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春日大社で初詣。~増尾さんのお話

2006-12-29 23:23:59 | ○ すろ~ 奈良 ○
来年2007年の初詣は春日大社にて。

少し早いですが、由庵からひとつ角を曲がってしばらくいったところの砂糖傳という飴やの奥様、増尾さんのお話から春日大社の伝説をひとつ。


『 奈良町のお正月は先ず神仏の礼拝から始まる。神棚、稲荷社(庭先にお祀りしてある)、十二
  カ月の神様(歳徳神のことだろうか。家では十二カ月を護って下さるとして、十二組のお鏡餅
  をお供えする。)床の間の鏡餅の前、(氏神様と春日様を遥拝するのだという)、それから
  仏壇にお雑煮をお供えして、家長から、後は年の順番に、前記の順序でお参りする。お雑煮を
  祝った後は氏神の御霊神社と春日大社へ初詣に行く。神棚にも、春日様や氏神様はお祀りして
  あるのだが、やはり初詣に行かないと気持ちが落ちつかない。

   これ程、人々から崇敬され、敬慕されておられる、春日の神様は、大きな白い鹿に乗って奈良
  へ来られたと伝えられる。古来中国では、白鹿は千年の寿齢を保ち、帝の徳が満ちる時にのみ姿
  を現すとされている霊獣である。

   春日四所大神のなかでも一番先に奈良へおいでになった武甕槌命は、柿の木の鞭を手に持って、
  白鹿に乗って鹿島を出発したというので、今でも旅に出ることを「鹿島立ち」という。この伝説
  から、春日の神様は旅や交通の安全を守って下さるという信仰が生まれた。

   昔むかし、常陸の国鹿島で、東国の鎮護にあたっておられた武甕槌命は、永住の地を求めて、
  お母様の甕速日命がおられる奈良の春日野まで、はるばるとやって来られた。
   ゆるやかな起伏をもつ春日野には、老杉にからむ藤の花が咲き乱れ、東の森の彼方には、
  一際緑の濃い、こんもりとすげ笠を伏せたような御蓋山。そのうしろには、春日の山なみが
  連なって、まるで絵のように、美しくおだやかな眺めであった。

   朝晩、鹿島灘の荒磯を見て暮らしておられた武甕槌命にとって、奈良の自然の優美さは、
  まるで夢の国へ来たようで、すっかり気に入って、ここを永住の地にしようと、決心された。
  ところが、ここで意外な出来事がおこった。

   武甕槌命のお供をしてきた舎人が、年が感じられない位若々しくて美しい甕速日命に恋こが
  れて、恋のとりこになってしまった。しかし甕速日命は、けがらわしいとばかり、一切うけつ
  けられなかった。しかし、あまりしつこいので、山にかくれようと、ある夜そっと御殿を抜け
  出された。それに気がついた舎人はすぐ後をつけて行った。甕速日命が飛ぶ鳥のように速く逃
  げると、舎人は大蛇に変身して走りにくい山道を追っかける。川の側まで追いつめられた甕速
  日命は、今は、これまでと、剣を抜いてこの大蛇を切り捨てて、山に身を隠されたそうだ。

   やがてその山頂に、武甕槌命、甕速日命、舎人を祀る社がたてられた。これが、現在春日山頂
  の高峰に鎮まる末社、「神野神社」にまつわる説話である。この「こうの神」を祀る社は奈良の
  東山間部には数ケ所あるという。この話に出てくる、「大蛇」「河」「剣」は、いづれも水の
  神と深い関係にあるもので、豊作を願って水霊神を崇拝したことを物語るものであろう。
   昔から、  「大和豊作米食わず」(今のように溜池が沢山造られる前の大和は、水の少ない
  所だったので、大和に水がたっぷりあって豊作になるような年は、他の土地では水浸きなどがあ
  って不作だという意味)と言われた程、水不足が心配の種であった大和の農家の人達は水を司る
  神様を何より大切にしたのであろう。三重県境に近い、つつじの名所、神野山の山頂には、武甕
  槌命の叔母様にあたるという1速日命の陵といわれる塚があり、かつてはここにも「こうの神」
  が祀られていたそうだ。神野山は、以前は八十八夜、今は五月三日に近在の人達が一家総出で山
  登りをして、咲き誇るつつじや椿の花を賞でながら持参のお弁当を開き田休みの一日を楽しむ美
  しい所だ。

