今年度も終わりですが、冬のような寒さが戻って、調子が狂っています。
日曜日、草津から帰った足で上野へ繰り出し、花見をしました。寒いのは草津だけだったのだろうという思いこみでした。でも、東京も寒かったのですね。午後4時だというのに、ありったけの服を着込み、途中は傘までさしての花見でした。まさに酔狂です。
ところが、大学生と思われる若者を中心に、花見客はかなりいました。桜の花も寒さのせいで5分咲きといった感じだったでしょうか。今年は、遅いなあということが実感されました。
若さを羨ましいと思いました。皆、世俗の憂いもなく見えたからです。私にも、あんな頃はあった。真剣に悩んでいるようでしたが、その内容は今にして思えば取るに足りないものでした。
花見で冷えた体を、アメ横の居酒屋で温め、帰路につきました。
今日は、定年退職される方と、窓から桜を眺めつつ、お別れをしました。私だって、そう遠くない将来、同じ立場になるのです。そのとき、最後の日を自分はどのような気持ちで迎えるのだろうかと思うと、辛い気がしました。誰にも送られず、職場を後にする自分が見えるようでした。
桜というのも、だんだんと辛い花になっていくようです。どういうふうに言ったとしても、歳を重ねるとは、そう言うことなのですね。
日曜日、草津から帰った足で上野へ繰り出し、花見をしました。寒いのは草津だけだったのだろうという思いこみでした。でも、東京も寒かったのですね。午後4時だというのに、ありったけの服を着込み、途中は傘までさしての花見でした。まさに酔狂です。
ところが、大学生と思われる若者を中心に、花見客はかなりいました。桜の花も寒さのせいで5分咲きといった感じだったでしょうか。今年は、遅いなあということが実感されました。
若さを羨ましいと思いました。皆、世俗の憂いもなく見えたからです。私にも、あんな頃はあった。真剣に悩んでいるようでしたが、その内容は今にして思えば取るに足りないものでした。
花見で冷えた体を、アメ横の居酒屋で温め、帰路につきました。
今日は、定年退職される方と、窓から桜を眺めつつ、お別れをしました。私だって、そう遠くない将来、同じ立場になるのです。そのとき、最後の日を自分はどのような気持ちで迎えるのだろうかと思うと、辛い気がしました。誰にも送られず、職場を後にする自分が見えるようでした。
桜というのも、だんだんと辛い花になっていくようです。どういうふうに言ったとしても、歳を重ねるとは、そう言うことなのですね。