ニ幹(元三幹)の現在の姿。弱っているのに相変わらず三河流の強剪定をやっています。久し振りに見ましたが残念です。これだけ弱っていると三河流の強剪定は逆に見栄えが悪く逆効果になっていますね。

2023-08-17 松ぼっくり
数は少ないが松ぼっくりが。今年も元気な姿が見られました。頑張れ。

2022-05-08 雌花
残ったニ幹の弱々しいクロマツの雌花が新枝の先端にあざやかな紅色でしっかりと元気な姿を見せていた。しかしながら樹本体は大分弱ってきていて後何年持ってくれるかなと言った感じ。頑張れ。

2020-09-18 三幹から幹が一つ無くなってニ幹に
三幹から幹が一つ無くなっていた。昨年末にはほとんど枯れていて、春見たときは下から上まで全て枯れていました。先日見たらもとから切られていた。残ったニ幹も少し枯れ枝が、よく見たら穴の開いているところがあり、残念ながら手遅れと思われる。

2019-12-20 今日が仕事納め
気になっていたキクイムシ(下欄の松枯れ参照)による松の剪定が最後になりましたがなんとか終わりました。三幹のうち一幹はほとんど枯れて救いようがないです。木くずが出ているのでそこから追跡したところ暖かいためか幼虫が見つかりました。数ミリから一番大きいのが2センチ位。それと他のニ幹も少し枯れ枝がありましたが木くずが出ていないので薬害による影響と思われます。虫の通り道を削り癒合剤を塗り、穴の開いているところは別の人がマツノマダラカミキリ対策の薬剤注入をし処置をしたようなのであとは様子を視ていきます。
キクイムシは樹の弱っているところにきます。樹が弱る要因はいろいろ考えられますがここでは薬剤注入とクロマツの場合は三河流による強剪定が考えられます。四年前には何ともなかったのでその後始めたIMさんによる三河流強剪定が第一に考えられます。薬剤注入も弱らせる要因の一つになったと考えられる。

反対側から見るとこんな感じです。

2015年11月11日 剪定
このクロマツは、模様木の三幹で、どの角度から見ても味わい深い。
ここでは、年に一度、もみ上げ(葉むしり)と整枝を11、12月にかけて行います。自然流で軽く行います。12月末までに終わらせて、美しい姿で正月を迎えます。
別名はオマツ(雄松)。

盆栽用語集より。
盆栽樹形のひとつで、一本の木の根元から3本の幹が立上っているもの。幹が2本のものを双幹、5本以上のものを株立ちという。奇数のものが好まれ、2本以外の偶数のものは嫌われる。
角度を変えて撮りました。

剪定前の状況です。

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