   かなわぬ恋に悩んだ舎人の霊も母子の二神と共におだやかに村人達を見守っていて下さることだ
  ろう。ちなみに、私の家の初代は、この神野山の麓の村から百五十年程前に奈良へ出てきて、現在
  地に店を構えているので、この伝説に一層の親近感を覚える。
 春日山頂には、
  「神野神社」の他にも高山神社、鳴雷神社、上水谷神社などの末社があるが、いずれも水神で
 ある。

   奈良に都があった頃、天皇の寵の衰えたのを嘆いた采女が、猿沢池に身を投げて死んだ。する
  と、以前から猿沢池に潜んでいた龍王が、不浄を忌んで、春日山の香山(高山)に移られた。
  ところが、香山の近くの谷に屍体が捨てられていたので、龍王は浄域を求めて飛行し、室生の
  龍穴に安住されたという。この説話により、春日山に龍王を祀り、祈雨法要が盛んに営まれた。
  その龍王社が高山(香山)社である。

   高山神社と鳴雷神社は、滝坂を流下する能登川、神野神社は佐保川、上水谷神社は水谷川の、
  それぞれの水源地に臨み、その鎮守をされている。春日大社の中東権宮司さんは、

  「今、下流の大和川は水質ワースト・ワンなんて言われていますが、春日の末社が守られている
  水源からは、今もキラキラ輝く清らかな水がコンコンと湧きだしています。奈良がユネスコの世
  界遺産に登録されたのを記念して、一度皆さんにこの聖水の清らかさを見ていただきたいものだと
  思います。」

  とおっしゃる。私達住人も、神様のお膝元から流れてくる川を大切にして汚さないよう万全の注
  意をはらいたいものだ。

   話を少し戻して、鹿島を出発した武甕槌命が、大和の阿倍山へ向かう途中、伊賀国の夏身(名張
  市夏見)を流れる一瀬川で水浴びをして、薦生山でしばらく休息された。その時、鹿島からお供を
  してきた中臣の時風と秀行という二人の兄弟神主に、美味しそうな焼栗を一つづつ与えられた。
  そして、命は、
  「その栗を植えて、もし芽が出たら、おまえ達の子孫は末長く栄えるであろう。」
  と仰せられた。

   焼いた栗が芽を出すなんて、普通は考えられないことなのだけれど、素直な二人は何の疑義も
  抱かず直ぐその焼栗を植えて、たっぷり水を施した。すると、天がその素直さを嘉みしたもうた
  のか、焼栗が芽を出した。このおめでたい故事によって、二人は「中臣殖栗連」という称号を
  頂いて、尚一層心を込めて神様にお仕えされたという。

   都が飛鳥の藤原にあった頃、武甕槌命は、都の守り神として藤原京の東方阿倍山に鎮座してお
  られた。その頃、奈良の春日野一帯の土地を所有する大地主神である榎本の神が阿倍山に訪ねて
  こられて、武甕槌命に、
  「私の住んでいる春日野と、あなたの阿倍山を交換してくださいませんか。」
  と相談をもちかけられた。

   もともと春日野の風景が大好きだった武甕槌命は、二つ返事で承知された。ところが間もなく
  都が奈良に遷ることになって、守り神である命も奈良へ引越された。一方、阿倍山へ移られた
  榎本の神は、参詣人が少なくなって貧乏暮らしとなり、とうとう武甕槌命に助けを求めてこられた。
  武甕槌命は、やさしく
  「それなら、私の社の側に社を建てて、お住みなさい。」
  というので出来たのが、現在、春日大社の廻廊の西南の角にある「榎本神社」だということだ。

