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ただいま「病は気から~1日1分から始められる免疫力アップ+
アンチエージングの100のステップ」 ご紹介中♪

2時間で10秒…

2006-05-24 01:00:35 | ○ Weblog ○
10秒見るのに2時間待ち…(5月21日)

これが、正真正銘”本物”の魅力なんでしょう。
1000年以上も眠り続けていた、天空からのパワーを宿した獣面人身像たち。



現在公開中(今月28日まで)のキトラ古墳の白虎の朱い口は、描かれた当時から、おそらくほとんど変わらないくらい鮮やかな朱を保っている..というのはannの希望的観測ですが、かなりかなり鮮やか。
たしかに、黒の線も、自然の中でそのまま保存されていた、といわれて目を疑ってしまうような繊細さです。
しかし”赤”って、普通、黒よりも早くフェイドアウトしてしまいませんか?


よく、池の柵なんかにかかっている”キケン”の看板。
1番強調されてたであろう真っ赤な”キケン”の文字だけが消えていたり…。


その、1000年以上変わらぬ緻密さが残っていた、貴重な保存状態にも関わらず、現代の発掘、公開により傷つけられた、ということはご存知のとおりだと思います。

人類の遺産である遺跡です。その保存状態を保つことはもちろんのこと、遺産として人々の目にふれさせることが、その価値自体の保存と伝承になるのではないでしょうか。


2時間並ぶ気がしなかったannの独り言でした。



ちなみに、高松塚古墳は”高松塚”と呼ばれていた丘の地下から壁画などが見つかったためそう名付けられたのですが、キトラって…?
まるでラテンの言葉のような響きですょね…?
どうして”キトラ”と呼ばれているのでしょうか?

解答は次回♪


キトラ古墳と内部壁画に関するパンフレット希望の方、お送りしますのでご連絡ください。

さるぼぼ

2006-05-17 03:26:54 | ○ すろ~ 奈良 ○
ならまちの荒神さんに、鈴なりにぶらさがってたさるぼぼ。
もぅ1300年も伝承されている、庚申さんの身代わり猿です。

ここは「庚申堂」。
ならまちでは、江戸時代から庚申信仰が盛んです。

いっぱいぶら下がっているのは、「身代わり猿」
猿は、庚申さんの使いです。

庚申の日、人の体の中にいる「三尺の虫」が神さまにその人の悪行を告げ口しに行くんだけど、バチが当たってもこのお猿さんが身代わりになってくれるんですって。

おもわずなでなでしたくなってしまうさるぼぼに別れをつげると、ならまちには珍しく(今気づきましたが、ならまちには犬も猫もあまりうろうろしてない気が・・)、ねこが番してる町屋づくりの家を発見。


御衣黄・・?

2006-05-16 21:57:42 | ○ Weblog ○
この、見慣れぬ色と漢字3文字、なんだか高貴な気もするし、天皇家に縁があるかのような・・。


御衣黄の御衣とは、貴人たちの衣装のことだそうです。
王朝貴族たちが着ていた服の萌葱色。この服の色が、この桜の花弁の色に似ているため御衣黄と言われたとも・・・。

桜と言えば、「染井吉野」が代表格ですが、その、桜だな~と、遠くからでもわかるような華やかな雰囲気と比べて、御衣黄は陰にひかえる采女のような慎ましさを感じます。
花弁が黄緑色に近い色をしているので、若葉の色と混じって、満開でも、つい見落としてしまうのです。


この御衣黄桜は、奈良西大寺の南門 その参道の左手(西側)に1本だけ植わっています。
普段、西大寺の門と言えば、駅に近い東門から、入るでしょうし、本来の正門である南門にひっそりたたずむこの桜は人目にふれることは少ないかもしれません。
でもそれだけに、一度目にとまると、また今年も咲いているかな~って、毎年、逢いに来たくなる。不思議な桜です。


また、この桜の特徴として、開花している間、日を追って色が変化していきます。
開花日数は15日ぐらいですが、その間に、黄緑→ピンクがかった白→ピンク・・春の陽気にゆれる恋する乙女のようで、ステキじゃありません?




落花目前の花の色です。
最初の薄い黄緑色から変化して、八重桜よりも、もっと鮮やかな紅色へと変化しています。

屋根の上の・・ ~平城京遷都祭で

2006-05-13 00:45:21 | ○ すろ~ 奈良 ○
平城京遷都祭で見つけた鬼瓦。
法隆寺東大寺薬師寺…えっ?そんな世界文化遺産、持って帰れるの?
なんて天然なギモンはさておいて、実際に各社寺の瓦の復元に携わっておられる瓦やさんが、実物の、1/3のミニ瓦を製造中♪

ならまち(奈良公園の南にある、昔お寺が多かった地区で、もと境内だったところに古くからの奈良を思わせる民家が立ち並ぶ地区。)の家々の屋根には今でも多く見られますが、近くのお寺の強すぎる運気をシャットする、魔よけの意味を持っているそうで。

1家に1ピキ(?)いかがでしょう?

(写真は、左から法隆寺、東大寺、薬師寺の鬼瓦です。)

ならでエコ&スロー ~アースデイ平城京

2006-05-11 00:00:05 | ○ すろ~ 奈良 ○

太陽熱で電気を生み出したり、料理ができたり・・
アメリカ南西部、メキシコなど、日照時間の多い地域では、多くの家庭でソーラーパネルが生活の一部となっています。

こちらは先月23日、平城宮跡で行われたアースデイ平城京で展示されていた手作りソーラーパネル。
この日は少し雲が多く(2日前まで雨、と言われていたんですけどね^^)、調理の実験などは行われませんでしたが、この後、天気のいい日に黒いやかんに(黒がポイントです!!)水を入れてこのソーラーパネルの真ん中においていると・・
水を半分くらい入れて、もの10分もしないうちに、カタカタ…やかんは手で触れないくらい熱くなっていて、中の水も…早く降ろして~って言うかのごとく、湧いています。

地球温暖化、オゾン層の破壊による紫外線放射量の増加…それならそのエネルギー、使っちゃえばいいんじゃ?
…なんて、単純ではないんでしょうね。

日照量が違うにしても、他の国でこんなに身近にやってる自家発電、できそうに思ってしまうannでした。

この器具の詳細についてはまた…


春うらら・・

2006-05-08 00:08:00 | ○ Weblog ○

おはようございます♪
吉野の桜も散り、ようやく冬眠から目覚めたannです。

去年から、人里離れた(?)ここ、奈良で冬眠していましたが、緑が芽吹く香りにさそわれて起きてきてしまいました。
...そろそろ活動しなきゃ、ね。


奈良はannがいなかった4年の間にだいぶ元気になっていて、2010年の平城京遷都祭に向けての復原工事がいたるところで行われています。
annsworldもついでに復原しているところですので、奈良の空気のように、のんびり、静かに見守っていてくださればと思います。


ここでは、世界の人々との出会いに加えて、春、目覚めてからウォーミングアップ中の、なら環境交流館万葉文化館での発見なんかも、スローペースでお知らせしていく予定です。

すでに、奈良でこその国際交流、楽しんでます♪
またパーティプランも企画中なので、お楽しみに☆


心配していただいていたみなさま、その温かいココロに感謝です。
ココロをこめて、ありがとうございます!!


そして、これからもよろしくお願いします☆