ラン

ハギ:ハギの花の終わりは「花が零れる」と

ハギ(ヤマハギ)の代表的な明るい紅紫色の花が咲いていました。



Webから;ヤマハギの開花は7~9月。
花は直径1センチ程度の小さな蝶形。派手さのないところが昔から好まれる所以だが、花期は長く、満開がはっきりしないまま咲き続け、いつの間にか花が消える。古来からハギの花の終わりは「花が零れる」と表現する。

2021-07-12 マンションのヤマハギが満開
葉先の丸みを帯び花がいくらか小ぶりで全開です。
同じ仲間のミヤギノハギは、葉先のとがった花も大きめ。

2018-06-06 ヤマハギ
モリコロ、めだか池のユキヤナギ通りに「ハギ」(ヤマハギ)が咲いていました。

2015年09月11日 「萩」
草冠に秋と書いて「萩」、秋の七草の一つ、花はキレイであるが繁殖し過ぎて場所によっては萩刈も。(写真は、インターネットにてハギの花)
秋の七草:ハギ、ススキ、クズ、カワラナデシコ、オミナエシ 、フジバカマ、キキョウ
昔は、枝や葉は家畜の飼料や屋根ふきの材料に、葉を落とした枝を束ねて箒(ほうき)に、根を煎じて、めまいやのぼせの薬にするなど、人々の生活にも溶け込んでいたが、現在は、花を楽しむのが一般的で、場所によっては、葛同様に草刈りの対象ですね。
萩の由来は、地上部は一部を残して枯死するため、毎年新しい芽を出すことから「はえぎ(生え芽)」となり、しだいに「はぎ」に変化したと言われている。
「萩」の字は”秋”の”草(草かんむり)”なのでまさに秋の花だが、早いものは夏前から咲き出している。でもやはり秋の9月頃が見頃ですね。
秋のお彼岸に供えるのは、秋を代表する花の「萩」にちなんで「萩餅」→「御萩餅」→「御萩(おはぎ)」と呼ばれるようになったとか。それぞれには小豆(あずき)のあんこが入っている。萩の花をあずきの粒々で表現したとのこと。
あずきの粒は夏にできて、秋の「おはぎ」の頃にはまだ柔らかいために「おはぎ」は”つぶあん”にし、冬を越え春になった「ぼたもち」のときには、固くなった粒のままでは使えないので粒をつぶして”こしあん”にする、という習慣から、”つぶあん”と”こしあん”の区別ができたらしい。

コメント一覧

amtransuga1999
私魚人さんご指摘ありがとうございます。
インターネットからの1枚目のハギの花はアレチノヌスビトハギっぽいはその通りです。コピーミスです。失礼しました。早速削除しました。
こちらもいずれアレチノヌスビトハギばかりになってしまうのでしょうね。
私魚人
ヤマハギの群生、うらやましい話ですね。
私の暮らす地域では、北米原産の外来種アレチノヌスビトハギばかりになってしまってて・・・
ヤマハギもヌスビトハギもすっかり数を減らしてしまってます。
ちなみに、インターネットからの1枚目のハギの花はアレチノヌスビトハギっぽいような気もします。
amtransuga1999
romeo135bbさんコメントありがとうございます。
お赤飯ですか、羨ましいかぎりです。
子供の頃にお赤飯を炊いて食べたことを思い出しました。
自前の小豆で作れるのは格別の味いいですね。
romeo135bb
こんばんは。
粒あんとこしあん、二つの製法があるのには、こんな理由があったのですね。
近々、お赤飯を炊くついでに、あんこも炊いてみようと思います。
昨年の小豆ですが、手間のかからない粒あんを。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「秋の七草」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事