   この話には、もう一つの説もある。武甕槌命は、御蓋山の西麓に広大な神地を構えようと、
  その土地の地主の榎本の神に、
  「この土地を地下三尺(約一米)だけ譲って貰えないか。」
  と頼みに行かれた。榎本の神は耳が遠くて「地下」という言葉がよく聞えなかったので、
  「三尺位なら、お安いご用」
  と簡単に承知してしまわれた。ところが、工事が始まると、何十ヘクタールにもわたる広い
  土地の周囲に大きな囲いが建ちはじめた。榎本の神はびっくりして
  「話が違うではありませんか。」
  と申し入れたが、武甕槌命は、「私は、地下三尺と言ったのですが、あなたにはよく聞えな
  かったのでしょう。その代わり境内の樹木は地下三尺より下へは延ばさないし、あなたも
  住む所がなくては困るだろうから、私の近くで一緒に住んでください。」というので、現在
  の摂社春日神社(通称榎本神社)が出来たという。

   明治頃までは、春日大社にお参りに来た人は、必ず榎本神社に詣でて、その柱をこぶしで
  何度もトントンたたきながら、「春日さんお参りしましたぜ。」と言って、ほこらのまわり
  を回ってから本社へお参りしたそうだ。

   でも、その地下三尺を面積の三尺とカン違いされたという頃は、この広大な土地は、東の
  聖なる山をとおして、はるかに鹿島の方を遥拝するためのお祭り広場で神様も武甕槌命一柱
  だけであった。

   奈良時代もなかばを過ぎた頃の或る夜、時の帝の称徳天皇の夢枕に武甕槌命が立たれて、
  「南向きの神殿を造って、経津主命、天児屋根命、も共に祭れ。」
  とのお告げがあった。経津主命は武甕槌命と共に、天照大神の命を受けて出雲に下り大国主
  命を説いて国土を奉還させた神であり、天児屋根命は、天の岩戸隠れの折の功労神であり、
  藤原氏の祖先の神でもある。称徳天皇は聖武天皇と光明皇后の間に産れられた皇女である
  から藤原氏の血を引いておられるし、時の左大臣は、鎌足の四代目の孫に当る藤原永手であ
  った。このご託宣を喜んだ永手は早速手配して、上記の三柱の神と天児屋根命の后神である
  比売神を祭る四棟の神殿が立派に建ち上がったのだが、神護景雲二年(七六八)のことで
  ある。

   さて、四柱の神様が御殿にお鎮まりになってほっとした、時風と秀行の兄弟神主は、
  「ところで私達はどこに住めばよいのでしょうか。」
  と神様にお伺いを立てた。すると神様は、
  「この榊の枝を投げるから、その落ちた所に住むがよい。」
  と榊の枝を大空にむかって投げられた。榊の枝は飛燕のように飛んで行って、春日大社から
  西南約五粁米の、現在辰市神社のある地点に落ちた。それ以来、二人の子孫はずっとそこに
  住んでいたが、五粁の道のりを歩いて通うのは何かにつけて不便だったので、そのうち、春
  日のお社に近い高畑に引っ越してきたので、高畑は社家町となった。今も高畑に残る古い土
  塀やおもむきのある家並は、その頃の面影をとどめている。

   春日の社家の家では、今も、毎年お雑煮を祝う前に、ご先祖様を祭る神棚に向かって、
  「榊の枝はいずくに候」「さればその御ことめでとう候」という問答を交されるそうであ
  る。
   これは、神様が投げられた榊の枝が落ちた所に住みついたという、家の始まりの縁起を
  祝う、おめでたいしきたりであるという。

