本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

雨と夢のあとに【舞台】

2007年09月05日 | 【映画】
月いちの東京MXTVの劇場中継番組にて。
またまたキャラメルボックスのお芝居を観ました。

「雨と夢のあとに」はテレビ朝日でも放送されていた、
柳美里さん原作のドラマ。

ドラマの脚本を担当したのが、
この劇団の作家さんなのです。

相方君いわく。
「ドラマと同じストーリーで無駄な個所を全部取り除いた感じ。」

あたしはほとんど見てなかったので、ほぼ初見。
舞台に興味がない相方が思わず見てしまう位、
そしてちょっと涙してしまう位、
いい話でした。

主人公役を、福田麻由子ちゃんという
子役女優さんが演じていたのだけど、
彼女がとても頑張っていて。
結果ちょっとセリフを怒鳴る感じにも聞こえてしまったけれど、
12歳で初舞台、それが大舞台となれば
大人でもかなりプレッシャーなはず。
彼女は度胸があるなぁと思いました。
将来が楽しみな女優さんです。

個人的には、
両親のくだりは、ドラマの方が泣けた。
(そこだけTVで見たので。)
若干、母親に無理がある・・・。
でも、全体的にはよく出来ていたし、
キャラメルボックス独特のファンタジー感を損なわずに、
キレイな人間ドラマになっていたと思う。


リクエストするならば。
エンディングテーマも一緒が良かったかも。

冒頭のダンスシーンで使ってしまうには
少々もったいない。
そのくらい、名曲。

音楽って演劇にもすごく大事なのだ。