由はどうあれ、大人でも子供でも、小さなウソが日常茶飯事、
反対にウソをつかないと大変なことになってしまう、という状況
もありますよね。
『ノートルダム大学のAnita Kelly氏とLiJuan Wang氏は、18~
71歳まで110人のグループを集め、週に1回ここに来てウソ発見
器に乗り、前の週に何度ウソをついたかを10週間にわたって報
告するように言いました。グループを半分に分け、半数の55人
にはウソをつかないで済む方法を、系統立てて説明しました
(本当のことを言いたくない時や答えたくない時は、作り話を
するのではなく、何も言わなければいいということです)。
もう一方のグループには、ウソをつかないで済む方法を教えず、
ただ週に1回ここに来て、先週何度ウソをついたかを正直に言
うように頼みました。
全員ウソをつく回数は減りました。しかし、ウソをつかずに済
む方法を教わったグループは、作り話やでっち上げをすること
がかなり減っていました。また、アンケートによると、ウソを
つくことが減った人は、精神的にも肉体的にもより健康になっ
ているという報告がありました。人間関係も良くなり、睡眠の
トラブルも減り、緊張することも減り、頭痛も減り、喉の痛み
も減ったという結果が出ました。』
(参照:Lifehacker)
実際、ウソをつくと胃がキリキリ痛む、という人の話も聞いたこ
とがあります。
上の記事にもあるように、ウソをつくと、(よっぽどウソに慣れ
た人は横においておいて)人間の体は緊張します。
緊張すると・・・もうおわかりの通り、肩がこったり、呼吸が浅
くなったりと、これまでご紹介してきた「免疫力アップのステップ」
と反対の状況が起こります。
免疫力だけに関わらず、1つウソをつくことで、それに関わることで
また別のウソをつかなければいけなくなったり、本当の事実が記憶
の中でねじまげられてしまったり、ほんの小さなことでもウソは侮
れません。
しかも、不思議なことに、小さなことにウソをつくのに慣れてしま
うと、必要のないところでウソをついてしまったり、最終的には何
が本当のことなのかわからなくなってしまう、という恐ろしい結末
にもつながりかねません。
状況によって本当のことを言ってしまうと、恋人にふられてしまう、
クビになってしまう、人を傷つけてしまう、と言ったような「ウソを
つかざるを得ない状況」でも、つい出てしまう
「事実と違う内容」=「ウソ」
ではなく、
「事実だけど悪い結果を招かない言い方」
を選ぶことによって、ウソをつかずに、上手に思わしくな
い結果を回避することもできます。
よりわかりやすいと思うので、例え話をご紹介しますね。
ある子供が、武器を持って怒った顔の男性に追いかけられ、
その子は教会を見つけ、神父はその子をかくまいます。
追いかけてきた男性が教会の扉を叩き、怒った声で神父さん
に聞きます。
「ここに子供が逃げ込んで来なかったか?」
神父さんはまとっていた礼服の左右の袖の中を覗きながら、
こう答えます。
「ここ(左の袖の中)にもいないし、こっち(右の袖の中)
にもいませんね。」
男性は子供が「教会にいない」と思い込み、通りに出てまた
子供を探し始めます。
なかなか機転がいる方法かもしれませんが、ウソに慣れてし
まっている方は、まずは
「必要のないところでウソをつかない」
ことから始めて、
「事実だけど悪い結果を招かない言い方」
を小さなところから試してみてください。
きっと頭がすっきり、体も軽くなってくると思いますよ。
<前の記事 ステップ 21. 目を閉じて心を鎮める
>次の記事 ステップ23. 快適な服を着用する
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます