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ただいま「病は気から~1日1分から始められる免疫力アップ+
アンチエージングの100のステップ」 ご紹介中♪

「病は気から」ステップ 22. 「方便」でもウソをつかない

2019-02-19 16:44:30 | 〇 病は気から~1日1分から始められる100のステップ 〇
 ~1日1分から始められる免疫力アップ+アンチエー
ジングの100のステップ


22. 「方便」でもウソをつかない


子供の頃、また学校で、

「ウソをついてはいけない。」

と習い、子供にも教えながらも、上司や恋人の機嫌を損ねたく
ない時、仕事上で仕方なく・・・
理由はどうあれ、大人でも子供でも、小さなウソが日常茶飯事、
反対にウソをつかないと大変なことになってしまう、という状況
もありますよね。



『ノートルダム大学のAnita Kelly氏とLiJuan Wang氏は、18~
71歳まで110人のグループを集め、週に1回ここに来てウソ発見
器に乗り、前の週に何度ウソをついたかを10週間にわたって報
告するように言いました。グループを半分に分け、半数の55人
にはウソをつかないで済む方法を、系統立てて説明しました
(本当のことを言いたくない時や答えたくない時は、作り話を
するのではなく、何も言わなければいいということです)。
もう一方のグループには、ウソをつかないで済む方法を教えず、
ただ週に1回ここに来て、先週何度ウソをついたかを正直に言
うように頼みました。


全員ウソをつく回数は減りました。しかし、ウソをつかずに済
む方法を教わったグループは、作り話やでっち上げをすること
がかなり減っていました。また、アンケートによると、ウソを
つくことが減った人は、精神的にも肉体的にもより健康になっ
ているという報告がありました。人間関係も良くなり、睡眠の
トラブルも減り、緊張することも減り、頭痛も減り、喉の痛み
も減ったという結果が出ました。』


(参照:Lifehacker)


実際、ウソをつくと胃がキリキリ痛む、という人の話も聞いたこ
とがあります。


上の記事にもあるように、ウソをつくと、(よっぽどウソに慣れ
た人は横においておいて)人間の体は緊張します。
緊張すると・・・もうおわかりの通り、肩がこったり、呼吸が浅
くなったりと、これまでご紹介してきた「免疫力アップのステップ」
と反対の状況が起こります。



免疫力だけに関わらず、1つウソをつくことで、それに関わることで
また別のウソをつかなければいけなくなったり、本当の事実が記憶
の中でねじまげられてしまったり、ほんの小さなことでもウソは侮
れません。


しかも、不思議なことに、小さなことにウソをつくのに慣れてしま
うと、必要のないところでウソをついてしまったり、最終的には何
が本当のことなのかわからなくなってしまう、という恐ろしい結末
にもつながりかねません。



状況によって本当のことを言ってしまうと、恋人にふられてしまう、
クビになってしまう、人を傷つけてしまう、と言ったような「ウソを
つかざるを得ない状況」でも、つい出てしまう


「事実と違う内容」=「ウソ」


ではなく、


「事実だけど悪い結果を招かない言い方」



を選ぶことによって、ウソをつかずに、上手に思わしくな
い結果を回避することもできます。



よりわかりやすいと思うので、例え話をご紹介しますね。


ある子供が、武器を持って怒った顔の男性に追いかけられ、
その子は教会を見つけ、神父はその子をかくまいます。
追いかけてきた男性が教会の扉を叩き、怒った声で神父さん
に聞きます。

「ここに子供が逃げ込んで来なかったか?」

神父さんはまとっていた礼服の左右の袖の中を覗きながら、
こう答えます。

「ここ(左の袖の中)にもいないし、こっち(右の袖の中)
にもいませんね。」



男性は子供が「教会にいない」と思い込み、通りに出てまた
子供を探し始めます。



なかなか機転がいる方法かもしれませんが、ウソに慣れてし
まっている方は、まずは


「必要のないところでウソをつかない」



ことから始めて、


「事実だけど悪い結果を招かない言い方」


を小さなところから試してみてください。



きっと頭がすっきり、体も軽くなってくると思いますよ。







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