   また、春日の神様が鹿島から奈良へ来られる途中には、こんな話もある。奈良市大柳生
  町に元春日という神社がある。ここは神様が春日山まで来られる途中、あまり大きくもな
  いが、こんもりとした良い森があったで、一時滞在された所だという。そこを出発して、
  西へ少し行った所で一休みして、「ああ しんど。」(疲れた)と言われた。それで、
  今でもそこに「神道」(今は新道と書く)という家があって、その側には、鹿の足跡と馬の
  足跡が残った石があるそうだ。こうして神様は、遂に奈良の春日山に落ちつかれた。その縁
  で、大柳生から毎年春日大社へお供えの餅を献上する習慣になっていた。ある年、奈良の人
  達が、遠い大柳生からわざわざ持って来て頂かなくても、こちらで搗こうと言って、糯米を
  蒸し始めた。
  しかし、一日蒸しても二日蒸しても蒸し上がらない。困り抜いて大柳生の人を呼んで来ると、
  その人の足が一歩敷居に入ったとたん、ちゃんと蒸し上がったという。』





日本人は神社におまいり・・というのはあまりにあたらいまえになっていますが、春日大社にまつわるお話をお聞きしてのお参りはまたひとつ、ありがたみ、おもしろみが増しますね。


由庵にてお出ししているお茶は、大和の始まりといわれる都祁で作られている無農薬のお茶です。

また正月13日には柳生にて「柳生新陰流(江戸型)セミナー」を開催いたします。
新陰流の歴史や思想などについてのレクチャー、練習、また夕方からは、現地Rupaさんにて交流会です。

年越しパーティ、「柳生新陰流(江戸型)セミナー」参加ご希望の方はメールにて受付しております。




ならまちで文化と歴史に出会えるカフェ
NARACAFE 由庵
http://www.naracafe-youan.com


由庵ごはん♪~大和野菜、奈良の無農薬野菜のランチ

2006-12-26 23:51:23 | ○ 由庵blog ○ 
採れたてのお野菜、いかがですか?


おとつい届いた、奈良は大宇陀からの宇陀金ごぼうと大和まな。
どちらも伝統的な大和野菜です。


宇陀金ごぼうは、大宇陀の雲母の入った土壌から採れるため、皮に金粉がついていておめでたいごぼう。香りもよく、ゆがいていると土くささにも勝る香りがたってきます。






大和まなは一見ほうれん草のような、菜っ葉です。





「古事記」にその元になる「菘(すずな)」の記載がある「大和まな」は、わが国で最も古い野菜の1つです。それが全国に広まり、各地に独特の品種ができてきました。

大和高田でも以前は水田の裏作にふつうにつくられていましたが、収穫後の日持ちが悪いので市場流通に乗りにくい、刻み葉のため病気に弱い、などの理由で、近年栽培が減少し、「幻の野菜」となっていました。そんななか、いま、大和まなの歴史の深さや、味のよさと色合いなどから消費者にもファンがふえてきています。


宇陀金ごぼうはごま和えに、大和まなは白和えにして、やまいもよりさらに粘り気のある大和芋を落としたお汁と古代米として知られる黒米・・


大和野菜ではありませんが、柿なます、かぼちゃのいとこ煮とひろうすも大好評でした。





以上、本日のランチでした♪

ごちそうさま。





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年越しパーティ&年始め茶会

2006-12-26 01:00:51 | ○ 由庵blog ○ 
なんだか街が騒がしいと思ったら・・クリスマスだったんですね。

きのう、今日と、お花が届いたり、ゲストと一緒にささやかにケーキをいただいたりしてましたが、1日お店の中にいると、外の喧騒から離れて由庵ワールドにひたってしまいます。


そこで、こんな年の瀬はいかがでしょう?

12月31日大晦日、NARACAFE由庵にて鍋パーティ&春日大社に初詣♪

こんなに奈良、奈良騒いでますが、実は何を隠そう、奈良でお参りで年越しというのはものごころついてから今まで、一度もありません。


annにとっても初体験の2006年の終焉。

みなさんも一緒に2007年に向けての大切な第一歩を奈良ですごしてみませんか?



