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ただいま「病は気から~1日1分から始められる免疫力アップ+
アンチエージングの100のステップ」 ご紹介中♪

お祭り好きな日本人?

2006-08-27 12:38:45 | えきぞちっく JAPAN
踊りに花火、山焼き…

日本の夏は、夏休みが他の国に比べて限られた日程に集中していたり、お盆という行事があったりするので世代を越えて楽しめる、発散型のものが多い気がします。


日常では、自己主張を控えたり、従順さや組織が重んじられてきた日本において、なぜ夏の行事がこのように熱いものに発展し、受け継がれているのでしょうか。


まさしく、お盆の供養のため?

集団として作りあげ、楽しめることの喜び?

日常のうさばらし?

ノンバーバルコミュニケーションの1つ?


きのう今日と行われているる奈良のバサラ祭は、”奈良を元気に!”という地元の人々思いが集結した激しい踊りのお祭りです。


普段の奈良の落ち着いた、心休まる雰囲気とはまた違った一面。
参加者はほぼ奈良の人だと思うんですけどね。








美しい日本の風景 一 ~ 水田

2006-08-16 01:03:12 | えきぞちっく JAPAN
5月の連休にに田植えをした水田が、もぅ黄金色に輝いています。


秋のイメージが強い稲刈りですが、早いところではもう刈り取りの時期を迎えているんですね。


一面に広がる初夏の緑のたんぼ、雨を呼ぶアマガエルの声、彼岸花に彩られ、重なり合う棚田、秋には黄金色に輝く稲穂…

たんぼが織り成す日本の風景は数知れません。


しかし、稲作りをしている農家のほとんどが、補助がないと採算が合わないにも関わらず、その補助がまた減らされると不安を抱えているのが現状です。


海外からの批難を浴びつつ安価な農作物輸入に高い関税をかけて守っても、維持、発展のためのシステム的な支えがないと農協を中心とする農家のパワーはどこまで耐えられるかわかりません。


生きる気力のないニートが農作業に熱心に取り組んでみたり…そんな可能性、ないのかなぁ。



写真:徳島吉野川の両岸に広がる水田

日本の夏!

2006-08-07 11:23:05 | えきぞちっく JAPAN
…と聞いて、なにをイメージするでしょうか?


幼少のころはCMのイントロが流れたらその続きを口ずさまずにはいられなかったannとしては、このフレーズからはどうしても、

「〇〇蚊取り線香。」

と、ぶたの線香受けからすーっとなぜか夏の匂いの代名詞のような煙がのぼっている、もしくは花火がパンパンあがっている映像にリンクしてしまいます。


少し前置きが長かったようですが、先日、奈良ではなく、京都にて国際交流を1つの目的とした料理教室に参加してきました。

この教室は毎月行われていて、今回は外人さんには浴衣を着ていただいて(なぜかannもまぎれこんでましたが…)、踊りの先生の音頭で盆踊り、かき氷試食、そしてお好み焼きを作ってみよう!

という企画でした。





韓国にはチヂミがあるからなじみがあるかと思いきや、お好み焼き自体、お店で食べられるそうです。

ソースはやっぱりコチジャン風味…?
んー、大事なところを聞きもらしてました。


もちろん日本関心を持って来ている外人さんや、国外の文化に触れる機会の多い人と、目が国内に向いている人とでは好奇心も、柔軟性も違うのでしょうが、annがこれまで見てきた中では”ちゃんと作られた”お好み焼きを食べて好きと言わない外人さんはいない気がします。

お好み焼き親善大使(もちろん自称、です)として、おいしいお店を選んでいる、もしくはann自身がおいしそうに食べている、という要素はあるかもしれませんが、てりやきバーガー、焼鳥に続く、新たな日本料理としての素質は十分そなえていると思います。


隣にいた大阪在住3年のアメリカ人の女性は、お店で一人前を5つにわけてミニお好み焼きを作ったところ、周囲から奇異の目で見られたそうです。
そういえば渋谷の屋台では”大阪焼き”という名のミニお好み焼きの屋台があったような…。


果たしてお好み焼きが日本の夏のイメージになるかどうかはわかりませんが、”各地に特産物がある食の国”の”台所”が生んだ簡単、おいしい、ヘルシー、3拍子そろったOKONOMIYAKI。

