はるか昔のこと、恩師のお宅にお邪魔した際、「君は絵を描くそうだから」とアブサンを飲ませていただきました。色も味も灰汁のような印象を受けました。原料であるニガヨモギのものなのか、ほのかな青臭さとざらざらしたのどごしで、あまり旨いものだとは思いませんでした。ロートレックやゴッホが、なぜ愛飲したのか理解できませんでした。彼らは、中毒になっていたいたわけですから、旨いとかマズイという感覚ではなかったのでしょうが。
アブサンは中毒になるということで、長い間、発売が禁止されていたそうですね。確か恩師もそんなことをおっしゃっていたように思います。私は貴重なお酒を飲ませていただいたことになります。現在は、また売られているのでしょうか。手にはいるのであれば、もう一度、味わって、ロートレックやゴッホを偲んでみたいと思います。本当は、彼の地へ行って飲むのが一番よいのでしょうが、あの飛行機の長い時間を思い浮かべると、二の足を踏んでしまいます。そして、一人ではなあ、と思うともう駄目ですね。
アブサンから、カストリを想像するのは私だけでしょうか。カストリとは、密造焼酎のことで、酒の粕を絞りとった怪しい酒。終戦後に流行したもののようです。メチルアルコールなどが入っていて、健康を損ねる人も多かった由。そのあたりが中毒性のあるアブサンとの類似点でしょうか。坂口安吾の家にはドラム缶で買ってあったと言います。私は飲んだことがないので、いつか舐めてみたいと思います。飲む勇気はちょっとありません。
アブサンは中毒になるということで、長い間、発売が禁止されていたそうですね。確か恩師もそんなことをおっしゃっていたように思います。私は貴重なお酒を飲ませていただいたことになります。現在は、また売られているのでしょうか。手にはいるのであれば、もう一度、味わって、ロートレックやゴッホを偲んでみたいと思います。本当は、彼の地へ行って飲むのが一番よいのでしょうが、あの飛行機の長い時間を思い浮かべると、二の足を踏んでしまいます。そして、一人ではなあ、と思うともう駄目ですね。
アブサンから、カストリを想像するのは私だけでしょうか。カストリとは、密造焼酎のことで、酒の粕を絞りとった怪しい酒。終戦後に流行したもののようです。メチルアルコールなどが入っていて、健康を損ねる人も多かった由。そのあたりが中毒性のあるアブサンとの類似点でしょうか。坂口安吾の家にはドラム缶で買ってあったと言います。私は飲んだことがないので、いつか舐めてみたいと思います。飲む勇気はちょっとありません。
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