初めて大きなキャンバスに向かって描いた絵が今回の作品です。私の絵の中では最大のF60号となります。1300×970mmという大作です。
モチーフは持っている人形のほとんどを並べました。それまでは一体一体、単独で、習作的に描いていました。それはそれで楽しかったですが、ここでは、その集大成のつもりで、群像として描きました。背景は最後まで悩みました。結局、三美神のつもりで、三人の女性を描きました。若さや童心を失う悲しみのようなものを表現したいとも思いました。
私としては渾身の一作です。既にアップしている秩父の絵は50号でしたが、人形の質感や色の冴えでは、こちらの方がよいと思います。制作時間は前者の方がはるかに長いでしょう。しかし、一度でうまくいくこともあれば、何度なおしてもうまくいかないこともあり、時間が問題ではないとは思います。
実は、この延長線上の作品として、悲願とも言うべきF100号を描き始めました。しかし。それは頓挫したまま放置されています。油絵を描く人の1つの目標が100号の制作でしょう。それに挑戦したわけですが、やはり挫折してしまいました。途中までは、比較的簡単に描けたのです。あと2~3ヶ月あれば描けていたでしょう。完成を阻んだのは時間でした。仕事が忙しくなり、筆を執れないうちに、やがて気力も萎えてしまいました。もう、あの絵を完成させることはできないでしょう。そういう意味でも、この絵が私の作品中最大の絵になると思います。
モチーフは持っている人形のほとんどを並べました。それまでは一体一体、単独で、習作的に描いていました。それはそれで楽しかったですが、ここでは、その集大成のつもりで、群像として描きました。背景は最後まで悩みました。結局、三美神のつもりで、三人の女性を描きました。若さや童心を失う悲しみのようなものを表現したいとも思いました。
私としては渾身の一作です。既にアップしている秩父の絵は50号でしたが、人形の質感や色の冴えでは、こちらの方がよいと思います。制作時間は前者の方がはるかに長いでしょう。しかし、一度でうまくいくこともあれば、何度なおしてもうまくいかないこともあり、時間が問題ではないとは思います。
実は、この延長線上の作品として、悲願とも言うべきF100号を描き始めました。しかし。それは頓挫したまま放置されています。油絵を描く人の1つの目標が100号の制作でしょう。それに挑戦したわけですが、やはり挫折してしまいました。途中までは、比較的簡単に描けたのです。あと2~3ヶ月あれば描けていたでしょう。完成を阻んだのは時間でした。仕事が忙しくなり、筆を執れないうちに、やがて気力も萎えてしまいました。もう、あの絵を完成させることはできないでしょう。そういう意味でも、この絵が私の作品中最大の絵になると思います。