本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

ヘブンズ・ドア【映画】

2009年02月09日 | 【映画】
ユナイテッドシネマは公開2日目というのに
客席スッカスカ。。。

・・・大丈夫なのか、不景気。


マイケル・アリアス監督は、「鉄コン筋クリート」の監督さんで、
あたしは個人的には大いに期待だったのだけど。

可もなく、不可もなく。
ただ、ものすごい違和感のある映画だった。

地味な映画なんです。
だけどむしろ、それこそが違和感の原因なのかな、と。


知名度高めのキャスティングとか。
主題歌の和訳とか。
設定の無理矢理っぷりとか。


多分、言葉少ないロードムービーだから許されることが
知名度の高い俳優を起用することで大作感が垣間見えてしまい、
結果、映画として少し浮いた感じになってしまったのではないかな、と勝手に予想。


長瀬智也も、福田真由子も、
演技が下手ではないんだけど、知名度が高過ぎて、
単館映画というよりは大作映画の匂いがしてしまうわけです。

だからこそ、脇を固めた大倉孝二とか、田中泯とか、三浦友和とか、
(役柄的には微妙だった)長塚圭史とか、(完全カメオだった)二宮和也の方が
ハマって見えてしまうのかなと思ったり。


なんだかなー。ちょっと残念。


それと。
やっぱり、日本は日本であって。

ドイツ映画を、日本で置き換えたら、
どうしたって違和感は生じてしまうよね。



エンディングではすすり泣きも聞こえたし、
多分、悪い映画ではないと思うんですが。

しかしながら、鉄コンの方がやっぱり良かったです。


マイケル・アリアスは映像的にもセンスのある監督さんだと思うので、
オリジナルもちょっと見てみたい気がしますね。


次回作、さらに期待です。

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