トッピングを選べる”JAPANESE PIZZA”というよりも、生地からのだしの味を楽しめる奥ゆかしさもある日本料理として、親しんでもらえればと思いました。



余談ですが、今この記事を携帯から書いているのですが、”海外”と打ったら続きを予想してくれる賢いSHARPの携帯が”旅行”、”挙式”と勝手に予想してました。
…あと、”勤務”、”進出”と続くのですが、やっぱり最初の2つがよく使われるんでしょうか。


ただ今海外逃亡しないように、奈良に外人さんを呼び込む作戦企画中…☆

日本男児

2005-06-02 00:43:23 | えきぞちっく JAPAN
もう3日前のことになりますが、二子山親方が亡くなりました。

現役時代から亡くなるまで、約30年間、相撲とともに日本の文化
を築いてこられた方です。

相撲と言えば、日本男児の伝統スポーツ。
日本人なれども、女性には土俵にあがることも許されない、昔から
のしきたりが今も受け継がれています。

でもなぜか、外人力士は許されるんですねー。
朝青龍をはじめ、最近の相撲界は外人率が高くなってます。
今の若いもんは…なんて、オヤジじゃなくても言いたくなるくらい、
最近、相撲のような体育会系のスポ根には向かない日本男児が多く
なっています。
武士道に憧れ、プロになるために日本に来た外人力士の熱意に勝て
るわけないですよね…。


これってまるで、日本の政治、経済と同じ道をたどってませんか?

…となると、女性の相撲界進出も近い…かな?



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島国にっぽん

2005-04-08 15:16:46 | えきぞちっく JAPAN
”日本はwonderfulな国だよ。”


日本に来た外国人から必ず聞く感想です。
もちろん、日本人が海外旅行やビジネスで行っても、その国の人(しかも初対面)の前でいきなりその国をけなす人はいないでしょうし、自分が行きたくて行ってるのであれば余計、"wonderful"に映るでしょう。

きのう出会った日本にバイオリンの演奏者として呼ばれてきているというポーランドの方も、2ヵ月に1回くらい日本にこられているそうですが、日本人も、文化もすばらしくて、技術や設備にもあこがれると話されていました。
ローマ法王の逝去の話から多宗教国家の話になり、ヨーロッパは多国からなる連合なので、いろんな文化があって当たり前だが、アメリカ、ロシア、中国という大国は1国の中でも、宗教だけでなく、言語や文化、民族が多数同居しており、アメリカはまだ統率されているが、ロシア、中国は混沌としている、という話題になりました。

日本はというと、昔から島国で民族、歴史もほぼ統一されていて、全国どこへ行っても根本は同じで、安全、平和な国として有名です。
協調の文化-ここ最近変わってきているとはいえ、まだ根付いている、日本に住むにはかかせない文化。
その裏返しなのか、グローバルな立場での日本は、アジアのリーダーになろうとしてもアメリカの傘下でしか動けず、中国にも巨大大陸の勢いで押され、EUの中でのイギリスのように、誇りを持って独自の立場を守ろうとしても中途半端、”NO”と言えない、愛想笑いの国民...こんな表面的な悪口ばっかり言っててもしょうがないんですが、人の悪いところは見ようとしない、楽観的なANNなのに、集団としての日本人って鎖国的で、内弁慶で、どうしても一歩距離をおいて見てしまうんですね。

そんな日本でも、歴史の中で、協調、調和が長く続くとグレーにそまりすぎてひずみが出てきたり、改善されなくなってきて、新しい勢力が登場する時代があります。
鎌倉時代の最後や明治維新ですよね。
(あまり得意な話題ではないので説明はましゅうにお願いするとして..。)
現代も、いわば維新の時代なんでしょうね。

同じ民族どうしで武器を持って戦闘する...日本人ではタブーですが、銃や爆弾とは違った武器を使って、新しい勢力が出てこようとしては叩かれ、社会的に脚光をあびる。そして社会が変化していく。

基本的に戦いよりも平和を追求したいところですが、誰もが疑問を持っている平和には、戦いを挑むことが"wonderful"な日本を持続させる道なんでしょうね。


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奈良の桜も

2005-04-07 16:29:58 | えきぞちっく JAPAN
最近ANNの故郷、奈良に目を向けることがなかったので...。
先月の 東大寺二月堂 お水取りが終わったら春の訪れ、と言われている奈良公園の様子を少し。