*由庵にてステイも可能ですので、詳しくはお問い合わせください。


また、1月3日は桜井の古いお家で、茶会初め、ランチをいただきます。
こちらも参加希望の方はお気軽にお問い合わせください。


********************************************************************
       学び舎@NARACAFE 由庵 のお知らせ
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********** PCふりーすぺーす&パソコンを使ってみよう! **********************

1月15日(月)より、由庵2階にて”PCふりーすぺーす&パソコンを使ってみよう!”
 を毎週月曜日開催いたします。

  ○PCふりーすぺーす 13:00~17:00    1000円/4h
    PCがおいてありますが、おしゃべりしにきても、何しても(屋内、畳の上で、
   とい条件で)OKのフリータイム。
    参加者しだいでは、外国語が飛び交う空間になるかも・・?

  ○パソコンを使ってみよう! 18:00~19:00    1000円/1h
    パソコンの初級セミナーです。  

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********** ”包む”~ラッピングセミナー **************************************

1月27日(土)より、全3回、ラッピングの講師を招いてのセミナー。
  風呂敷?炭・・? 2月にはバレンタインのチョコも。
  いろんな工夫がちりばめられています。

1月27日(土)14:00-16:00 風呂敷など布で包む
2月 3日(土)14:00-16:00 竹炭、檜チップを包む
2月10日(土)14:00-16:00 バレンタイン直前対策、チョコを包む

********************************************************************


PCフリースペースは当日参加OKですが、PCセミナー、ラッピングセミナーは事前にご予約ください。。
たくさんのご参加お待ちしています!!  




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たくさんのありがとう。

2006-12-22 09:49:12 | ○ 由庵blog ○ 
この一週間1人で店番…といっても、今朝韓国からの女の子が発つまで常に誰かいる状態だったのですが、初の一週間も無事(?)終わり、今日は久々の明日香へ。

先週まで毎日乗ってた近鉄電車をこんなに新鮮に感じられたことに妙に感動してたり…。



ならまちに何十年も住まわれてる方たちにまじって玄関を掃いたり、ゴミだししたり、これが日常になって行くのがなんだか不思議な気がしてる毎日です。



この一週間で…


いただいた支援の数々


いただいた数々の言葉、


いただいた”おいしい”という言葉、


旅行者との別れもあったけど、数々の出会い、


すべてがカケザン以上の相乗効果でannのエネルギーになっています。


みなさんありがとうございます。


年末年始は明日から1月15日まで休まず営業(の予定)ですので、ぜひお立ち寄りください。





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ほっと一息?

2006-12-20 01:32:51 | ○ 由庵blog ○ 
NARACAFE由庵 opening partyにきていただいた方々、また遠くから応援してくださっていた方々、オープン前日の戦場のような騒動に巻き込まれつつ準備に奔走してくださった方々、ご近所のみなさま、そして家族のみんな、ほんとにありがとうございました。

その中で、東京からお母さんもひきつれて有給とって駆けつけてきてくれた友達がいたのですが、よくよく聞いてみると何週間か前にannが送った、

”結婚式はまだだろうから、このおめでたい席にぜひとも来て~>_< ”

というメールを、よっぽどせっぱつまってると感じたらしく・・・。


実は、楽しみにきてほしいという意味のメールだったのですが、結局は、彼女たちの助けがなかったらオープンどころか、人が立ち入れる場所にならなかったかもしれない状態だったので、友達の予感のほうが正しかったんですね^^


パーティはお昼~ならまちツアー~鍋パーティ~大正琴ライブ~真夜中の、おん祭”遷幸の儀”まで、たくさんの方に参加いただき本当にすばらしい1日となりました。




奈良で活動されているwingさんの大正琴は楽器の中で唯一日本で作られたものらしく、和楽器と現代の鍵盤楽器との融合、また昔と今の融合、そして演奏曲も童謡からクラシック、ジャズと、さまざな文化のmixを醸し出していただきました。

