アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

もぐら叩き的練習

2024年05月09日 | ピアノ
おとといのピアノ練習会では、ベルガマスク組曲を続けて丸ごと弾いてみました。

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四曲とも、譜読みというかひととおりの練習は終わっているような(終わっていないような)…

「プレリュード」から練習を始めたので、当初は当然ですがこの曲が最も状態良く
次に「メヌエット」を譜読みして、だんだん弾けるようになり
やっぱりラスボス「パスピエ」を早めにやっておかないと間に合わなくなるわ、と譜読みして
「月の光」を思い出しておこう、としばらく解凍に勤しむと、おぉだいたい思い出した

という感じで時は流れて、録音会では四曲まとめてがっちり仕上げとか無理だけど、
なんとかなりそうな「プレリュード」「月の光」だけ録音可能なレベルまでまとめておきたいな、と

思い立ったときには既に、いっときはよい雰囲気だった「プレリュード」があれこれ忘れて劣化しており、
あたふたと状況改善に努めるうちに録音会となり

編集に助けられてなんとかかんとかサマになった、と思っているうちに

「パスピエ」がだいぶわけわからんくなってる。。(←いまココ)

これはアレだ…もぐら叩き?

出てきたところをバコンとやって、やれやれと思うとまた別の穴からひょっこり

きりがない。(またの名を「賽の河原)

漠然と通し弾きをしても良くなっていかないというのはよく言われることで、それはそのとおりだと思うのですが、
その一方で、部分を区切って丁寧に練習しようとすると、そうこうするうちにしばらく手をつけていないほかのところがあやふやになっていませんか?? (私だけ?)

なにぶん鳥頭なもので…

もう五月になってますし、こうやって「バコン!」…あ、あそこが出た…「バコン!」とやっていても埒が明かないので
何かもっと計画的に、忘却曲線に対抗するような感じでね。

ピアノ練習に関していうと、ほとんどの期間と時間を「漠然と弾く(幸せ)」で過ごしがちな私ですが、「忘却曲線に対抗する」については真剣に考え、試し、実践して成果を出したことがあります。それは…子供たちの漢字練習(笑)

書き取り練習して、できなかったものをExcelに収集して、いつ書けた/書けないを記録しておいてそのデータを元に、アルゴリズムを決めて「今日練習する10題」を出力するという果てしない作業を子供の人数分やっていた私です。こんなことしてる話はあんまりほかで聞かない

ごく一般的な話でいうと、たとえば翌日・一週間後・一か月後に復習するとだいたい定着するとかいわれていると思うのですが、人によっても、覚える内容によってもいろいろ違います。ありていにいって、「漢字」というこの1テーマ限定の話でいっても、またろう、こじろう、はなひめでは最適な繰り返し方が異なります。つまり忘却曲線の形が違う。

ざっくりいえば、
・完全に忘れてしまう前にリマインド
・都度完璧を目指すよりは繰り返しが肝要
ってことだと思うのですが、個別にそれを上手にやるには試行錯誤も必要です。

ということで、漢字とピアノじゃ違うところも多いですが、やるときはやるタイプw ということで、ここからちょっと真剣に計画的に練習しよう。



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