若草山からの景色です。

近々、ショップと連動できるような”ならまちガイド”を作ってみたいな、と思ったり。
京都は見やすいのがあるんですが、奈良はなんだかあかぬけないんですよね。

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鑑真の目

2005-03-07 14:39:19 | えきぞちっく JAPAN


テンプレートも渋くなったということで、またまた日本ネタで。

今から1200年以上も前に、5度の失敗、失明にも負けず、仏教を
伝えるという使命を胸に日本に訪れた鑑真和上。唐招提寺は聖武
天皇の命で、鑑真によって建てられました。

きのうまで東京国立博物館で開催されていた唐招提寺展では、
普段は公開されていない鑑真和上像と、東山魁夷画伯
十年余りの歳月を費やし1981年に奉納された御影堂(みえいどう)
障壁画が展示されていました。

奈良に○○年間住んでいて、唐招提寺も何度も連れていってもらい
ながら、こんなに興味を持って知ろうとしたのは離れてからだな
...と思いつつ、見慣れた仏像よりも人ごみに圧倒されながら歩い
ていると、次の瞬間、目の前にエメラルドグリーンの世界が広がり
ました。

近づいてよーく見てしまうと、溶けたクラゲが大量に浮いていて、
波に洗われた岩がところどころに見え隠れする緑の壁(...ほんと
に失礼な!)だったんですが、ふすまとしては、下の写真のように
部屋全体の雰囲気をつかさどる役割をしているんですよね。
カナダのレイクルイーズで見たような透明なグリーンが、その透明
さそのままに、和の厳かな雰囲気とマッチしているんだなぁとしば
らく目が離せませんでした。

この障壁画が御影堂に奉られたのが1975年。
唐招提寺の開山期に、権威ある画伯といえど、1200年間も改修を
重ねられた仏教の寺の、荘厳な奥の間に現代の障壁画として飾ら
れた「山雲濤声」。
このグリーンの海の中にたたずむ鑑真和上を考えたとき、東山
魁夷画伯がこの海を描くまでに乗り越えた日々が、1200年の時
を越えて鑑真が日本に旅してきた日々と重なり、彼の目になっ
たのだと感じました。


東山魁夷の作品:奥山路、月光


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JAPAN~じゃぱん、やぱーな、日本!~PARTⅡ

2005-03-04 15:50:13 | えきぞちっく JAPAN
四国で生まれ、奈良で育ったANNにとって、四国八十八箇所も、奈良、京都の
お寺も昔から身近にありましたが、スペインのカタルーニャ地方の教会の歴史
をたどったり、ケニアのサファリを巡ったり...ということには好奇心と
エネルギーが爆発しても、四国、奈良の旅というのは’旅’’未知の文化’、
という目新しさがないだけであまりにもあたりまえにとらえてる気がします。

ANN'S WORLDではその、”海外フリーク”さも全開だけど、もう一回、原点
である、日本、特に奈良のいいところ、いいものを見直してみたいと思い、
客観的な目(外人の目?)で”本物”を選んできました。
ほっとくと、好きモノや外人さん好みなものばかりになってしまうので、たま
に反省しつつ、また、地元の目と海外から見たおもしろさを融合していけたら
と思っています。

...別にショップの宣伝しようと思って書き始めたわけではなかったのですが、
ANN'S WORLDへの思いはそこから来てたのかな、と再確認したANNでした。
あと、先へ、先へと進んでいくだけじゃなく、自分を見直すことも、忘れない
ように。

さ、もっともりあげてこ!!


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奈良のみやこ

2005-01-07 14:38:43 | えきぞちっく JAPAN
百済観音や玉虫厨子は教科書にのっていたのが記憶にあるかと思いますが、
漢文文化や服装など、朝鮮の影響が見られます。

今の韓流ブームも、1300年の時間を超えてのリバイバルかもしれませんね。
アメリカの合理的、資本主義の賜物の慣習による影響に受動的になるだけで
なく、韓国や中国が再度注目され、それによって日本を客観的に見ることが
できれば、現代の日本が忘れかけていることを見直すチャンスになるのでは、
と密かな期待を抱いているANNです。


奈良といえば鹿と大仏。...世界遺産の法隆寺も忘れないでください。
歴史ある古都なのに、関西でも印象が薄く、海外でもどうしても京都
が1番なんですね。
法隆寺は、奈良の中心部から10km弱の田園風景のど真ん中にあります。
ここ最近有名になった平群(へぐり)町も、実はすぐそばだったり...。


推古天皇の時代、聖徳太子が摂政として活躍していた6世紀初めに建立され、
その後鎌倉時代にも周囲のお堂が加えられ現在の形になりました。
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