またパーティに駆けつけてくださった無農薬のお茶生産者のけんちゃんの篳篥(しちりき)の飛び入り演奏、エチオピアコーヒーを紹介してくださった”あわなら”さんと大正琴のセッション、そして万葉歌の披露と、雅楽器とはまた赴きの違う”和”のハーモニーがくりひろげられました。




その後のおん祭”遷幸の儀”については、秘密のお祭なので、ぜひ実際にご覧になられてください。


その後の営業もなんとかなんとかやっています。
今日のように、1人でやってるときに一度にこられると、お待ちいただくことになってしまうかもしれませんが、すろ~な奈良を感じに、また何かに出会いに、みなさまのお越しをおまちしております。







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ただいま…

2006-12-16 15:20:56 | ○ 由庵blog ○ 
ならまちガイドツアー中♪

格子の家を見学にきたら、お向かいの藤岡邸の奥さんが出てきて開けて中を見せてくださいました。

重要文化財のお家で、以前は食堂としてお食事もふるまわれていたようですが、今は保存のために新しく家を借りて住まれているそうです。


お客さんをお迎えするためのしかけがたくさんあって、まるで忍者屋敷?!


ならまちは生きています。



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それぞれの奈良

2006-12-11 09:26:43 | ○ Weblog ○
観光で遠くから奈良に来られる多くの方、また関西圏の方でも、奈良を歩きに来られるのは小・中学校のときの修学旅行で訪れて以来初めてという方が結構いらっしゃいます。


そして魅了され、退職されてからゆっくりとした時間を過ごされたいと、毎月通われる方も、また奈良で学びたいといって奈良の大学を選んで来る学生もいます。


今は法隆寺の境内、少し前までは薬師寺の両塔が左右にバランスよく配置された絵がJRの広告として目を惹いていたかと思います。


何度か訪れると、大仏と鹿だけじゃない、またお寺や仏像でもそれぞれの歴史や色が立体感をもって、いやおうなく心に焼き付けられていきます。



もうお国自慢は聞きあきたでしょうか…?
しかし、奈良は日本人みんなのフルサトとして、心のどこかにそのあったかい流れとして生き続けているんだと思うんです。


”人生は旅である”

-最近耳にすることが多い気がしますが、日常の生活を離れて知らないところに行くことだけが旅じゃない。
一瞬一瞬、何かと出会い、感じることが人生に色と味をつけてくれる、そんな気がします。




あなたは奈良で何を感じましたか?





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NARACAFE 由庵OPENまであと10日♪

2006-12-07 00:00:00 | ○ 由庵blog ○ 
待ってました?!・・といっていただくとありがたいんですが^^


いよいよ12月16日、奈良の元興寺の旧境内だったところ、いわゆるならまちに


NARACAFE 由庵


オープンします!!


これまで温めてきた奈良に関する情報、うまいものなど、まだまだ足りないですがannの情報を凝縮したカフェにしていきますので、ぜひぜひ一度はお立ち寄りください♪


 *なら歩きのご紹介*
  ならまち探索
  春日原始林ー世界遺産の原始林
  柳生の里

 *奈良のうまいもん*
  奈良県産の無農薬、有機野菜を使った料理(由庵ごはん)
  大和地鶏丼
  シルクロードを渡ってきた(?)エチオピアカレー

  けんちゃん農園無農薬おまっちゃ
  けんちゃん農園無農薬おせんちゃ と お菓子
  まゆ玉ぜんざい
  お茶のシフォンケーキ
柿の和風ケーキ
  古代から来た蘇のケーキ

などなど。(ほとんど書いちゃぃましたけど・・)


好きなものばかりに囲まれて、楽しく話ができる場所。


みんなNARACAFE 由庵に集まれ~★





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