アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

クラシック・セッション、アンデスパートをフルートで

2024年08月27日 | ピアノ
昨日は、久々のクラシック・セッションでした。前回は…2023年2月(o_o)
セッション・ピアニストは金澤亜希子さん、無茶ぶりにも動じない盤石の対応力、頼りになります。

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現在、試したい、練習したい曲といえば

ピアソラ/天使のミロンガ
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ

これ両方持っていきました。しかし結果的にはどちらも吹かず

一巡目
マスネ/タイスの瞑想曲

二巡目
シング(1st: フルート、2nd: ケンハモ、ピアノ)
異邦人

三巡目
ボッケリーニ/メヌエット(連弾)

となりました。結局、「練習する」というよりはこの場でのパフォーマンスを優先してしまったというかなんというか

昨日のセッションは、人数少な目で「声楽×2、ヴァイオリン×2、フルート×2、ケンハモ×1」の構成。演奏クォリティーも充実で、合間のおしゃべりやウンチクも楽しい会になりました。せっかくなのでいいとこ見せたくなって…まぁ練習はサロンエスプリのアンサンブルレッスンですればいいかと。

一曲目のタイスは、久しぶりなのでケンハモの「今」というか、だいぶ慣れてこんな感じになりましたという自己紹介。
シングは、まったく予定してなかったのですが、初見きくらしいフルートの人がいたので何かいっしょにやりたいなぁと。持っていたデュオ楽譜がこれしかなかったので(「異邦人」のために持っていた楽譜に載っていた)「シング」。

アンデスとケンハモとピアノという編成の楽譜ですが、アンデスの音域はまんまフルートでカバーできるわけで問題なし(アンデスに重音出させる想定なら問題あるが、この曲ではなし)。初合わせでもばっちり吹いていただいてノリも完璧でした。すごい楽しかった。

「異邦人」は、まぁこの年頃にはウケるよね(あ、一番若い人はどうだっただろうか ちょっと聞きそびれた)。

そういえば、昨日の会は「クラシック・セッション」と銘打っていて、異邦人とかどう考えてもクラシックじゃないわけだけれども、いちおう曲のジャンルはさておき、楽譜があるものならば対応可能とのことでした。コード譜しかないわ、って場合はそういうのやってくれるセッションもあるそうです。

昨日はなんだか「ヴァイオリンソナタ」が多くて、それを弾くのが実際ヴァイオリンだったり、フルートだったりしてたんだけど、たとえばベートーヴェンのスプリング・ソナタをフルートで、とかね。音域が近いのと、フルート用の曲が少ないところからフルートはヴァイオリン領域に進出しがち。ケンハモも、近いところにいるのでフルート用の楽譜やヴァイオリン用の楽譜をチェックしていて、適宜利用したりしていますが、そういえばスプリングソナタとかはアリかもね。

あと、気になった曲:
Dvořák's Sonatina, Op. 100

昨日はラヴェルのツィガーヌ(ヴァイオリン)もあってほんと圧巻だったんだけど、あれはフルートでもケンハモでも超絶無理。

「シング」吹いてくれたフルートの人は、トラヴェルソも持ってきていて、ヴァイオリンとのデュオ(セッションピアニストは休憩できる)で古い曲やってました。ヴァイオリンは音程低くして対応し、また次の曲では戻さなきゃいけないというハードモードですが、聞く方としては癒し系の響きというか、なんか落ち着きます。音色も優しい感じ

モダンのフルートと、トラヴェルソでは運指が全然違うんで、よく混乱しないな~と思って見てました。


他楽器の文化(?)に触れられて、気軽にアンサンブルもできるこの場はけっこう貴重なものかなと思います。ふだんはピアノはピアノ同士、弦は弦同士、歌は歌同士でつるんでるものだからね。


白サングリアおいしかった↑

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