弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

SAD-自尊心の低下?2ー転落

2017-01-27 23:08:53 | 思考
よくよく人生を振り返ってみるに、本当に自分の社会不安は自尊心だけの問題なのかを考えた。

小学校2年の時に、音楽の授業で一人ずつ伴奏つきで歌わせるという授業があった。
そうします、と教師が告げた途端に自分の番が心配になっていた。
今からの推測と回顧でしかないが、本番は声が震えていたし、何よりその歌のメロディーをまだ覚えていることが証拠だろう。

そして、少年野球団。
ピッチャーをやった時は、どんなにその前に速球を投げていても、試合になると山なりの緩い球しか投げられない。
中学の野球部で外野を守らせられた時も、足が竦んでいた。

中高を通じて授業で当てられないかとドキドキしていた。

この頃に、明確な自尊心があったとは考えづらいので、失敗→自尊心の低下という図式の前に、先天性のシャイネスや広い空間で自分が何か動作することに不安と緊張を覚えていたのだろう。
そして、そうなるから動作が余計ぎこちなくなり、その結果笑われたりすると自尊心が低下する。
入院中に測った簡易IQでは動作性知能が89(言語が118、作動記憶が135)という結果にも社会的状況での動作のぎこちなさというのが表れている。

だが、そういう先天性のものと現状、どうしてもアルバイトに踏み込めないのは若干事情が異なる。
メンタルを崩さなければ、公官庁や大企業に学歴的に入れただろうに、派遣先の中小の会社の社員やアルバイト先の人に、
いい歳して、こいつ、使えないな。
みたいな顔をされるのが本当に嫌だ。その人たちをバカにしているというより、双方がやむを得ない事情なのに、そういう人たちにバカにされるのが嫌だ。

鬱屈しているし、屈折もしている。自覚している。
動作性知能では向こうの方が上だろう。
でも、自分はそちらの世界で生きていくには不向きだったし、別の道も選べたはずだ。

・・・社会人楽団で言われたことがある。
旧帝大の法学部を出た人間が今そんな身分で、これからどうなるのかが気になる。
と。
だから、一般認識的には「下層へ転落した人間」そういう扱いなのだろう。

それでも、目下、お金が必要となっている。
そして、自尊心というのは、自分がそれをどんなに下らないと思っても、変わらない。変えられない。
それならばせめて社会的状況での動作を必要としないもの、そして自尊心が低下するような状況が少ない仕事を探すべきだ。
求人を見ても、パッとするのがないのだが・・・

まあ、今のところのアルバイト探しを阻んでいる要因が、睡眠・体力気力・集中力・抑うつ症状、なのでそれをどうにかするしかないのだが。


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