弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

葛藤-現実からの逃避2

2017-02-14 20:09:57 | 思考
大学で部活動を始める前は、確かに仙台のゲーセンに行っていたのだが、部活でフルートを始めてからというもの、全然いかなくなった。
過剰適応だったと思う。
出れなかった授業は多かったし、多分、それまでいゲームに充てた以上の時間を楽器の練習に割いた。
飲み会のある日は多かったし、部活のイベントなどを併せると、ゲームに割く余裕が無かった。(家庭用ゲームもほとんど減った)
大学2年次に、東京にいる友人が帰省するたびにノベルゲーを貸してきたので、それはたまにやっていたが、楽器の練習をさぼった日など一年に数日しかない。

部活を引退してもノベルゲーに逃げ場所を求めていたので、ゲームセンターには行っていない。

大学を卒業して実家に戻ってきても、アーケードはほとんどやらず。
シリーズが最新作になってゲームシステムが変わり、面倒になったのもあると思う。
楽団に所属していたりバンドに所属をしていた時期もあったので、毎日と言わないまでも、楽器の練習はしていた。

だから、再びゲームセンターに行きはじめたのは楽団の居心地が悪くなって抜けてからなのだ。
楽器も練習してもそんなに腕が上がらなくなっていたし、飽きが来ていたのだと思う。
あと、指と視覚を使うという意味では、ゲームは感覚運動的に楽器と似た要素があったのだ。

それでも、去年入院するまではそこまでゲーセンに行かなかったのに・・・
何故だろう、退院してから行く頻度はかなり増えた。
根本的な調子が少し良くなったのもあるし、デイケアで都心に行く日が増えたからだと思う。
何より、ゲームがオンライン対戦になったこと。これに尽きると思う。
要はいつ行っても、対戦相手がいる(それまでのゲーセンはその時そこに対戦相手がいなければいけなかった)のだ。

だが、大学卒業後4年くらいまでの方がお金があったのに、使えるお金がかなり減った今ハマっているのが問題だ。
そして、どの進路にも決定打が欠けていて、勿論必死に考える時間帯もあるのだけど、結局宙ぶらりん。
葛藤から逃げる行き先としてゲームセンターを選んでいるのだと思う。


やめるにこしたことはない。
だが、この状況をどうしていいのかが根本的に分からない。
ゲームよりは楽器の方が建設的な気晴らしだが、前の日記に書いた通り、バイオリンとフルート、どちらも気が進まない。主に社会的な立場という意味で。
新しい楽器を始めようにも、その楽器が見当たらない。(エレキベースとエレキギターは挫折した)

感覚運動的(出来れば、触覚と視覚に加えて聴覚的なものも欲しい)なもので楽しみを見出せるものが他に何かあるのだろうか。
スポーツはお金がかかるし、社会的な立場が無いと辛い部分も大きい。
アルバイトを始めたところで、それが自分にとっては大きな一歩でも、社会的にはアラサーのフリーターなど評価が限りなく低い。

そうすると、定職なり大学院なりで所属を決めないと何もできないという、いつもの振り出しに戻ってしまうのだった・・・


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